オレたちの初護衛任務!盗賊に襲われちゃったよ!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
弟のノエル、近所に越して来たセーラがC級冒険者に成ったことを祝って、
レオンは3人で冒険者パーティー "ルミナス・トリニティー"を結成。
そして初仕事として、護衛依頼を受注します。
街の鍛冶屋を護衛しながら、近くの町までやって来ますが、
どうやら、その馬車を待ち伏せしている者達がいたようです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そして・・・
ハンスさんの馬車が、その人間の集団に近づいていくと、
彼らは木の陰から、ゾロゾロと道に出てくることに。
帽子をかぶり、口元を布で覆い隠している。
如何にも・・・って感じな集団だったんだ。
「おい、オマエらっ、か、金目のモノを出せ。
さもないと・・・命の保証は・・・無いと思え」
そんなことを言ってくる。
オレの見る感じだと、かなり若い集団のように見える。
10代半ばから後半?そんな感じだよなぁ。
それに、オレ達を脅そうとしている割に、彼らのほうが、ビビっているように見える。
もしかして、召喚獣のウルフが怖いのかな?
「レ、レオン・・・大丈夫・・だよね?」
心配そうな顔で、ハンスさんがオレに聞いてくる。
ここは護衛の依頼者を安心させておかないと!
「はい、相手は一番強くてE級レベル。全然平気ですよ」
「た、頼むね」
「わかりました!」
「ハンスさん、大船に乗った気でいてよ!」
オレ、そしてセーラも、ハンスさんにそう答えていく。
ノエルは、オレの強気な返事を聞いて、嬉しそうに、うんうん頷いていた。
そして、オレは一歩前に進み出て、彼らに告げていく。
「この馬車を狙う盗賊たち、君たちは知っているか?
盗賊は、「即処刑してOK」という、この王国の決まりを!?
まだ、若い集団のように見えるが、命を大切にしたほうが良いぞ!
もし、これ以上、一歩でも この馬車に近づいたら、
オレ達C級冒険者 "ルミナス・トリニティー"と、
そして、オレのこの召喚獣 "フォレスト・ウルフ"が許しておかない!
それにオレは、召喚獣を、まだまだ出せるんだ!
見てみろ!フォレスト・ベア!」
強気で押していくオレ。
更にベアを召喚して脅しをかけていく。
こういった場合、少しでも引いたら負けだ。
「おっ、俺達が若いだとっ! お前なんかガキじゃないかぁ!
それに俺達は・・・。
悪いが、馬車の中の物、全てを頂かせて貰うぞ!
そっちこそ、歯向かえば・・・い、命が無いものと思え!」
盗賊団の、多分リーダー格っぽい人が言う。
ハッキリ言って、ウルフとベアにかなりビビってるのが分かるんだ。
"それに俺達は・・・" リーダーが言いかけた、その言葉の続きが気になったけど、
まあ、今はそれは置いておこう。
それにしても、この集団、若い上に、かなり素人っぽい。
12人も居て、オレ達の馬車の前に、雁首並べて出て来た割りに、
全員、そこに突っ立っているだけ。
普通なら、12人で馬車の周囲を取り囲むものじゃないかな?
異世界転生アニメなんか見てると、
そのほうが断然、緊張感も出て、盛り上がるし、
オレ的にも、絶対おススメなんだけど。
「引く気はないようだな。
じゃあ、こちらから行かせて貰うよっ!
エリア・パラライズッ!」
何となく、訳アリな雰囲気が漂う、この盗賊集団。
いきなり召喚獣でマジ攻撃したら、一瞬で全滅しかねない。
ノエルとセーラに任せても、そうなっちゃいそう。
なので、オレが先制して、彼らの動きを封じることにしたんだ。
「わっ!なんだこれ・・・う、動けねぇ・・・」
「兄貴・・・・助けて。。」
「イヤだ、俺・・・死にたくない・・・」
オレの発したパラライズで、あっと言う間に12人全員が麻痺していく。
そして、痺れて動けない自分の体に絶望していく彼ら・・・
「じゃあレオン、この盗賊たち、全員、首を刎ねて良いんだよね?」
痺れた体を支えきれず、跪き、横たわっていく盗賊の姿を見下ろしながら、
セーラが、物凄く怖いことを言ってくる。
「じゃあ、ボクは、左から首を落として行くから、セーラは右からね!」
ノエルまで、そんなことを・・・
君たちって、こんなに怖い子だったっけ??
人を殺めたことのない人って、こういう場面で躊躇するのが定番なんだけど・・・
「ゆ・・・ゆるして・・・おねがい・・・」
「ごめん・・・なさい・・・・もう・・・しない」
「たすけて・・・僕・・・死にたくない・・・」
痺れて動けない彼らは、セーラとノエルの言葉に怯え、
命乞いを始めて行ったんだ。
「何言ってんの?アンタら!
レオンが最初に、盗賊は"即処刑OK"って言ったでしょ?
それを無視して、掛かってきたのはアンタたちよ!」
更に容赦ないセーラの言葉に・・・
「ごめんな・・・さい」
「俺達が・・・悪かった・・・ゆるして・・・・おねがい」
そんな感じで、彼らは泣いて許しを請うばかりだったんだ。
「レオン、どうする?」
セーラも、やや呆れと同情の入り混じった表情で聞いてくる。
セーラはもちろん、ノエルも、最初から、彼らを殺めるつもりはなく、
お灸をすえる為、あんなことを言ったみたい。
意外と役者だよな、この子達(笑)
そしてオレは、痺れて動けないリーダー格の男の前に移動し、
地面に這いつくばっている彼の目の前で中腰になっていく。
「もう、こんな事をしないと誓えば、許してやってもいいけど」
オレがそう言うと、彼らは「もうしない」と誓った。
なので、キュアの魔法で彼らを麻痺から回復させていったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオン・ノエル・セーラが護衛する鍛冶屋の馬車の前に現れた若者たち。
彼らは盗賊を名乗っている様ですが、あまり手慣れた感じは無さそうでしたね。
しかも、レオンのパラライズであっと言う間に無力化。
そんな状況に命乞いまでする始末・・・
これでは、命がいくつあっても足りそうにありませんね。
そんな彼らの事情は、今後、明らかになっていく予定です。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、
画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、
執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!
それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




