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新しい市長がやって来た!そしてオレは市長の特別アドバイザーになったよ!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


グリーン・ウッドの町は新ダンジョン発見と共に、

急速に発展していき、遂に市制に移行することになりました。

そしてレオンは、新たにやって来た市長と初めて面会することに・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

そして、その翌月、オレは13歳になり、市長の特別アドバイザーに就任した。

そう、グリーン・ウッドの町は、"深緑都市グリーン・ウッド" となったんだ。

略して "グリーン・ウッド市"とも。

"深緑"は、みんなも知っている通り、新ダンジョン「深緑の迷宮」から頂いたものだ。



「私が今日から、この "深緑都市グリーン・ウッド"の市長となります、

セシル・ハミルトンです。

今後、この街の発展のために尽力していきたいと思いますので、

是非、皆さんのお力を貸していただければと思います。

それでは、よろしくお願いします!」


パチパチパチパチ・・・


市の中心部にある広場では、

領主アウレリア・シルヴェイン子爵と共にやって来た

新市長 セシル・ハミルトンさんが、市長就任の挨拶を行っていた。


このセシル・ハミルトンさんは、貴族出身では無いらしいけど、

王都の大学を優秀な成績で卒業した、とても有能な人物のようだ。


まあ、オレとしては、貴族はイマイチ苦手なので、

そういう人の方が助かるけどね。


現在38歳の女性で、こちらの世界では珍しく、現在も独身とのこと。

薄い青色のロングヘアが特徴の美人さん。

金縁の眼鏡をかけて、一見すると、如何にも硬い感じの才女という風に見えるんだけど、

さっき、オレと初めて対面したときは、とっても優しそうな笑顔を見せてくれたんだ。


因みに、彼女の金縁の眼鏡は、どうも領主様の真似なんだそうだ(笑)

セシルさんは、かなり領主様を尊敬しているみたい。


そして更に、このセシルさんの秘書のメイ・ベルさんという

21歳の女性も一緒にやって来たんだけど、

そんな彼女が、オレと初対面したとき、


「うわぁ、レオン君って、こんなにカワイイ子なのね!」


なんて叫びながら、オレのことを抱きしめて、

頬ずりしてくるぐらいフレンドリー?だったんだよね。


オレ、ややドン引き気味ではあったんだけど、

まあ、それでも何となく、この人達とは、上手くやって行けそうな気がしたんだ。




一ヶ月前に出来上がった町長邸。

残念ながら、コリンズ前町長さんは、僅かな期間滞在しただけで退去。

この方は、元々、雑貨店を営んでいた人らしいので、そちらの仕事に戻るそうだ。


そして、新市長邸に格上げとなった、その建物に、

セシルさんや秘書のメイさんが住み、ここが今後、市庁舎代わりとなっていく。


オレも今後、頻繁に訪れる場所になりそうだ。



「レオン君、私は、この街について分からない事だらけなので、

今後、アナタには色々とお世話になると思うけど、よろしくね」


「はい、ハミルトン市長、オレの方こそよろしくお願いします!」


「あら、やぁ~ね、ハミルトン市長って呼び方、ちょっと固すぎるわ~。

セシル・・・って呼んでほしいわ」


「あはは、じゃあ、セシルさん・・・・・で良いですか?」

「セシル・・・だけでもいいけど、それでもいいわ」


ということで、オレ達は、"レオン君" "セシルさん"と呼び合う事になった。


「それで、メイ(秘書の名前)、アナタはそこで、一体何をやっているの?」

「はい、特別アドバイザーと親密になるための、スキンシップで~す!」


そう・・・・

対面に設置されたソファの向いにセシルさんが座っていて、今、打合せ中なんだけれど、

オレの右隣に、なぜか秘書のメイ・ベルさんが座り、そのままオレにベッタリと・・・


「アナタ、特別アドバイザーのレオン君に失礼でしょ?」

「え~っ! だって、レオン君、すっごく可愛いんですもの~」


そう言うと、メイさんは更にオレのことをギュッと・・・


「レオン君、もし今後、この子が、アナタに失礼な事をしたら、

得意の魔法をかけちゃって、構わないですからね?」


「えーーっ!セシルさん、ひどぉいぃ~!」


「じゃあ、パラライズで麻痺させておきますよ♡」

「えーーっ!レオン君まで~っ!」


ハハハハハッ!


優秀な人達・・・と聞いていたので、少し硬いイメージの先入観を持っていたんだけど、

凄く付き合いやすい人達だった(笑)



そして、その日の午後は、このセシルさん、メイさん、

更に朝から打合せで忙しそうな領主様を連れて、街を視察することになった。


「ここの道路の街灯は、レオン君が開発したって聞いたけどホント?」

セシルさんが物珍しそうに、道の脇に設置されたそれを眺めながら質問してくる。


「街灯の光る部分は電球といって、ミスリルの細い針金を巻いて、

そこへ雷属性の魔石から得た魔力を流して光らせてます」


「そんな技術、昔、大学では習わなかったわ。

それに、領都どころか、王都でも、街灯は未だに火を使っているのよ。

一体どうやったら、そんな発想が出来るのかしら?」


「ははは、色々、試してみた結果ですよ~」


まさか、前世からの流用です・・・・・とは言えない。

ここは誤魔化すしかない。

ごめん、セシルさん。


「レオンの発想力と、それを実現させるための熱心さは、ホントに素晴らしいな。

この街灯は、すぐにでも領都シルヴァにも取り入れてみたい」


領主様も感心しながら、そんなことを。


「作り方は簡単なので、直ぐに出来ると思いますよ、領主様」


「そうか、それは有難い。

で、なあ?レオン。

その"領主様"って言うのは、そろそろ止めてくれないか?

何か、堅苦しいというか、余所余所しいと言うか・・・」


「えっ・・・・じゃあ、アウレリア様?・・とか?」

「アウレリアで良い」


「ええと・・・・じゃあ、アウレリアさん・・・で良いですか?」

「まあ、それで構わんさ」


という事で、オレは領主様のことを、"アウレリアさん"と呼ぶことになった。



「こちらが冒険者のために切り開いた街の西側の地区になります」

「レオン君が魔法で森を切り開いた場所ね?」


そんな感じで、みんなで街を視察して行ったんだけど、

オレ達の姿を見かけた街の人や冒険者からは・・・


「領主様、市長さん、こんにちは!」

って、挨拶をして来るのは良いんだけど・・・


「レオン、予告もなくデッカイ召喚獣を呼んで、また、みんなを驚かすんじゃないぞ!」


「レオン、お前 この間、ウルフの召喚獣呼んで、森を突っ走ってたろう?

みんな腰を抜かして驚いてたぞ!」


「レオン君!この間、ノエルのバカが私のスカートの中を覗いたのよ!

あとで、叱っておいてちょうだい!」


「レオン、もう魔法でイタズラするんじゃないぞ!」


なんて・・・・

道行く人達から、散々な言われようだったんだ・・・


「レオン、お前、なかなか街中の人気者のようだな!」

アウレリアさんからは、そんな風に揶揄(からか)われてしまう始末。。


オレ、ホントはとっても良い子なのに、どうもみんなに理解して貰えてないみたい。。

やっぱ、街の近くで召喚獣を呼ぶのは、なるべくやめた方が良いのかも・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


この日より"深緑都市グリーン・ウッド"となったレオンの住む街。

新たな市長・セシルさんもやって来て、今後、この街は賑やかになっていきそうです。

そしてレオンは前世の知識を活かし、

この街の発展に大きく貢献していくことになります。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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