表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

80/161

父さんと母さんを発見!重傷の彼らを助けていくよ!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


新ダンジョンの地下41階層で行方不明となったレオンの両親。

それを知ったレオンは、仲間の冒険者の案内で捜索に向かいます。

途中、大滝に阻まれ捜索は難航しますが、何とか両親を発見!

彼らに回復魔法を掛けて行くことに・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

ヒーラー精霊の両の掌が、彼女の腕から上体へ向けられていき、

そこから、とても明るく、そして柔らかい光が放たれている。

そして、母さんの全身までもが、その光に包み込まれていったんだ。


そんな中、彼女のステータスを見ていると・・・


「良かった、HPが回復してく・・・」


HPが回復するということは、生きている証拠。

これなら大丈夫!


因みに、ヒールによるMP回復は、ほんの僅かだけだそうだ。

以前、じいちゃんからも、ヒール系によるMPの回復量は少ないって教わったんだよね。



「レオン、どうだ?」


瀕死だった母さんの様子を、ヴィクターさんが心配そうに覗いている。


「これで大丈夫だと思います」

「おぉ、そうか!」


そうなると・・・

「ステラさん、父さんのほうは!?」


「ええ、結構危なかったけど、もう大丈夫よ。

多分、あそこに転がっている、毒蛇にやられたのね」


「よかった・・・」



オレは、ステラさんのその言葉を聞いて、

体から力が抜けて、その場にストンと座り込んでしまったんだ。


だって・・・

前世でも、転生してからも、こんな事って初めてだったから・・・


「暗くて分かり辛いが、洞窟の奥に、何か転がってないか?」

「えっ・・・」


取り敢えず、これで父さんと母さんは、じきに目覚めるだろう。

そうなると・・・・


「ライト!」

魔法を唱えると、オレの前に光の球体が現れてくる。


「あれは・・・ミノタウロスか」

「カリンは、あれに襲われたのかもしれないわね」


「そうですね、ステラさん。

もしカリンが万全であれば、

こんな牛野郎に後れを取ることなんか無いはずなのに・・・」


そう・・・フル・ヒールで回復したとき、母さんのMPは、ほぼ空っぽだった。

もう、戦う力が残っていなかったのかもしれない。


「そうだ、MPも回復しておかないと・・・」


オレは眠っている母さんの両手を握っていく。

そして・・・

「魔力譲渡!」


以前、じいちゃんから教わった魔法。

オレのMPを、相手に流し込んで行く効果があるんだ。


通常、母さんほどのMP量を持つ人に、

満タンになるまで渡せる人って、あまり居ないんだけど・・・

オレは問題ない(笑)


そして・・・

彼女のステータス画面を見ながら、譲渡するMPが溢れないように

チェックしながら進めて行った。


「よし、これでOK!」

「レオン、お前はそんなことまで出来るんだな?」


「これは、以前、じいちゃんから教わったんですよ」


これ以上、オレを人外扱いさせないため、

一応、弁明してみる。。




「・・・ん・・・んん・・・・」

「グレイ、目覚めたか?・・・体は大丈夫か?」


「・・・ヴィクター・・・ステラ・・・・それにレオンも?」

「父さん、どこか痛い所は無い?」


「あぁ、大丈夫だ・・・

って!カリンは!?」


意識がハッキリしてきた父さんは、突然、ガバッと起き上がり、

そして、そう叫んだんだ。


「カリンも大丈夫。レオンが完璧に治してくれた」

「そ・・・そうか・・・よかったぁ・・・」


正直、こんな様子の父さんを見るのは初めてだった。

それだけ、母さんのことを大切にしている・・・って事だよね。


「レオン、わざわざ地下41階層まで来てくれたんだな?」

「もちろん!父さんと母さんに何かあったら、地下100階層でも飛んでいくよ!」


ハハハハハッ!


「でもな、地下41階層ですらこれだ。

地下100階層なんて・・・・まあ、そもそも、ここって何階層まであるか

分かんねぇーけどな」


「たしかに、そうだね」



「ん・・・んん・・・・・」

「お、カリンもお目覚めの様だぞ?」


こうやって、父さんと母さんは無事に目を覚ましていった。

これでオレも、すっかり肩の荷が下りた感じだ。


母さんを助けたのがオレだと分かり、母さんはオレをギュッと抱きしめ、

そのまま暫らく離さなかった。


でも、オレが赤ん坊の時、森で拾ったオレを、ここまで育ててくれた2人。

こんな程度では、まだまだ恩を返しきれていないと、オレは思っていた。




「で!俺達は、いつまで外で待っていればいいんだぁ~!?」


当然、タンポポの4人も、父さんと母さんのことが心配だったと思うけど、

ずっと入口の外で魔物が近づいてこないか、待機して見張ってくれていた。


でも、洞窟の中の5人は、それをすっかり忘れてしまっていたんだよね(苦笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


地下41階層で大滝に阻まれる中、ワイバーンと召喚契約を行い、

何とか両親を発見したレオン達。

直ぐに回復魔法を唱えて、両親は完全に回復に向かったようです。

本当に良かったですね。

そして、その両親が倒れていた洞窟の奥には・・・


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ