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今度は森にサラマンダー発生!?町は大パニック!そしてオレは・・・

はじめまして! 蒼河遥(あおかわ はるか)と申します。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


レオン・ウォーカー7歳、今日も元気に剣の稽古中!・・・でしたが、

ある日、町の警鐘が鳴り響き、ディープ・フォレストの森にB級モンスターが発生!

両親不在の中、じいちゃんとギルド長が討伐に向かいます。

そんな中、町では新たな警鐘が鳴り響き・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様に楽しんでいただければ幸いです。

それでは、この物語をどうぞお楽しみください!

"カンカンカン!カンカンカン!"


「えっ?」


再び、町の中心のほうからの警報音。

どうした? 一体何が・・・・?


「兄ちゃん、アレって何の音?」

「う~ん、オレも分かんない」


ミノタウロスならば、じいちゃん達が討伐中だし。

他の魔物でも出たんだろうか・・・・


「ノエル、2階に行って、2階の窓から様子を見てみようか?」

「うん、行こう!」


階段を上って、オレ達の部屋がある2階へ移動していく。


そして、窓を開けて町の方を見てみると、その中心部に人が集まっているように思える。

ただ、何が起きているのかは、判断がつかない。


更に・・・・

反対側の窓から、森の方を眺めてみると・・・


「兄ちゃん、アレって・・・」

「なんだろうな・・・」


森に入って100メートル程にある木々が揺れている。

因みに、ウチから森までは100メートルほど。

木々が揺れている場所からは200メートル?

結構近い。


もしかしたら・・・・

ミノタウロスが、こちらに近づいている?


じいちゃん達が撃ち漏らしたんだろうか。

でも、索敵スキルを持っている彼が、そんなミスをするとは思えない。


オレは索敵のスキルが無いので、

残念ながら、今の状況を正確に判断することができなかったんだ。


ここは一旦、町の中心に避難した方が良いかも・・・・

ノエルの顔を見ながら、オレはそんな事を考えていた。

やっぱり、ノエルを危険に晒したくないし。



「ノエル、ここは危険かもしれない。

一度、町の中心部に避難しよう。」


「えぇ~っ!

 ボク達で倒そうよ~!」


まだ、どんな危険が迫ってきているのかも分からないのに、

ノエルはモンスターの接近と決めつけているようだ。


「ダメダメ。

とにかく、魔物に襲われても大丈夫なように、装備だけはキチンとしていこう」


「わかったよぉ~」


ちょっと悔しそうな表情で弟が答える。

とは言え、彼は迅速に準備を始めて行ったんだ。


オレもサッサと仕度を終えると、もう一度、窓から森の方を眺めてみる。

木々の揺れが、森の一番手前まで迫ってるのが分かる。

もう、余り時間は無さそうだ。


ノエルの手を引いて1階に降り、外に出て、近所に大声で状況を伝えてみる。

でも、どうやらみんな、既に避難済みのようだ。

よかった。


そして、オレとノエルが町の中心へ移動し始めると、

森の中から、大きな魔物が出てくるのが見えてくる。


小走りに移動しながら、振り返って、そちらの方を眺めると、

それは、とても大きなトカゲのように見えたんだ。


四足歩行。

ミノタウロスじゃない・・・

一体、何だろう、あれ。


オレ達からの距離は100数十メートルくらい。

ただ、ヤツの脚は決して速くない。


とにかく、オレとノエルは町の中心へ急いだんだ。


塀・・・・

というか、柵に囲まれた町の中心部は、人が溢れていた。


「一体、何が起きたんだ!」

「魔物が出たのか?」


状況を正確に知る人は、殆ど居ないようだ。

ただ、そこへ・・・・・


「皆さん、お静かに!状況を説明します!

現在、ディープ・フォレストの中で、ミノタウロス3体が確認され、

ギルド長とデューク殿、そして"銀色のタンポポ"の4人が対応中です。

ですが、それとは別に、新たなモンスターが出現し、町に迫っています。

そのモンスターは、恐らくB級のフォレスト・サラマンダー。

体長5~6メートルの大きなトカゲです。」


「なんだって・・・」


以前、顔を見かけたことのある、副ギルド長・エドモンドさんが

集まった群衆に状況を伝えると、周囲に動揺が走っていく。


恐らく、ここにいる殆どの人は、戦闘経験がないはず。



「皆さんにお願いです!

B級モンスター相手に、戦える人を探しています!

残念ながら、現在、冒険者は全て出払っており、戦える人がいません。

どなたか、お願いできないでしょうか!?」


たしか、副ギルド長は事務系の人で、元々、冒険者では無かったはず。

ギルド長のガリックさんとは違い、やや細身の中背で、

黒髪をサラリーマン風にキッチリセットした、如何にも文官タイプの人なんだ。


そんな事もあって、ギルド長や"銀色のタンポポ"、そしてじいちゃんが不在の中、

戦える人が、1人でも多く欲しいのは確かだろう。


「というか、戦えない人は、どこに逃げたらいいんだ!?」

「モンスターは、もうすぐそこに迫っているんでしょう!?」


やはり、ここに居る人達は、逃げることしか頭にない。

けど、それは仕方のない事だよね。

だって、B級モンスターなんて、普通、すっごく怖いもん。


「戦えない方は、東のルミナ湖方面か、もしくは南の街道へ逃げてください。

決して、森のある西や北の方角には近づかないで!」


副ギルド長が叫ぶと、群衆は一斉に移動を始めた。


その時、チラリと森の方を見ると、そのフォレスト・サラマンダーらしき影が、

オレ達の家の、3軒ほど先の家を壊しているのが分かった。


オレん家、大丈夫かな・・・・



結局・・・・・

その場に残って戦おうという人は、1人も居なかった。

副ギルド長以外は、オレとノエルだけ。


「キミは、ウォーカーさんのところの?」

「レオンと、弟のノエルです。

エドモンドさん、フォレスト・サラマンダーって、どんなモンスターですか?」


「それを知って、どうしようというのかい?」

「オレ、倒してきますよ?」


「え?」


「ただ・・・・・弟のノエルを預かってほしいんです。」

「えぇ~、兄ちゃん、ボクも一緒にいく~!」


「ノエル、ダメだ。

父さんと母さんに、良い子にしているように言われているだろう?」


「けどぉ、それは兄ちゃんも~」


「オレは、"ノエルの事を頼む"・・・・・そうとも言われてるから」


「ずるぅ~い~!」


「エドモンドさん、お願いできますか?」

「いや・・・・しかし・・・」


「大丈夫です。オレ、強いから!」


「でも・・・・デューク殿やグレイ殿、それにカリン殿に

私が物凄く怒られてしまう・・・」


「大丈夫ですって!あんなトカゲ、サクッと殺ってきちゃいますから!」


エドモンドさんの不安を解くため、オレは

"あんな魔物大したことない!" アピールをしてみた。

すると・・・


「・・・・・・・・・フォレスト・サラマンダーは、硬い鱗に覆われていて、

生半可な剣では弾かれてしまう。それに、口から炎を吐くから、とても危険なんだ」


「わかりました! じゃあ、弟のノエルをお願いします!」

「あっ、レオンくん!」


そういって、ノエルをエドモンドさんに預けると、

オレは、サラマンダーの方へ走って行ったんだ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


町に2度目の警鐘が鳴り響き、町民は大パニック!

そんな中、主人公レオンは意外と冷静なようです。

さて、次回以降、どの様な展開になっていくのでしょうか?


今後の展開にも、是非ご期待ください。

もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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