ノエル、セーラと3人でのんびりダンジョン探索も、異常事態発生!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
弟のノエルが12歳になって、ついに冒険者登録が完了!
早速レオンは、セーラを含めて3人で新ダンジョン探索に向かいます。
そして彼らは、のんびりとダンジョンの自然を楽しんで行くのですが、
地上に戻ると・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
大草原で1時間くらい遊んだ後、昼ごはんを食べることに。
そんなピクニック気分のお昼休みに、3人で和やかに話をしていると・・・
「兄ちゃん、オレ、地下20階層のボスを倒したい!」
「あ、それ私も!もう一度、トレントとやって、宝箱がほしい!」
「いいけど、宝箱のアイテム、どっちが貰うかで、喧嘩しちゃダメだよ?」
マジで、そんな事態が想像できてしまうので怖い(苦笑)
やる前に、キチンと話を詰めておかないと。
「じゃあ、こうしよう!アイテムを見て、まずそれに対して適正の高い人が優先。
そうじゃなければジャンケン!」
「それでいいよ~!」
「じゃあ、その適正については、オレがアイテムを鑑定して決めるよ?
いいね?後で文句言わないでよ?」
「わかった」
「わかったわ」
ということで、話しは付いた。
オレ達は昼食を終えると、更にダンジョンの先を急いだんだ。
地下19階層の"瘴気の森"を越え、20階層の"巨大樹の森"も越えて、
地下20階層の一番奥にある、大きな扉の前に辿り着く。
「デッカイとびら~!」
ノエルが、物珍しそうな声を上げて行ったんだ。
そして、簡単な作戦会議。
「中に入って少しすると、背後の扉が閉まって、3体のマッド・トレントがポップするんだ。
ただ、元々、部屋の周囲には木が沢山生えていて、
トレントの見分けが付きづらいので、それには注意ね。
けど、良く見れば、違いは分かるから」
「うん、OK」
「私は一度戦っているから、分かってるわ」
「トレントは左のやや手前、正面奥、右のやや手前にポップするので、
まずオレが3体を魔法で麻痺させるね。
そしたら、右はセーラ、左はノエル、奥はオレが攻撃。
3体を殆ど同時に倒さないとダメなので、
3体のHPはオレがチェックしながら、最後のトドメの合図もオレが出すから」
「わかった、任せておいて!」
「うん、ボクもOK」
ということで、作戦の伝達が完了。
もちろん、オレ一人で倒せちゃう相手だけど、
ノエルとセーラの経験という意味もあるんだ。
準備が出来たので、3人で部屋の中へ進んで行く。
まずオレは、全員に強化魔法を掛けて、事前準備をする。
部屋の中央まで来ると、背後の扉が閉じて行き、
そして戦闘が始まった!
「エリア・パラライズ!」
オレが魔法を唱えると、3体のトレントが身動きできなくなっていく。
まあC級のマッド・トレントだと、当面、このままの状態だろう。
そして3体のステータスを開きながら、攻撃を開始していく。
ノエルとセーラが、左右のトレントを叩き、オレが中央奥を。
けど、オレがそれを攻撃すると、一撃で死んでしまうので、ちょっと待ち状態。
ただ、2人の攻撃も、C級トレントにはサクサク入り、
まず、ノエル側のトレントが絶命寸前に。
「ノエル、ストップ!」
「うん!」
そしてセーラ側を待つ。
でも、直ぐにセーラ側のトレントも絶命寸前になっていく。
「ノエル、攻撃再開!」
「OK」
そして・・・
左右の2体が倒れた瞬間、オレも正面奥のトレントに剣を叩き込んだんだ。
「3体撃破!」
「おつかれ~!」
「お疲れさま~」
あっけなくボス戦終了。
ノエルとセーラの2人は、メキメキと力を付けてきているのが分かるんだ。
でも、彼らは、そんな事なんてどうでもよく、
そのお目当ては・・・
『た・か・ら・ば・こ~!』
部屋の奥にポップしたそれを見て、2人は喜び勇んで走って行ったんだ。
「私が開けるー!」
「いや、ボクが開けるんだっ!」
くだらない事でいがみ合う二人。。
「じゃあ、2人で開ければいいじゃないか」
少し呆れ気味に提案するオレ。
「そうしようか?」
「うん!」
この2人、仲が良いんだか、悪いんだか・・・
そして・・・・
「おぉ・・・これって?」
「剣が出たね」
「どれどれ・・・ステータス・オープン!
ノヴァ・ブレイズ:刀身は透き通った紅色の魔導金属製。
鍔に炎属性魔法を込めると、
刀身の内部に魔力が脈動するように流れていく魔法剣。
その鍔は装飾のないシンプルな円形だが、非常に高い魔力伝導率を誇る。
【火属性増幅】:刀身に込められた炎属性魔法の威力を大幅に強化する。
だって」
「絶対コレ、私向きでしょう!!」
「・・・・」
「そうだな、セーラは炎魔法が得意だったっけ?
この武器を使えば、炎の魔法剣とか出来そうだね」
「なにそれ、カッコいい!」
「ノエル、今回は我慢・・・な?」
「うん、わかったよ」
ということで、セーラは"ノヴァ・ブレイズ"という炎魔法と相性の良い剣を入手した。
この剣によって、彼女の剣の才能は、更に開花していくことになるんだ。
「じゃあ、奥の扉が開いているから、地下21階層に降りて、
今日はここまでにしておくか」
「わかった、兄ちゃん」
「えぇ~・・・私、ちょっとだけ、この剣、試し切りしたいなぁ」
セーラのその気持ち・・・よ~く分かる。
ただ・・・
「う~ん、実は地下21階層の迷路って、
大鎌を持った死神みたいなB級モンスターがうろついているんだ。
他にも暗殺者みたいな亜人もいてね、結構、危険なんだよね」
もちろん、索敵すれば、相手の位置が分かるので、対応は出来るんだけど、
あの手脚を切断された冒険者の事が、どうも頭に焼き付いていて・・・
「そうなのね・・・わかったわ!じゃあ、試し切りは明日ね」
「うん、明日、付き合うよ!」
「ボクも!」
ということで、オレ達は、次の転送装置に触れる為、
地下21階層への階段を降りて行き、1階へ戻って行ったんだ。
「レオン!レオンーッ!」
オレ達が1階に戻り、そしてダンジョンから出たとき、
その入口付近は、いつもと少し様子が違うようだった。
既に、今日の探索を終えた冒険者の人達が、ざわついているというか、
なんか、落ち着きがないというか・・・そんな風に見えたんだ。
何があったのか状況を確認しようと、周囲の冒険者さんに話しかけてみよう思った矢先、
オレの名前を大声で呼んでくる人が居たんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
その日のダンジョン探索を終えて地上に戻った3人でしたが、
ダンジョン入口付近の雰囲気が、いつもと違ったようですね。
一体何があったのでしょうか?
どうやらレオンにとって、大きな事件が発生する事になるようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




