表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

72/167

弟ノエル 冒険者登録完了!そして新ダンジョン探索へ!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


近所に越して来たセーラは、その後、じいちゃんの剣の稽古に参加開始。

更に弟のノエルは12歳になって冒険者登録が完了!

今後レオンは、この2人と共に活動する時間が増えて行くことになります。

そして今回は、3人で新ダンジョンの探索に出かけて行くことに・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)


いやぁ~、今日ようやくノエルの冒険者登録が完了して、

彼も、晴れて冒険者になったんだ!


普通、冒険者に成ったら、まずギルドで依頼を受けて、それをこなして行くものなんだけど、

ノエルの奴、どうしても、 "ダンジョンに入りたい!" って言うもんだから、

今日は、オレとセーラとノエルの3人で、ダンジョンに向かう事になったんだ。



「ねえ、兄ちゃん?この舗道って、全部兄ちゃんが作ったんだよね?」


ダンジョンに向かう途中、ディープ・フォレストの道を歩きながら、

ノエルがやや興奮気味に、そんな話をして来る。


「あぁ、全部…じゃないけど、固めて整地して、その後、舗装して・・・

あ、あと、この脇の街灯・・・これもオレが付けたんだよ」


「え~、殆ど全部じゃない~?

すっごいなぁ~、兄ちゃんって、ホント何でも出来るんだね!」


「へぇ~、この街灯って、レオンが付けたんだ?

これって、どうやって光ってるのよ?」


意外にも、セーラが街灯に興味を示している。

この子、こういうのに関心無さそうに思ってたんだけどなぁ。


「この街灯、光っているのは、上に付いている電球部分なんだけど、

そのパワーの源は魔石なんだ。

魔石のパワーを上の電球に伝えて、その電球の中が光る感じ?」


「っていうか、電球って何よ!?」


「ええと、物凄ぉ~く細く、針金状にしたミスリルに電気を通すと、

その部分は電気抵抗が高いので、光が発生するんだよね。

その特性を利用したものって感じかな?」


「だから、電気ってなによ~!」


この世界の人に、その辺りの仕組みを説明するのは、ハッキリ言ってとても難しい。

科学的な概念が殆どない世界だから。


「電気って、雷魔法の元・・・みたいなヤツ?」

段々、オレの説明も適当に・・・


「もう、わかんないっ!」



セーラは基本、とても短気だ。

でも、とても良い子だということも分かっていた。

若干、素直じゃない部分もあるんだけどね。



そんな他愛もない会話をしながら、

オレ達は、あっと言う間に「深緑の迷宮」ダンジョンに到着したんだ。


そういえば、ダンジョン入口で野営する冒険者はかなり減っていた。

もちろん、ダンジョンが開放されて3か月経過するので、

当初より、ここにトライする冒険者が減ったというのも有るんだけど、

それ以上に、休憩所の向かいに、先日、新たな宿屋がオープンしたのも大きい。


野営する冒険者達の、強い要望だったから。


少し余裕のある冒険者は、グリーン・ウッドの町の旅館に、

より頻繁にダンジョンに出入りしたい人は、入り口前の宿屋に、

お金が無い人、かなり長期の滞在をする人は野営・・・

そんな感じになっているみたいだ。


更に最近では、冒険者の人達から、


"道具屋(薬屋)を作ってくれ!" とか、

"武器や防具の修理屋を作ってくれ!” とか、

"洗濯屋がほしい!"とか

"ギルドの素材買い取り窓口の出張所を!"など


この入口付近に作ってくれるよう、

要望が上がってきているらしいんだ。


ただ、その辺りは、もうオレは絡まず、町長さんが商会と話を進めることになっていた。

というのは、あの町長さん、そう言う話を、オレに全てを丸投げしてくることが続いたので、

じいちゃんが、このあいだ、町長さんを叱ったそうなんだ。


「お前の役目は何なんだ!

12歳の子供に仕事を丸投げするなんて恥ずかしくないのか!」

ってね。


いつも穏やかなはずの、じいちゃんの剣幕に、

町長さんも、そして同席していたギルド長さんも、

かなりビビってしまったらしい。


何てったって、じいちゃんは、

かつて"英雄"って呼ばれてた人だからね。




そして今、オレは、ノエルとセーラを連れて、ダンジョンの入り口を入っていく。

薄暗い通路を中へ進んで行くと、眼前に見えて来る迷路の壁。


「うわぁ~!すっげぇー!」


初めてのダンジョンに、はしゃぐノエル。

彼にとっては、念願のダンジョン探索なんだ。

嬉しい気持ちは、ホントに良く分かる。


「地下1階層は迷路になってるんだ。

所々に、落とし穴なんかのトラップがあるから注意な!」


「うん!」


石のブロックを積み上げて作られたような迷路の壁。

そして、左右の壁の上方には、約5メートル毎に、ロウソクの灯りが。


あのロウソク、いつも長さが変わってないんだよね。

ホントに不思議だ。


時折出て来るスライムやラットを、ノエルとセーラが切り倒していく。


正直、このフロアの魔物じゃ、彼らは退屈だと思う。

なので、オレ達は先を急いだ。


召喚獣を駆使して駆け巡り、地下10階層のボスも倒して、

あっと言う間に地下11階層へ。

そこで転送装置に触れて、更に先へ進んで行く。


今日は地下13階層の大草原辺りで遊ぶのが一番良いだろう。

正直、この辺りの階層だと、オレはピクニック気分だ。



「うわぁ~、広いし、明るいなぁ~!」


広大な大草原を見下ろしていくノエル。

その美しさに、目を奪われているみたいだ。


オレも草原のフロアは本当に好きなんだ。


「じゃあ、この辺で、色々と遊んでいくか!」

「おぉーっ!」


このフロアは、バイソンやゴートといった、

こちらから攻撃しないと襲ってこない魔物が多く、

時折アクティブなボアや、

以前オレが召喚した、体が鳥で頭が人型のハーピーが居るくらいなんだ。


そういえば、バイソンって召喚獣にしちゃえば、乗り物になるかな?

あとで、召喚契約してみよう。



そんな感じで、オレ達は、しばらく大草原でのんびりと楽しんで行った。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


レオンは初めて、ノエル・セーラの3人で、

新ダンジョンの探索をしていきますが、とても楽しそうですね。

今後、この3人で様々なところへ冒険していくことになりそうです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ