オレ、新ダンジョンの案内係をしていくよ!セーラと両親はその案内にビックリ!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
近所に越して来たA級冒険者の親子を、新ダンジョンに案内することになったレオン。
彼らの希望は可能な限り早く、地下31階層へ辿り着きたいとのこと。
果たしてレオン達は、この日1日で何階層まで到達出来るでしょうか。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
ということで、オレ達は地下1階層から進んで行くことに。
どんなに凄い冒険者でも、スタートラインは一緒。
ダンジョンに忖度は一切ない。
そしてオレは、彼らの希望通り、迷路や洞窟などのフロアを、
最短のコースで案内していった。
もちろん、A級冒険者の人達なので、
地下10階層まで、全く問題なくクリアしていく。
「セーラ、疲れた?」
あれからずっと元気の無い彼女に、オレは一応声を掛けてみる。
お互い、あまりにも口を利かないままって言うのも、ちょっと気マズいものだし。
「うん、大丈夫」
少し意外だったけど、
この時、思いの外、普通に返事をしてくれたんだ。
であれば、ウザがられない程度に、時々、声を掛けていくか。
そして・・・
地下10階層のボスまでアッサリクリアし、ようやく地下11階層へ。
この時点での時刻は、多分、まだ正午前。
思ったより早く到着したんじゃないかな。
初めてここに来た時に比べて、格段のスピードアップと言えそうだ。
そして、ここで一旦、地下11階層の転送装置に触れて1階に戻り、
すぐさま、地下11階層に戻って来る。
一度は触っておかないと、このフロアへの転送は使えないんだ。
その後、地下11階層の迷路を抜け、地下12階層の洞窟も駆け抜けていくと、
いよいよ大草原の地下13階層に。
「じゃあ、ここでお昼にするか!」
ヴィクターさんの宣言により、オレ達4人は、草原で昼食タイムとなった。
丁度、お腹が減ってきたので、お昼ご飯が楽しみ(笑)
「そういえば聞いてなかったが、レオンは今、冒険者ランクはいくつなんだ?」
「ええと、今、B級です」
「・・・だよな」
「・・・よね」
「・・・・」
B級冒険者です・・・って言って、
オレ、初めて驚かない人達に出会ったかな?
「うちのセーラちゃんは、F級の依頼を受けるの嫌がっちゃって、
まだF級のままなんだよね」
「父さん、今それはいいでしょ!」
「ははは、ごめんね、セーラちゃん」
「F級の依頼って、討伐とか無くて、お手伝い系ばかりだもんね」
「そうなのよ!私は魔物をバッサバッサと倒したいの!
なんでゴミ拾いとか、掃除とか、お店の手伝いとか、しないといけない訳?
意味分かんないわよ!」
「確かに最初は、心躍る依頼ってないよなぁ」
「でしょでしょ!
にしてもアンタ、よくそんな依頼、こなして来たわね?」
「オレは人の手伝いって、そこまで嫌いじゃなかったから・・・かな?」
「ふ~ん、まあ、昨日ウチの荷物運びもやってくれたしね」
「まあね」
なんか、彼女と初めて、マトモな会話をしたような気がする。
少しずつで良いので、打ち解けて行けるといいんだけどなぁ。
そして、お昼を終えたオレ達は、再び、ダンジョンを奥へと進み始めていく。
地下17階層までは、全く問題なく進み、
18階層の荒野も、クリスタル・アーマーで凌ぎ、
そして問題の地下19階層へ到着した。
「ほう、ここは瘴気の森なんだな」
「そうなんですよね」
「ここで挫折するパーティーは、結構多そうね」
そう、D級以下のパーティーは、このフロアで苦戦して、先へ進めない事が多いそうだ。
キュア系やヒール系の魔法を掛け続けながら進んでも、
D級クラスだと、最後までMPが持たない冒険者も多いらしい。
残念ながら、途中で力尽きてしまったパーティーも居ると聞いた。
「そうすると、どうやって進むのが一番いいのか?レオン」
「一番かどうかは分かりませんが、
オレはホーリー・ドームを掛けながら進んでいって、結構楽勝でした」
「ホーリー・ドームって、あの結界魔法の?」
「はい! じゃあ、良ければ掛けていきますね」
「出来るのか!?」
「もちろん、大丈夫ですよ!じゃあ行きます。
ホーリー・ドーム!」
結界エリアも移動するよう、自分自身に、その魔法を掛けて行く。
奥さんのステラさんも、ヒーラーを兼ねた魔道士なので、
ホーリー・ドームを使えるかもしれないけど、ここは案内役のオレの役目だと思ったんだ。
「じゃあ、行きましょう!こっちです」
「わかった」
「ありがとう、レオンくん」
「ありがとう」
おっ、セーラが初めて、"ありがとう"って。
その言葉を聞いて、なんか、ちょっと嬉しかった。
でも・・・・今は仕事に全集中!
ということで、瘴気の森をグングン進んで行くオレ達。
「ホントにホーリー・ドームで、瘴気を防げるのね。
ちょっと意外だったわ」
「最初にここを通るとき、父さん、母さんといくつか試してみたんです。
でも、これが一番楽ちんだったので(笑)」
「私は、その歳で色々試せる魔法のレパートリーを持っている、
そんなレオンくんに驚きだわ」
「ホントにそうだよね、ステラさん」
「ははは、ありがとうございます」
そんな話をしながら、オレ達4人は、このフロアの最奥まで進んでいったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新ダンジョンを案内する最中、
レオンは徐々にセーラとの距離を詰め始めているようです。
前世ではベテラン魔法使いの域に達していた彼なので、
女性の扱いはイマイチなようですが、頑張ってほしいですよね。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




