オレ、なぜかセーラと剣の対戦をすることになっちゃった。。
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
レオンの家の近所に越してくることになったアストリー家。
そんな一家の一人娘セーラは強気で、そして今は少々不機嫌。
領都シルヴァから田舎町に引っ越してきたことが、不満の原因のようです。
取り敢えず、レオンとノエルは、アストリー家の引っ越しを
手伝っていくことになりますが・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「そういえば、"金色のラグナロク"のグレイ殿とカリン殿も、
一緒に暮らしておられるんですよね?」
「あぁ、彼らは今、新ダンジョンの中。
今頃、何階層まで行っておることやら・・・」
そういえば、今日、父さんと母さんは、
B級パーティー"銀色のタンポポ"の4人と一緒に、
地下41階層からチャレンジするって言ってたかな?
「じゃあ、これ以上、引っ越しの邪魔をしてはいけないので、
私はこれで失礼するが、レオン、ノエル、お前たちは、
引っ越しの荷物運びを手伝っていきなさい」
『わかったよ!』
ってことで、じいちゃんは家に戻り、
オレ達は荷物運びを手伝う事になった。
「じゃあ、ノエルいくぞ!
フィジカル・ブースト!」
「兄ちゃん、サンキュー!」
「流石、英雄のお孫さんだ!
フィジカル・ブーストが使えるのか、凄いな!」
光の中級魔法を使ったオレに感心するヴィクターさん。
多分、妻のステラさんも、光魔法も使える魔道士のようなので、
彼女も、この魔法を使えるとは思うんだけど、
物はついで・・という事で、この場の全員にブーストを掛けて行ったんだ。
「いやぁ、荷物運びが、凄く捗るなっ!
もう、残りは僅かだぁ!ワハハハハ」
上機嫌のヴィクターさん。
ステラさんも笑顔で、そこそこ重そうな荷物を運んでいる。
けど・・・・
「セーラちゃん、自分の荷物くらい、自分で運ぼうよ?」
ヴィクターさんは、一応セーラに注意はするんだけど、
彼女は、なかなか言う事を聞かない。
この巨漢のおじさんも、娘さんには甘々なようで、
厳しく言うことが出来ないみたいなんだ。
それに、良く見ていると、奥さんのステラさんからも
尻に敷かれているっぽい(笑)
三人家族で女性が二人居る中、男一人の立場って・・・
「何よ、こんなの!そこのひ弱な男子が運べばいいでしょ!」
"ひ弱"って・・・
それって、オレのことか?
ちょっとショック。。
「セーラ、兄ちゃんはひ弱なんかじゃないよ!」
兄を侮辱されて怒る弟!
おぉ、ノエル、いいぞ!
もっと言ってやってくれ~!
「どう見ても、ひ弱に見えるわよ。
どうせ、いつも、杖より重いモノなんて、持ったことないんでしょ?」
なんか彼女、オレのこと、目の敵にしてない??
オレ、何か悪いことしたかなぁ~??
というか、オレって杖は持たない派だよ?
「兄ちゃんは、強いんだぞ!
剣だって、じいちゃんと同じくらい強いし、召喚魔法なんて世界一なんだから!」
「じいちゃんと同じ・・・って、あの人、召喚士よね?
召喚士のじいちゃんと、剣のレベルが同じって言われてもねぇ~」
「じいちゃんは、召喚士だけど、剣も攻撃魔法も治癒魔法も、全部凄いんだぞ!」
「まあまあセーラ、そしてノエルちゃん、
二人とも、今日出会ったばっかりなんだから、ケンカなんかしちゃダメよ。
それにレオンくん、娘が酷いこと言ってしまって、ごめんなさいね」
「いえ、オレは大丈夫ですよ」
「えぇーっ!私が悪いってことぉーっ!母さん酷い!」
「あなたが、レオンくんのこと、ひ弱って言うからいけないのよ?」
「だって、ひ弱じゃない?
見るからに、ホント弱そうだし」
「だから、人を見た目で判断しちゃダメ!」
「じゃあ、実際に戦ってみる?
それなら、ひ弱かどうか?分かるわよね?」
突然、そんな事を言い出すセーラ。
因みにヴィクターさんは、この時、母子の話し合いを黙って見ているしかないみたい。
というか、何だかアワアワした感じだったんだよね。。
世のお父さんって、ホント大変なんだね。。
「レオンくん、アナタ、剣術はできるのね?」
「あ、はい、少しですけど、一応」
「そんなレベルじゃ、私とやって、3秒も持たないわね」
「じゃあ、ちょっとだけ、娘とお相手して貰っていいかしら?」
「はい、分かりました」
ってことで、オレはセーラと剣の対戦をすることになった。
まあ、父さんやじいちゃん程 強くはないけど、オレも、そこそこ剣には自信あるし・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
アストリー家の引っ越しを手伝い始めたレオンとノエルの兄弟ですが、
話の成り行きで、なぜかレオンはセーラと剣の対戦を行う事になってしまいました。
果たして、この対戦はどうなってしまうのか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




