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オレ 冒険者引退危機!? 町長とギルド長からの依頼事が多すぎる件・・・

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


新ダンジョンの地下25階層まで難なくクリアしたレオンでしたが、

その後は、なかなかダンジョンに入れていないようです。

その原因は・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】レオン・ウォーカー(主人公)


新ダンジョン「深緑の迷宮」が一般冒険者に開放されて1ヶ月半が過ぎた。


開放当初、大賑わいだったダンジョン入口付近だったけど、

最近は少し落ち着いてきたみたい。


ただ、それでも、常時20パーティーくらいは、その辺でキャンプを張って

寝泊まりしているようなんだ。


因みに、

オレと同年代のF級冒険者パーティー"リトル・クローバー"の4人は、

その後、かなりレベルアップした様で、

当初の目標を大きくクリアしたことに満足して、自分達の町へ帰って行った。


今後は、ダンジョンで培った実力を生かして、E級・D級への昇格を目指すそうだ。



そして・・・

オレはというと、実は最近、あまりダンジョン探索が出来ていない。

地下30階層まではクリアし、31階層へ転送で行けるようになっていたんだけど、

その後、色々と、やらないといけないことが増えてしまったんだ。。


ある日、ギルド長のガリックさんに呼び止められて・・・


「なあレオン、森の中の歩道なんだけどよ、

あの道をもう少し強化して貰えないだろうか?」


「何かありました?ガリックさん」


「あぁ、あまりに多くの冒険者が行き来するもんだから、

あっと言う間に道が荒れてきてな」


それは、頻繁にあの歩道を行き来するオレも、気付いてはいた。

ただ、オレが作った後、冒険者ギルドに引き渡した道なので、

そのメンテナンスは、ギルドのほうでやってくれるものと思っていたんだよね。


だけど、そう来たか・・・


結局・・・

いつもお世話になってる、冒険者ギルド長・ガリックさんの頼みなので、

オレ、断ることが出来なかったんだ。


その後、オレはダンジョンに潜りたいのをグッと堪えて、

まずは、どうやって舗装するか?

その方法の検討から始めて行ったんだ。



そして1週間後・・・

「ガリックさん!道の舗装が完了しました!」

「おおレオン、さすがだな!

お前はホントに凄い!ヤルことが、いつも完璧だ!まさに天才!」


いつになく、オレを煽ててくるギルド長・・・


「で、すまないんだがな・・・もう一個、頼みたいことが有ってな・・・」

「・・・・」


オレは絶句した。


「冒険者達からの強い要望でな、ダンジョン入口付近に、

何としても、宿を作ってほしいそうなんだ」


「宿なら、大工さんを雇った方が良いんじゃないですか?」


「もちろん、そうするさ。

ただな・・・その土地を確保するための木の伐採、整地・・・

更に、森の魔物に襲われないよう、周囲の外壁の建設と結界・・・

その他諸々をお前さんに頼みたくてな・・・」


"その他諸々"ってなにっ!?


でも結局、オレはギルド長の依頼を断ることが出来なかった。



2日後・・・

「ガリックさん!宿を建設するための環境、整いましたよ!」


「そうか、すまなかったな。

でなぁ、レオン、実は町長が、この町の更なる発展のために、

お前さんの力を借りたいようでな・・・」


「・・・・」



結局オレは、冒険者稼業を辞めて、町の開拓事業に従事することになったんだ。

ってことは、もちろん無いんだけど・・・


その日の午後、オレは町長さんの家を訪ねていく。

すると、彼からの依頼は、以下の通りだった。


・森の開拓をして更に土地を拡げたい

 その目的は住宅地を作るためのもの

・新しい敷地内で、道路の整備と舗装

・更に、元々ある居住区の道路の舗装


これらの事を、一気にやりたいらしい。


更に、その後も追加の要望が。。


夜の街を安全にしたい!ということで、

森の歩道に設置されている「街灯」を、街の道路にも設置したいそうなんだ。


まあ、コレは作り方を教えれば、後はやって貰えそう。


更に更に、

冒険者や住人から"娯楽施設"がほしい!との要望が強いため実現したいらしい。

この点について、良い案を出してほしいとのこと。


なので、オレは前世での記憶を頼りに、

まずは、

・スパ(温泉施設)の建設

・簡易カジノの建設


この2つを提案してみた。


スパの建設地については、

湖があって断然景色が美しく、水も潤沢に確保できる、町の東側の湖畔を提案。


湖の水の浄化と加熱は、浄化魔法"ピュリフィケイション"を組み込んだ魔道具を、

加熱も火属性の魔石を流用した魔道具を採用する方向で調整。


更に、西の冒険者街から、東の湖方面へ抜けるための道路整備も提言、

スパ自体も、屋内のものと、美しい湖を眺めながら入れる露天風呂の併設・・・

そんな提案をしていったんだ。


そして、カジノ建設では、実際に何をやって楽しむのかが重要で、

まずはトランプやルーレット、スロットなどの試作、

更に、森のF級モンスターを使って、賭けレースを行わせることも提案。

そのレースでは、スライムを餌で釣って走らせるか、

または、ラビット、ラット系をレースに出場させるか・・・?

その辺りを、実際に試しながら決めていくことになった。


また将来的には、力自慢の冒険者を集めて、腕相撲大会を開き、

入賞者には、ダンジョンで入手した珍しいアイテムなどを進呈するなど、

カジノというよりは、むしろ闘技場に近い感じのアイディアも。


あと、この町にはお祭りというモノが無かったので、

年に1度か2度、祭を開くのもアリなんじゃないかと。


更には、カジノで使う訳じゃないんだけど、一般用の娯楽品として、

転生ものでは定番の "リバーシ(オセロゲーム)"や "チェス"なんかを、

この町に出入りしている商会と連携して、開発するのもありなのかな?

なんてことも提案していったんだ。


そんな話を一気にしたら、町長さん以下、打ち合わせに出席してた人達全てが

口をあんぐりさせていたんだよね(苦笑)



そんな感じで、オレが全くダンジョンに入れない間、

でも父さんと母さんは、ちゃっかりとダンジョン探索を進めていた。


ただ、地下34階層を過ぎた辺りから、A級モンスターの数が多くなり、

地下40階層辺りからは、時にS級も出現するようになったそうで、

現在、その辺りで進軍が止まっているらしい。


いくらS級冒険者と言っても、B級やA級の魔物が立て続けに攻撃してきたら、

HPもMPも持たないからね。


更には、S級冒険者として、指名の仕事が入ってくることもあり、

そういった事情もあって、ダンジョンに入り浸ることが出来なかったみたいだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


町長やギルド長は、レオンのことをタダ働きさせ過ぎのようですね。

ダンジョンに入りたくても入れないレオンが、爆発しなければ良いのですが。

そして次回は、いよいよレオンとセーラが対面することになります。

セーラは、レオンの将来に大きな影響を与える人。

どんな出会いになるのでしょうね。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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