セーラ登場!でも彼女はとっても不機嫌!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョンが発見され、一気に発展していくグリーン・ウッドの町。
そしてダンジョンが一般開放された後、レオンはそこへ入り浸る毎日。
そんな所へ、ダンジョン目当てで、ある一家がグリーン・ウッドに引っ越してくるようです。
果たして、レオン達とどのようにかかわって来るのでしょうか?
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
【視点変更】セーラ・アストリー (12歳少女)
私の名前はセーラ・・・
セーラ・アストリー、12歳。
シルヴェイン領都シルヴァで生まれ育ち、
自分で言うのもなんだけど、そのシルヴァの街では
剣の天才とも言われているほどの腕前よ。
私の両親はシルヴァの街で冒険者をしていて、
父さんは、大剣を両手に持って戦う、A級冒険者の剣術士、
母さんは、アタッカーとヒーラーを兼ねた魔道士で、こちらもA級冒険者。
2人は"ブリリアント・ノヴァ"という、シルヴェイン領内で唯一の
A級冒険者パーティーを作って活動しているんだけど・・・
「なあ、セーラちゃん、機嫌を直してくれよ~?
グリーン・ウッドの町は、今はまだ田舎だけど、
最近、新しいダンジョンが近くに発見されて、
今、ドンドン町が発展してきているんだからさぁ?」
「発展してきてるって・・・
それでも、田舎は田舎でしょ!
シルヴァの街ですら、私の剣に太刀打ちできる子は居なかったのに、
そんな田舎町で、私を相手に、3秒だって持つ子は居やしないわ!」
私は少し不機嫌だった。
常に、より剣術が磨ける環境、より高いレベルの環境を求めていたのに、
父さんったら・・・
「そんなことないよ~、ほら、あの町には、英雄のお孫さんだって居るんだし。
彼はスゴいらしいよ~!
セーラちゃんと同い年で、もうタイタンを召喚獣にしちゃったって話なんだよ?」
「私には、剣のライバルが必要なの!
同じ剣術レベルのライバル・・・
それこそ、私が今後、剣術士として成長していくために必要な相手。
それなのに、召喚士だなんて・・・」
「う~ん、ごめんね~、セーラちゃん・・・」
「アナタ、だから、もっとキチンとセーラに説明した上で、
この引っ越しの話を決めましょうって、私言いましたよね?」
「ステラさんも、結構、前向きだったじゃないですかぁ!
折角、新ダンジョンが出来たって言うのに、
そこを攻略する度に、シルヴァの街から遠征するのって
結構、大変でしょ~?
しばらく、グリーン・ウッドに腰を据えて探索したほうが、絶対に良いですよ~!」
ヴィクター・アストリー・・・それが父さんの名前。
190センチメートルを超える巨体と、赤髪を丸坊主にしたイメージとは全く違って、
本当に私に甘々な お父さん。
それにしても・・・
私にロクに相談もしないで、勝手にグリーン・ウッドの田舎町への
移住を決めちゃうなんて、正直、勘弁して貰いたいものだわ。
私、何度も王都の学校へ行きたいって、言ってたはずなのに・・・
向かってる方向が、まるで逆じゃない!
まあ、父さんの話では、今回の引っ越しは、永住ではなくて、
新ダンジョン攻略の間の一時的なもの・・・
大体1年間くらい・・・って言ってはいるんだけどね。
でも、12歳の私にとって、1年間って、すっごく貴重な時間なのよ!
それにしても、この件、
今まで、母さん(ステラ・アストリー)に、何度も何度も相談していて、
うんうん、頷いてくれてたのに、母さんにも裏切られた感じ。。
そもそも母さんったら、今は父さんを叱る様な素振りを見せてるけど、
実は母さんも、この引っ越しに前向きだったりするのよね。。
よっぽど儲かるのかしら?
その新ダンジョンって・・・
因みに、父さん、母さんが所属している"ブリリアント・ノヴァ"だけど、
元々は4人組のA級冒険者パーティー。
けど、残り2人のメンバーは、先日抜けてしまったらしいの。
なんでも、父さんと母さんはA級で、その2人はB級冒険者。
元々居たA級のメンバー2人が、王都のギルドのA級パーティーに移籍してしまったので、
補充要員として、新たに採用したみたいなんだけど、
父さんと母さんの、あまりに激しい戦いぶりに、ついて行けなくなったらしいわ。
ホントに根性無しよね。
結局、そのことも、今回の引っ越しに影響しているみたい。
「また、新しいメンバーを探すさ」
2人は、そんな事を言ってるんだけど、
フリーのA級、B級の冒険者なんて、そう簡単に見つかるとは思えない。
ましてや、これから行く田舎町なんて・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
セーラという、レオンと同い年の女の子がグリーン・ウッドに越してくるようですが
彼女はとても不機嫌なようです。
そして今後、レオンとはどういった出会いをしていくのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




