フロアボスなんて楽勝!?後ろで見てる父さん・母さんは手抜きしまくり・・・
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョンの地下25階層にやって来たレオンと両親。
オーロラが見える夜の美しい階層を突破して、そのままフロアボスの部屋へ。
そんなボスは魔法を反射する厄介な相手のようですが、
レオンの召喚獣に掛かると・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「おぉ、ここで再びタイタン登場か(笑)」
「じゃあ、後は任せちゃおうかしら(笑)」
何か、父さんと母さん、手抜きしてるなぁ~
と、そんな彼等を無視して、メテオ(タイタン)は
フロスト・ドラゴンに襲い掛かっていく。
流石のドラゴンも、メテオ相手では分が悪い。
メテオの両手を組んで叩き落す攻撃を連続で食らい、
あっと言う間にHPが減少していくのが分かる。
「なんだよ、俺ら、マジでヤルこと無さそうだな(笑)」
ドラゴンを叩きまくっているメテオ(タイタン)の様子を見ながら、
やや呆れ気味の父さん。
「召喚獣って、ホントに楽よね。
昔、お父さんと一緒に戦った時、私達、何もしなくても勝っちゃったわよね。」
「だったな!」
彼らは今、完全な傍観者だったんだ。
メテオが強すぎて、フロスト・ドラゴンのHPが、あっと言う間に2割を切っていく。
ここで、通常の魔物であれば、召喚契約を求めてくるんだけど・・・
何も発生しない。
やっぱり、階層ボスのモンスターとの召喚契約は、出来ないみたいだ。
そして・・・
"ギャーーッツ!"
メテオの攻撃に押し切られ、フロスト・ドラゴンが断末魔の声を上げていく。
「終わったか」
「みたいね。私達、何もしてないから、勝ったって感動が何もないわ」
「贅沢言うなよ、カリン」
やや拍子抜けな父さんと母さん。
ま、取り敢えず、誰もケガなく終ったことが一番。
そして、お楽しみの宝箱だ!
「今回は何が出るかな~!」
ボス戦はともかく、宝箱を開ける時って、本当にウキウキするものなんだ。
オレはスキップしながら、ポップした箱に近づいて行った。
「今日もまた、ノエルへの手土産になるのか?」
「それは、出て来た物によるんじゃないかしら」
そう言いながら、オレの背後から覗き込む2人。
「じゃあ、開けるよ~」
そう宣言して、オレは箱の上蓋に手を掛け、
その部分を押し上げて行ったんだ。
すると・・・
「おや?これは?」
「靴かしら?」
「ブーツっぽいな」
「ステータス・オープン!」
すかさずオレは、宝箱のアイテムを鑑定していく。
「オーロラ・ストライダー:
歩行時の肉体疲労を劇的に軽減する。
効果:歩行による疲労度半減
だってさ。冒険者には打って付けかもね。」
「おぉ、コレ良いなぁ、俺、欲しいかも」
「グレイ、これもノエルへのお土産にしましょう?」
「う~ん・・・そうかぁ、残念だなぁ」
「父さん、またそのうち、出るかもしれないよ!」
オーロラ・ストライダーも、
ノエルへのお土産になることが決定した瞬間だった。
そして・・・
ボス部屋の奥に開かれた扉を通り、地下26階層に移動していくオレ達。
「やっぱ、最初の階層は迷路が定番なんだな」
そう、目の前には、迷路の壁と思われるものが広がっていて
フロア全体を見渡すことが出来なかった。
「索敵!」
早速、30階層までのチェックをしていく。
「C級も多いけど、B級の魔物の割合が増えてるね~。
それに、各フロアに1・2体、A級の魔物も居るっポイよ」
「流石に、ここまで来ると、結構 厄介になってくるな」
「あっ、多分 "銀色のタンポポ"の4人が、地下27階層にいるみたい」
「彼らも頑張っているみたいね」
「この時間で地下27階層ってことは、
今日中には30階層に行く気は無いらしいな。」
「宝探しとかしてるのかな?」
「フロアの様子が分かんねぇから、何とも言えないが、可能性はあるな」
「まあ、私達は今日はこの辺で戻りましょう?」
「そうだな」
「うん」
ということで、オレ達親子3人は、地下26階層の転送部屋に移動し、
1階層に飛んだんだ。
ダンジョン入口の周囲は、冒険者たちの野営地となっていて、
人だかりが凄い。
近くにある休憩所も、大繁盛みたい。
良かった、良かった。
そして、リトル・クローバーがいつもテントを張っている辺りを探してみたけど、
彼らは、まだダンジョン内で頑張っているみたいだ。
今日だけでも、かなりレベルが上がってるんじゃないかな?
明日、会えたら聞いてみよう。
「金色のラグナロクのグレイさん、カリンさん、お疲れさまっす!
今日、何階層くらいまで行きやしたか?」
父さん、母さんの姿を見つけて、周囲の冒険者が集まって来る。
彼らもやっぱり、ダンジョンの下層の様子を知りたいみたいだ。
「今日はな、地下26階層まで行って来たぜ!」
「おぉ~、流石ですぜ!じゃあ、25階層にボス部屋が?」
「あぁ、地下21階層を過ぎると、C級・B級の魔物が殆どになって来てな、
しかも、フロアが広くなるから、時間が掛かるようになるんだ!
なので、地下25階層にもあったぜ!ボス部屋が!」
「おぉぉぉーっ!」
この日、父さんと母さんは、冒険者仲間から、あれこれと質問攻めを受けてしまい、
結局、この後、1時間近く、話し込んで行ったんだ。
その間、オレは・・・
「傷、大丈夫ですか? もしよければ、治しますよ?」
「す、すまねぇ~」
って感じで、周囲で負傷が癒えない人を回って、
その怪我を治していった。
町に新たに出来た"治癒院"の商売の邪魔にならないか、若干心配も有ったんだけど、
ここにいる人達って、このくらいのケガじゃ、町には行かなそうだから・・・
「ただいまーっ!じいちゃん、ノエル!」
「あぁー!お土産が帰ってきたーっ!」
ガクッ・・・
いやいやノエル、それはちょっと違うだろう。。
それについては、母さんがキッチリとノエルに注意をし、
彼も納得したみたいだった。
一方で、
「はい、これが今日のノエルへのお土産だよ」
「やったぁー!」
「これは "オーロラ・ストライダー"といって、
長距離を歩いても、疲れが半減されるブーツなんだ。
ダンジョンで、一日中歩き回るときなんかに、すっごい効果があると思うんだよね」
「すげぇー!
そんなブーツが有るんだぁー!?」
って感じで、今日のお土産にも、ノエルはとても喜んでくれたんだ。
そのブーツは、履く人の足のサイズに合わせてくれる魔法が掛かっていて、
まだ子供のノエルにも、ピッタリサイズだったのだった。
あとは、頭と手と脚の装備が揃えば、ノエルは完全武装になる。
これからもダンジョン攻略、頑張らないと!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
やっぱりタイタンは強すぎるようですね。
父さんと母さんは後ろで何もせず、ボーッと見学して終わったようです。
そして、ここでダンジョン探索は少しお休みで、
次回は新しいキャラが登場!
果たして、どんな人物が登場して来るのか、是非、楽しみにお待ちください!
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




