川の対岸に逃げ切ったオレ達・・・じゃあ、そろそろ反撃していくよ!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョンの地下23階層にやって来たレオンと両親は、
フロアの中央を横断する大きな川を凍らせて、その上を渡り始めます。
ところがそこへ、水竜が襲い掛かって来てしまい、
レオンは召喚獣を使って、何とか対岸に逃げ切ることに成功。
そして、彼の反撃が始まっていくのでした。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「じゃあ、いくよ!
召喚【メテオ】!」
メテオと名付けたタイタンの登場!(笑)
「ま、マジか!」
「やべぇ、アレってタイタンか?」
「なんであんな小さな子が?」
「あり得ない」
背後から聞こえて来る声、声、声・・・
そういえば、"赤き絆の盾"のメンバーには、
召喚士さんが1人いたっけ?
彼は、どんな召喚獣を従えているんだろう。
今度、見せて貰いたいなぁ。
でもとにかく、今は忙しいので、オレは自分の仕事に専念していく。
「メテオ、あのドレイクを生け捕りにしちゃって!」
メテオに指示を出していく。
ただ、自分でそう言っておきながら、
それが、結構無茶な命令のようにも感じられる。
でも・・・
S級モンスターのメテオ(タイタン)なら、やってくれるはず!
彼は出来る子なんだ。
そんなオレの気持ちを察してくれたのか、
メテオがドレイクの方へ突進!
すると・・・
そんなメテオの様子を見たドレイクが、
なぜか無謀にも、陸に這い上がって、
メテオに真っ向勝負の戦いを挑んできたんだ。
ドレイク、アホや・・・
こちらの思うツボやで、それって。
呆れて、謎の関西弁になってしまうオレ(笑)
次にオレは、ドレイクのHPを注意深く監視していく。
召喚契約したいので、倒しちゃダメだからね。
その後はメテオの一方的なペース!
ドレイクをぶん殴り、ぶん殴り、ぶん殴り・・・
最後は羽交い絞めにして、奴が動けないようにしてくれた。
本当に出来る子だ!
ただ、現時点で、ドレイクのHPは2/3くらい。
だから、オレが魔法でもう少し削っていく必要がある。
では・・・
「キャスター、フレイム・アローを!」
"ギャーーッツ!"
流石にB級モンスターなので、一撃で死・・・って事はないはずだけど、
念のため、水属性に強い雷魔法は止めて、初級の炎魔法を魔力抑え目に打ち込んで
ダメージを具合を確認してみた。
HP 184/480・・・
かなり威力を絞ったはずなんだけど、それでも、結構HPが削れてしまう。
だけど、もう一発入れれば丁度良いはず!
「もう一発、フレイム・アロー!」
"ギャーーッツ!"
イケるか!?
"リバー・ドレイクがアナタとの契約を求めています"
「よしっ、来たぁ!」
ということで、オレは無事、リバー・ドレイクを、ゲットすることに成功した。
今度から、コイツに乗って川を渡れそうだ(笑)
「いやぁ、アンタたちには本当に世話になったな。
"ありがとう"と言わせてくれ!
それにレオン、お前は将来、とんでもない冒険者になりそうだ!」
"赤き絆の盾"のリーダー、バルカスさんが、別れ際にそんなことを。
それに対して、
「バルカス、将来っていうか、今もう既にとんでもないんだけどぉ~」
「僕、タイタンなんて、生まれて初めて見た・・・」
彼の仲間達まで、そんな事を・・・
まあでも、取り敢えず、みんな無事に川を渡れて良かった、良かった。
っということで、彼ら2パーティーは、先を急ぐため、
オレ達に挨拶をして、次のフロア攻略に向けて去って行ったんだ。
「っていうか、夕方までに地下30階層って、絶対無理じゃない?」
今の正確な時間は分からないけど、オレの腹時計の感覚だと、
多分、午後2時を過ぎているんじゃないかと思う。
現在、地下23階層をクリアしたばかり。
先があまりに長すぎるんだ。
「レオン、今日、索敵のスキル魔法を使った時、何か違和感を感じなかった?」
「違和感・・・?」
母さんが、そんなこと聞いてくる。
違和感・・・・・・
「そういえば・・・・今日は索敵すると、地下25階層までしか見えないんだよね。
26階層以下は全く・・・・・・・あっ!」
「レオン、そう言う事だ。
他のダンジョンでも有る事なんだが、
ダンジョン内を先に進んで行くと、徐々にフロアが広くなっていき、
更に敵も強くなっていく。
すると当然、1フロアをクリアするのに時間が掛かるようになるだろう?
そんな時、良くあるのは、
5階層毎にボス部屋が設置されて、
その次の階には、転送装置も置かれてる・・・・・
そういった環境なんだ。
地下21階層以下は、その可能性が高いって、俺は踏んでいるぜ」
「へぇ~、10階層単位じゃないこともあるんだね」
「あとね、階層の少ない、比較的小さなダンジョンでは、
最初から5階層単位のところもあるわよ」
「そうなんだぁ~。
やっぱり、父さんと母さんは、色んな事を知ってるなぁ」
「ったりめぇだろ、俺達を、一体誰だと思ってるんだよ!?」
「えっ、父さんと母さんでしょ・・・」
ハハハハハッ!
そうなると、今日のノルマは、あと2階層って事になりそうだ。
それにしても、人間の都合を、ここまで考えてくれているダンジョン。
これってホントに、自然の意志で出来上がったものなんだろうか?
「地下24階層到着~!
次は、どんなフロアーかな?」
階段を降りて、オレ達の目の前に広がってきた景色は・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオンは、召喚したタイタンとキャスター精霊によって反撃し、
見事にドレイクと召喚契約に持ち込むことが出来ましたね。
そして彼らは、何事も無かったかのように、次の階層へ進んで行きますが、
そんな地下24階層は、一体どんな景色が広がっているのでしょうか。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




