大鎌を持った危険な魔物退治開始! 傷ついた冒険者の敵討ちはオレ達に任せて!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョンの地下21階層に足を伸ばしたレオン達でしたが、
そこで、手足を失った冒険者達を発見し、急ぎ、彼らを救助して行きます。
レオンの活躍もあり、彼らは回復しますが、ダンジョン探索はリタイヤすることに。
そしてレオン親子は、地下21階層を進んで行くのでした・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「さあてレオン、リーパーは初めてだよな?」
「うん、名前を聞くのも初めてだよ」
ホントは、昔ゲームで、その名前を聞いたことあるけどね。
「ハッキリ言って、そんなに強くないんだが・・・」
「だが?」
「ちょっと厄介でな。さっきもチラッと話したが、
奴は、壁とかをすり抜けて移動しやがる。
なので、突然背後に出てきて、いきなり切りつけられる・・・なんてこともあるんだ。
だから、索敵は必須だ。」
「わかったよ、索敵は常に掛けておくようにするね。」
「あぁ、そうしてくれ」
「今回の敵は、事故が起きると危険だから、アナタと私で倒しちゃいましょうね。」
「そうだな。
それにリーパーの他にも、B級の亜人と思われる敵が、もう一体居るようだしな。
細心の注意を払いながらやって行こう。」
「うん」
ということで、オレ達3人は、いよいよ迷路の中に踏み込んで行くことになった。
リーパーと同系の亜人・・・
なんだか、見た目が怖そうな敵なので、召喚契約は遠慮しておこうかな。。
「リーパーが、左の方から、こっちに向かって来てる・・・
多分、そこの壁を抜けてきそうだよ」
「わかった、レオン。
お前は、もう1匹のB級と合わせて、奴らが変な動きをしないか、
監視しといてくれ。」
「OK!」
ということで、今回、リーパーと直接戦うのは、
父さんと母さん・・・ということになった。
大鎌をぶん回す敵らしいから、オレが倒しに行って、
事故が起きるのが怖いのかもしれない。
オレ的には、召喚獣で倒せば、全然、危険はないと思うんだけどね。
そういった面では、さっきまでと違って、
ちょっと過保護(?)な親達なのかもしれない。
そして更に、もう一体のB級は、現在、少し距離が離れた場所に居るので、
暫く、こちらへは来ないはず。
「あと2メートル・・・1メートル!来るよ!」
オレの言葉に、父さんと母さんが頷く。
そして!
壁からすり抜けて来る、死神のような姿をしたリーパーを確認すると、
まずは母さんが仕掛けていく!
「ウィンド・ケージ!」
唱えられた風魔法が、リーパーの周囲の空気を操作して、風の檻を作っていく。
これで、大鎌を持ったリーパーは、その場から動けなくなってしまう。
そして・・・
「三連星の仇っ!」
そう叫びながら、父さんがリーパーに飛び掛かり、
両手で持った剣を振り下ろしていったんだ。
"ギェェーッ!"
リーパーが一撃で絶命・・・
やっぱり、S級冒険者に掛かれば、B級のリーパーなんて、こんなものなんだなぁ。
もちろん、事前情報や準備が整っていたことが、この圧勝劇の要因の1つなんだろうけどね。
そして・・・
「レオン、もう1匹のB級は、今どこら辺に居るか?」
「ええと、この迷路の結構奥の方。暫くは、カチ合わないと思うよ」
「そうか・・・・じゃあ、奥へ進むとするか」
「そうね、いきましょう」
とうことで、オレ達親子3人は、地下21階層の迷路を、先へ進んでいったんだ。
結局、もう1匹のB級はメイズ・ストーカーという名前の魔物で、
灰色のフードを被った、ヒョロヒョロっとした人型だった。
武器はダガーを所持していて、暗殺者のような攻撃をして来るみたい。
ただ、これも事前にその存在や、位置まで把握出来ていたため、
父さん、母さんにとっては、楽勝な相手だったみたい。
ということで、いきなり、驚きの展開だった地下21階層だったけど、
トラップも全て避けて、宝箱を2つほど開けて、無事にクリアすることが出来たんだ。
因みに、宝箱からゲットしたのは、
HPを回復する薬 "ポーション"の上位版である"ハイポーション"と、
MPを回復する薬 "エーテル"の上位版である "ハイエーテル"だった。
地下22階層・・・
オレ達親子3人が降り立つと、目の前には洞窟が広がっていた。
今まで、地下1階層や11階層は迷路、地下2階層と12階層は洞窟だったので、
何となく想像できていたんだけど、それらの洞窟とちょっと違うのは・・・
「おぉ、凄げえなココ。金になりそうな鉱石が沢山有りそうだぜ?」
そう・・・・
洞窟の脇には、大量の鉱石が有ったんだ。
しかも、そんな洞窟が、この先、ずっと続いていそう・・・
「こりゃぁ、難易度の高い地下21階層を乗り越えてきた冒険者への
ご褒美って奴だな(笑)」
確かに、このフロアまで来ることができる冒険者って、
かなり絞られてくると思う。
さっきの "鉄の三連星"の皆さんはC級。
そのC級でも、一旦、地下21階層は断念してしまった。
因みに、B級以上のパーティーって、王国内でも、そこまで多くはない。
聞いたところによると、王国内のクラス別のパーティー数って、
S級は5パーティー
A級は11パーティー
B級は約50パーティー
C級は約150パーティー
D級は約400パーティー
E級は650弱程・・・なんだそうだ。
もちろん、随時、昇格・降格などで入れ替わるから、数は上下するみたいだけど。
また、F級の正確な数は把握不能。
登録して、直ぐに諦めて活動停止してしまう・・・
そんなパーティーが山のようにいて、
キチンと活動している実数の把握はできないらしい。
で、話は戻るけど、もし、C級の三連星に、索敵スキル持ちが居れば
さっきのような状況は変わるかもしれないし、
事前にリーパーやストーカーの存在も分かっていれば、
C級パーティーでも対処方法もあると思う。
それに、パーティーメンバーがもっと多ければ・・・
ただ、そういったことを考えても、この地下22階層へ辿り着けるのは、
かなり限られた数の冒険者パーティーという事になりそうだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
リーパーという大鎌を持った危険な亜人を、
簡単に退けてしまったレオンの両親。流石、S級冒険者ですね。
そんな彼らは地下21階層を無事クリアし、次回は22階層へ挑みます。
果たして、次の階層はどの様なフロアになっているのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




