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父さん、母さんに叱られる・・・だってオレの事ペラペラしゃべり過ぎだよ~!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


新ダンジョンでレオンは、同年代のパーティー "リトル・クローバー"と出会い

意気投合します。

そしてダンジョン開放後3日目、両親と共に、再びダンジョンへやって来たレオンでしたが、

S級の両親を持つことが彼らにバレ、色々と都合の悪い事を聞かれていく羽目に・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「レオンの両親ってスッゲェ―んだな!

ってことは、待てよ・・・

昨日言ってた "魔法オタクのじいちゃん"って!?」


「そう言う事よね?」

「え?どういうこと?ボク、分かんないよ!」

「英雄デューク・ウォーカー様・・・・」

「えええーっ!」


なんか、彼らの話を聞いていて、オレ、赤面してしまう。。

じいちゃんのことを英雄って・・・


オレにとって、じいちゃんは、じいちゃんなんだよなぁ。。



「ところでレオン、聞いてなかったけど、お前は冒険者ランク、何なんだ?」


ドキッ・・・

昨日触れないようにしておいた話題。

バレると、これも騒ぎになりそうだったから。


「あぁ、こいつは今B級だな。

あと半年もすれば、A級になるんじゃねぇ~か?」


「えええーっ!12歳でB級ーっ!!

しかも、あと半年でA級ーっ!!!」


と・・・父さん。。

お願い、ヤメテくれぇ。。


「なんかレオンって、普通にすごく良いヤツだったから、

昨日は全然、そんな風に思わなかったけど・・・」


「そうだよねぇ、でも、レオンがやってたこと、改めて思い出すと

B級って言われても、全然納得だよね」


「うん、結界とか、普通出来ない・・・」




ってな感じで、今朝はダンジョンに入るまでに、色々とあったけど、

取り敢えず、一旦、リトル・クローバーと別れて、

オレ達親子3人は、地下11階層に飛んで、

この日は、そこからダンジョン攻略を進めることにしたんだ。




【視点変更】 グレイ・ウォーカー (父さん)


いやいやいや、今朝はダンジョンの入り口で、

レオンの同世代の友人に出くわして、

つい嬉しくなって、調子に乗り過ぎてしまったぜ。


あとでカリンから、"ペラペラしゃべり過ぎ" って叱られてしまったんだ。

カリン、レオン、すまねぇ。。


まあ、取り敢えず気を取り直して、今日は地下11階層から再開だ!


昨日はレオンが居なかったので、俺とカリンの2人で、地下11階から攻略を始めて、

取り敢えず、地下21階層までは進めていった。


えっ? そこまでのダンジョンの中は、どんな様子だったかって?


今は言えねぇ~なぁ。

まあ、今日も同じルートを辿る予定なので、そっちのほうで確認しといてくれ。





【視点変更】 カリン・ウォーカー (母さん)


本当にあの人ったら、いい歳して、いつまでも子供なんだから。


レオンに同世代の冒険者仲間が出来たから、嬉しいって言うのは分かるわ。

でもね・・・


その子達に、ちょっとチヤホヤされて、直ぐに舞い上がってしまうのって、

一体、どういうことなのかしら!?


もう34歳になるっていうのに。

ハッキリ言って、レオンのほうが、よっぽど大人に見えてしまうわ。


私、途中で見ていて恥ずかしくなってきて、

風魔法のウィンド・カッターで、あの人の事、切り刻んでやろうかって、

真剣に考えてしまったくらいなの。


"レオンが 現在B級で、半年後にはA級・・・"

そんなこと、レオンの友人に自慢する親なんて、どこにいるのかしら?


そのことを私が指摘すると、彼は平謝りに謝ってくれたけどね。

まあ、そこはあの人の、素直で可愛いところでもあるんだけど・・・ウフ。


でも、今後もこれに懲りず、同じような事を繰り返すようだったら、

次はトルネードでもお見舞いしてやるから、

ホントに覚悟しておきなさいよ。




【視点変更】レオン・ウォーカー (主人公)


地下11階層に転送装置で飛んできたオレ達親子3人は、

早速、迷宮フロアの11階層にチャレンジしていく。


父さんと母さんは、昨日、地下20階層のボスを倒して、

地下21階層まで進んだそうだけど、今日はオレのために、

クリア済みのフロアを付き合ってくれるみたい。


オレにダンジョン攻略の経験を積ませて、

色々なノウハウを伝授したいようなんだ。


今後、オレがノエルを連れてダンジョンを攻略する時、

逆にノエルを守りながら、彼にも、そのノウハウを伝えて行かなければいけないから、

この機会に、色々な事を学んでおかないとね。



「索敵!・・・

やっぱり、魔物ランクが少し上がってるみたいだね。」


地下11階層に入って索敵魔法をかけていく。

今の魔法レベルだと、オレを中心に半径約1キロメートルの範囲で

魔物や人を検知することが出来る。


ただ、ダンジョンの中は少し特殊で、地下11階層で索敵しても、

ボス部屋の有った地下10階層・・・そこから上の情報を見ることが出来ない。


それは下の方も同じで、地下20階層までは見えるけど、そこでプツリと切れて、

地下21階層以下の情報は全く見ることが出来ないんだ。


10階層ごとに、別空間か別ブロックになっている・・・

そんなイメージを持って貰えれば良いかもしれない。


「レオン、どうだ? 索敵で魔物の種類まで分かるか?」


「う~ん、今まで出会ったことのある魔物だと、何となく分かるんだけど

初めてのモノは、全然分かんないなぁ」


「そうね、そもそも索敵は、対象の魔力の大きさや属性、

あとは波動などで判別するものだから、

出会ったことの無い魔物は、それがどういったものか分からないわ。

だから、判別はほぼ無理なのよ」


「そうなんだね、母さん、勉強になるよ」


「レオン、物事の原理を知ると応用が利いて、とても便利だから、

覚えておきなさいね」


「うん、わかった!ありがとう」



そして、地下11階層の迷路に突入する前、

オレは"ディテクト・トラップ"魔法を使って、罠も検知してみる。


流石に地下11階層のトラップは、10階層までのそれとは違って、

引っ掛かると、結構なケガに繋がるモノも有ったんだ。


即死級は無かったけど、でも、飛んでくる矢などは、当たり所が悪いと危険だし、

デッカイ石の球体に追いかけられてしまったら、

球体の両サイドの下のほうに身を潜めてやり過ごさないと、

潰されてしまう可能性もあるんだよね。


でも・・・


「やったぁ!宝箱発見!」

「おぉ、やるなレオン!」


そういえば、ボス部屋以外で宝箱を発見したのは、

ダンジョンが一般開放されてから、初めてだったかも。


「開けてみるね!」


一応、開ける前に索敵を掛けて、ミミックが居ないことをチェック。


「オープン!」

扉の蓋を持ち上げて行くと・・・やっぱり中はスカスカだった。

そして・・・


「ん、これは?」

「まあ、ポーションって奴だな。」


「ボス部屋じゃないと、こんな感じなのかな?」


「そうね、私たちも昨日、いくつか開けてみたけど、

全部、薬品類のアイテムだったわ。

勿論、手持ちの少ない人は、助かるんでしょうけどね。」


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


S級冒険者の父さんは、レオンに同年代の友達が出来たのが嬉しいのか、

ちょっと調子に乗ってしまったようですね。

何れ、母さんから風魔法が飛んで来なければ良いのですが・・・


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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