オレ、またやり過ぎた!?結界魔法で若い冒険者パーティーを守れ!
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョン開放2日目。
強い魔物相手に苦戦する同世代冒険者パーティーを救ったレオンは、
その日は彼らと行動を共にして、地下10階層のボス部屋にやって来ます。
そしてボス戦が開始されて行きますが、その勝敗は?
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そして・・・
「やった・・・やったぁー!!倒せたぞぉ!」
「うん、やったね!」
「僕たちがボスに勝てるなんて・・・」
「全部、レオンのお陰・・・」
ボスを倒して、歓喜の声を上げる4人。
ホントによかった。
そして彼らは、またレベルが上がったみたいだ。
「おっ!宝箱がでたぞ!!」
「開けてみよう!」
部屋の奥にポップした宝箱。
4人 + 1人が駆け寄っていく。
「開けるぞ?」
「うん」
「何が出るかな?」
「緊張・・・」
そして・・・
「これは・・・」
「何か凄くない?これ」
「エリーゼ用かな?」
「いいの?」
そう、宝箱の底に眠っていたアイテムは、上端が緩やかな輪の形をしていて、
その中心に光属性の魔石っぽいものが埋め込まれている。
どうやら、ヒーラー用の杖のようだ。
多分、取り付けられている魔石が、回復魔法を増幅して、
その効果を引き上げてくれるんじゃないかな。
エリーゼが、その杖を手に取ると、
残りの3人が、とても嬉しそうな笑顔を見せていたのが印象的だった。
そして・・・
「奥の扉が開いたぜ。
あの先が地下11階層に通じる階段だな」
リーダーのルークが、開かれた奥の扉を指さしながら、そう言う。
「行ってみるか!」
『おぅ!』
そして、結構長い階段を降りていくと、地下11階層が彼らの目の前に広がって行ったんだ。
「あの扉の奥に、転送装置があって、触ると1階の転送装置がある場所に戻れるよ。
で、次からは、1階の転送装置から、一瞬で、ここに戻ってくることが出来るみたい」
「そうなんだぁ~、レオン、何から何まで、ホントありがとな!」
「いやいや、オレの方こそ、今日は凄く楽しかったよ!」
やっぱ、同年代の人達と一緒に冒険するのって楽しいよね。
この後、オレ達は転送で1階に戻り、この日のダンジョン攻略を終了した。
「レオンは、これからも、このダンジョンに来るんだよな?」
「そうだね、明日は多分、父さん、母さんと入ると思うよ」
「へぇ、両親も冒険者なのかぁ」
「うん、弟以外は、全員冒険者登録してるんだ。
弟も3か月後に12歳で、ようやく登録できるようになるし」
「冒険者一家なんだな。だから強いのかぁ」
「なのかなぁ。
で、リトル・クローバーのみんなは、今後どうするの?」
「俺達は、しばらくこの辺で野営して、1週間くらいは頑張ってみるぜ」
「そうなんだ。この辺、たまにD級モンスターも出るから、
出来れば、あの結界のあるエリアで寝泊まりしたほうがいいかも」
そう言いながら、オレは、先日 ギルド長の依頼で作った
避難エリアを指さしたんだけど・・・
既に野営する冒険者たちで一杯だったんだ。
まあ、この辺って、冒険者達だらけだから、魔物が出ても
速攻で退治されちゃいそうだけどね。
とは言っても・・・
そうだ!
「じゃあさ、オレ、この辺に結界魔法張っちゃうよ!」
「えええっ!そんな事が出来んのか!?」
「レオン、すごい。。」
「すっごいなぁ~」
「私も結界張れるようになりたい」
ルーク、ミーア、シオン、エリーゼが次々と驚きの声を上げていく。
「結界の中心は、このテントでいいかな?」
「あぁ、それで頼む!」
「わかった!じゃあ、いくよ!
ホーリー・ドーム!」
「何か一瞬、光の膜みたいなのが見えたぜ?」
「うん、それそれ」
「これ、どのくらい持つの?」
「ええと・・・たぶん3日くらい?」
「すっげぇー」
「3日後、また張りに来るけど・・・
もし、無属性の魔石が有れば、それに今の魔法を込めて、
いつでも、みんなで結界を張れるようにするけど?」
「マジかぁー!頼む!!」
「レオン、お願い!凄く助かる」
「すっごいなぁ・・・」
「レオンって何者?」
「昨日、今日と、スライム沢山狩って、無属性の魔石、有り余ってんだ。
これに頼むわ!」
「わかった。そしたら、結界の発動条件は・・・
魔力を込めれば使えて、もう一度魔力を込めたら切れるようにしておくね」
「それなら、シオンかエリーゼで出来るな!」
「そのくらいは任せてよ」
「うん、OK」
「で、この魔石のほうも3日くらい持つのか?」
「あっ・・・こっちは3カ月!」
「マジかぁーっ!」
だったら、最初からこっちにしておけば良かった。。
今更、そう思ってしまうオレ。。
ということで、10個ほどの魔石に
オレは、エターナル・ホーリー・ドームを使って、結界魔法を込めることになった。
出来上がったときの、4人の嬉しそうな顔ったら。
「ただ、完璧に防げるのはC級モンスターまでだと思うから、過信はしないでね。」
「ははは、この森で、C級より強い魔物はいねぇ~だろ!」
「それは、たしかに(笑)」
ハハハハハッ!
そんな感じで、オレ達は交流を深め、
その後、オレは彼らと別れて、家に帰って行ったんだ。
何れ、彼らとも一緒に、冒険してみたいな・・・
そんな風に思いながら。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
若い冒険者パーティー "リトル・クローバー"初のボス戦勝利!
おめでとうございます!
にしても、彼らに結界魔法を提供するレオンは、
ちょっとだけやり過ぎだったかもしれませんね(笑)
そして次回以降、レオンの本格的なダンジョン攻略が始まって行きます!
今後、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
そんな物語の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




