新ダンジョンで助けた同世代パーティー!オレ、彼らと友達になれる!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョン開放2日目。
レオンは、誰も立ち寄らないギルドで大量の依頼をこなし、
そのまま、そのダンジョンへ向かいます。
そして、想定レベル以上の魔物に襲われている若いパーティーを救います。
そんな彼らにレオンは・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そして、彼らは思い思いに素材を剥ぎ取ると、
再び、オレのところに戻ってきたんだ。
「すまねえ!自己紹介を忘れてたぜ!
俺達は、ホワイトストーンの町の冒険者パーティー "リトル・クローバー"
俺はリーダーをやっている、ルークってもんだ!13歳だ。
まあ、まだF級の駆け出しなんだけど、よろしくな!」
「そう・・・オレはグリーン・ウッドの町の冒険者 レオンって言うんだ。
今12歳。こちらこそ、よろしくね」
「おぉ、この町の冒険者なんだな!
にしても、12歳ってマジか!? あんなに強いのに??」
「あんなに強いカエルを、一撃だったもんね」
「ははは、まあ、剣術は得意なんだよね」
「そうなのか~」
ルークは剣術士のパーティーリーダー。
背はオレよりちょっと高い感じで150センチ台半ば?
ちょっとヤンチャな顔立ちだけど、芯のしっかりした感じの少年だ。
「で、さっきケガを治して貰ったコイツが、タンクのミーア12歳だ」
「ミーアよ、盾役をしているわ。
さっきは、本当にありがとうな!」
「ケガが大したこと無くて、ホント良かったよ」
ミーアはオレと同い年みたいで盾術士。
背はルークより少し高くて、160センチ台前半くらいかな?
表情豊かで、やや強気の、将来は美人になりそうな感じの子だった。
「で、コイツが攻撃系魔道士のシオン、今12歳だ」
「シオンです。一応、水魔法の適正持ちのはずなんだけど、
まだ初歩の魔法しか使えないんだ。でも、よろしくね」
「こちらこそ、よろしく。魔法は使えば使うほど上達するから、
そのうち、難しい魔法も使えるようになると思うよ」
「ありがとう、がんばるよ!」
シオンもオレと同い年っぽく、やや大人しい感じの魔道士。
背丈はルークと同じか若干低い感じ?
少し気弱そうな感じもするけど、ちょっと話した感じだと、凄く真面目そうな子に感じる。
「で、最後はヒーラーのエリーゼ、彼女はオレと同い年の13歳だ」
「治癒士のエリーゼです、さっきはミーアを治してくれて、本当に有難うございました。
ミーアに一生傷が残ったら、私どうしようかって・・・・」
「エリーゼ、大丈夫だって!こうして、レオンが治してくれたんだからさ!」
「強い敵と戦う時って、MP管理が大変だよね。
それって、多分、色々経験をして学んでいくことだと思うから、
是非、がんばってね」
「うん、ありがとう」
エリーゼはルークと同い年の治癒士さん。
背はルークより少し小さくて、オレと同じくらいかなぁ?
少しおっとりした感じもするけど、さっきミーアのケガを治せないときの必死な姿を見ると、
この子も、とても責任感が強いタイプなんだと思う。
こんな感じで、オレは年の近い隣町のパーティーと、知り合う事になったんだ。
ただ、ちょっと気になることが・・・
「ねえ、リトル・クローバーのみんなは、このダンジョンに稼ぎに来たの?」
「あぁ、金も稼げれば良いけど、どちらかというと、お金よりも経験値稼ぎだな。
このダンジョン、調査団の結果では、
地下10階層まで、F級かE級しか出ないって聞いたんで、
それで・・・と思って来てみたんだけど、
まあ、さっきのカエルは、流石に、ちょっと予想外だったんだよなぁ」
「そうだったんだね。そうすると、経験値稼ぎは、この後も続けるの?」
彼らの今の状況を考えると、
これ以上、戦闘を継続するのはリスクが伴うような気がする。
なので、ちょっと聞いてみることに。
「そうだなぁ・・・」
「でも私、もうMPが無くて、ヒールとか使えない・・・」
ヒーラーのエリーゼの表情が更に曇って行くのが分かる。
「だったな。じゃあ、どうするか?
1階に戻るまででも、戦闘は避けられないし、ヒールは必要だよなぁ・・・」
と、いうことであれば・・・
あれをやってみるか。
「それなら、オレのMPを、少しエリーゼに分けてあげようか?」
「そんなことが出来るのか!?」
「うん、この間、ウチのじいちゃんに教えてもらったんだ」
「レオンのじいちゃん、スッゲェ~な」
「ハハハ、じいちゃん、魔法オタクだからね(笑)」
「なんだよそれ!」
ハハハハハッ!
ということで、魔力譲渡の魔法を使ってみることにしたんだ。
「エリーゼ、いくよ」
「お願いします・・・」
彼女の両手を握り、オレは目を瞑っていく。
「魔力譲渡!」
そう唱えると、オレの体から両手を伝って、
エリーゼの体内に、オレの魔力が流れていくのが分かる。
エリーゼのステータスを確認しながら、逆に魔力を流し込み過ぎないように、
彼女のMP値を、都度チェックしながら進めていく。
女性のステータスを覗き見するのは良くないと思ってはいるんだけど、
鑑定スキル持ちがバレると、それはそれで、もっと良くなさそうな雰囲気だったので、
今回はコッソリと見させて貰いました。
エリーゼ、ごめん。。
そして・・・
「よし、できた!」
「おぉ~っ!マジかぁ!」
「ありがとう・・・レオン」
「よし!じゃあ、経験値稼ぎ続行だ!」
「オウ!」
リーダー・ルークの掛け声に、メンバーが盛り上がっていく。
まだまだ、これからのパーティーだと思うけど、みんなの雰囲気は凄く良い。
オレも早くノエルとパーティーを組んで、彼らみたいに、楽しく冒険したいなぁ。
「ねえ、もし良かったら、オレも経験値稼ぎを手伝わせて貰えないかな?
プロテクションとか、レジスト・マジックとか使えるから役立てると思うよ。どうだろう?」
なんかオレ、このリトル・クローバーのみんなが好きになってしまったので、
何か手伝えないか・・・そんな事を思ったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオンが住むグリーン・ウッドの町は、同世代の冒険者が少ないのですが、
偶然、他の町から来た同世代の冒険者パーティーと出会います。
そんな彼らと、レオンはドンドン仲良くなって行けると良いですね。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、
画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、
執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!
それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




