表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/17

A級冒険者パーティー "金色のラグナロク"登場!赤ん坊のオレを救うのは彼ら?

はじめまして! 蒼河遥(あおかわ はるか)と申します。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


前回(Ep.3)では、森でフォレスト・ベアに襲われながらも、

召喚獣(精霊)の活躍で、何とか難を逃れた主人公。

今回は、そんな彼の目の前に、新たな存在が現れる事になります。

果たして、赤ん坊に転生した主人公の運命は・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様に楽しんでいただければ幸いです。

それでは、この物語をどうぞお楽しみください!

【視点変更】 グレイ・ウォーカー (A級冒険者)


俺はグレイ・ウォーカー、22歳。

グリーン・ウッドという田舎町を拠点に、冒険者として活動している。


12歳で冒険者登録し、近所の幼馴染・カリンと共に、

冒険者パーティー「金色(こんじき)のラグナロク」として

この町やその周辺地域のために活動してきたんだ。


俺がリーダーを務め、副リーダーはカリン。

といっても、基本2人だけのパーティー。


因みにカリンは、現在21歳の"超"が付くほどの美人で、

そんな彼女に、俺は猛烈なアタックを掛け、

2か月前、ついに結婚まで漕ぎつけたんだ。


まだ子供は居ないが、そろそろ・・・



そんな「金色のラグナロク」だが、

元々は俺の親父デュークが作ったパーティだ。


デューク・ウォーカーは、かつて、この地に名を馳せた召喚士で、

数少ないS級冒険者だった。


ただ残念ながら、俺は召喚士や魔道士としての才能が、爪の垢ほども無かったので、

その道は諦め、剣の腕を磨き、剣術士としてのし上ってきた。

一方のカリンは、一流の魔道士として、この地で名が知られるようになっていく。



そんな俺達だったが、この日は、ディープ・フォレストのやや奥地で、

Bランク・モンスターのフォレスト・サラマンダーが発生したということで、

ギルドからの依頼で、朝一から討伐に向かい無事任務完了!

今はその帰りだった。


そして・・・・・

うっそうと木々の生い茂る、この森の中央あたりに差し掛かった頃、

俺達はちょっと異様な光景を目にすることになったんだ。



「カリン、ちょっと止まってくれ」


俺が小声と共に、右手を挙げると、

何かを察したカリンは、即座に止まって腰を屈める。


俺も、そのまま中腰になって、近くの木の幹の背後に隠れ、様子を窺っていく。

彼女も、それに従った。


「フォレスト・ベア?・・・・それに、あの鎧を着ているのは何かしら?」


「あぁ、あの人型、よく分かんねぇな。

まあ、それもそうなんだが・・・・その左下を見てみろよ?」


そう言って俺が指さしたのは、フォレスト・ベアと鎧を着た人型が立っている

目の前の地面だった。


「・・・・カゴ・・・・・・・あれって赤ん坊??」

「やっぱ、そう見えるか?」


それなりに離れた場所だったけど、冒険者の俺達は目が良い。


「何で、あんな所に、赤ん坊が・・・?」


カリンはそう呟くが、その問に、俺は答えることが出来ない。

そりゃ、そうだろう。

こんなおかしな状況って、普通あり得ないぜ。


捨て子?

にしても・・・・。


木の背後に隠れながら少し観察してみると、

赤ん坊は時々腕を伸ばしたりしているのが分かる。

生きていることは確かだ。


鎧の人型にフォレスト・ベアに赤ん坊・・・

しかも、その2体が、赤ん坊に向かって突っ立ったまま、

殆ど動かない。


「一体、どういう状況なんだ・・・?」

困惑する俺。


ただ、1つだけ言えるのは、

"最優先は赤ん坊の救助!"だ。


「カリン、俺がクマと鎧の人型を引き付ける。

その間に赤ん坊を保護してくれ!」


「分かったわ!」


決断した俺達は、直ぐに行動を起こす。

少し距離があるので、まずは、気づかれないように

クマと人型の背後の方へ・・・


2人共、身をかがめながら、木の幹から幹へと移っていく。

足音を消し、ヤツに気づかれないように・・・・


ヤツらから7~8メートルほどの幹の背後まで近づいて、

俺はカリンの顔を見て頷く。


それにしても、カリンはいつも美しい。

こうして顔を合わせるだけでも、俺はドキドキしてしまうんだ。


いかんいかん、今はそんな場合じゃない!


「いくぞ!」

「ええ」


合図と共に、俺は隠れていた木の陰から飛び出していく。

クマは所詮D級レベル。俺の敵じゃない。

ただ、あの人型は未知数。


俺はまず、クマの方から倒しに掛かる。

人型の強さが未知数な以上、まず確実に倒せる方から殺っておきたいんだ。

ところが・・・・・


「なにっ!?」

木の陰から飛び出し、クマまであと3~4メートルに迫ったところで・・・


「消えた・・・」

そう、フォレスト・ベアが、瞬時にオレの目の前からスーッと消えて行ったんだ。

訳が分からない・・・

こんな事って、初めての経験だ。


けど!人型は まだ残っている。

そして、敵が1体になったのならば、こちらにとっては好都合!

俺は、そのまま鎧を着た人型に切り掛かって行ったんだ。


"ガンッ!"


背後から人型に切り掛かり、一撃で倒したっ!

ハズだったんだが・・・・


一瞬で人型が振り返り、持っていた大きな盾で、俺の剣を受け止めてしまった。

そのスピードは尋常じゃ無い。


「バカな! コイツ・・・強い」


A級冒険者の俺が、背後から攻撃したのに・・・

正直、この剣を受け留められるとは思わなかった。


久しぶりに感じるプレッシャー

俺、コイツに勝てるのか?


いや、ヤバくなったら、赤ん坊を拾って、そのまま逃げるだけだ!

今回の目的は、赤ん坊の救出・・・・

目的を見誤ってはダメだ。


俺はチラリと人型の背後を見やる。

そこには、カリンが人型に気づかれないよう、

コッソリと赤ん坊に近づいていく姿があった。


俺は意を決して・・・・

再び人型に向けて、剣を上げていく!

兎に角、今はコイツを引き付けておく必要があるんだ。

それに出来れば、もう少し、赤ん坊から引き離しておきたい。


そして、俺が再び人型へ切りかかろうとしたとき、

またもや、予想外の事態が発生した。


「何ッ!コイツもだと・・・・」


そう、俺が切りかかろうとした瞬間、フォレスト・ベアに続いて、

この人型も、俺の目の前から消え去ったんだ!


スーッっと、消滅していくように・・・

コイツは一体・・・・




【視点変更】 名無しの赤ん坊 (主人公(元 大友怜央))


いやぁ~!ビックリしたぁ!


オレがナイトの精霊とフォレスト・ベアの召喚獣を出して、

ステータスとか色々と確認してたら、

いきなり人が出て来て、ベアとナイトに襲い掛かって来たんだ。


フォレスト・ベアは、たまたま召喚解除させるタイミングだったから良かったんだけど、

ナイトは残ったまま。


最初ベアに切り掛かり、それを見失った男の人が、

今度はナイトに切りかかって来たんだ。


ナイトは、オレが指示を出さなくても、最低限防御はしてくれる。

なので、男の人の攻撃を、盾で受け止めていったんだ。


そんな様子を見て、このままナイトを出しておくのはヤバいと感じたオレは、

急いで、ナイトの召喚を解除していった。


すると男の人は、ちょっと呆気に取られたような表情をしていたんだよなぁ。

まあ、そりゃそうだよな。



そしてその後、男の人に加えて、もう1人 背後から女の人も出て来て、

オレを(かご)ごと持ち上げていったんだ。


男の人は、パッと見、20代前半って感じ。

明らかに日本人とは違う風貌。

金髪で頬に少し傷があるんだけど、結構カッコいい感じの人。

背は180cm以上ありそうで、それなりにガッチリしている。

一見して、冒険者?って感じがするんだよね。


一方、もう1人の女の人も、かなり若そうで、男の人と同じくらいの年齢っぽい。

背は男性より低くて、160cm台前半ってところ。

細身でスレンダーな金髪の超美女さん!物凄く、美しい顔立ちの人なんだ。

それに、オレを籠ごと持ち上げたときの、この人の優しそうな表情ったら・・・

オレ、ちょっとウットリ・・・


この人も冒険者なのかな?

そうだとしたら、多分、魔道士系じゃないかと思うんだ。


そして・・・・

しばらく様子を見ていると、

オレどうやら、この2人に助けて貰えるみたいだ。

いやぁ、良かった良かった。


だって、このままずっと、この森に居たら、

ホントにどうなっちゃうか、分からなかったし。


にしても・・・・・

オレの召喚獣を、この2人に見られたのって、ちょっとマズかったかなぁ?


けど、まさか、こんな赤ん坊が召喚獣を出すとも思わないだろうから、

何とか誤魔化せるとは思うんだけど・・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


森に転生させられた主人公は、どうやら冒険者に拾って貰えるようですね。

よかったよかった。


ということで次回以降、どの様な話になっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。

もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ