新ダンジョン開放 前夜祭!ダンジョンの名前は!?町は昼間から酔っ払いだらけ!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
新ダンジョンの開放を目前に控え、
異様な盛り上がりを見せていくグリーン・ウッドの町。
そして、この日は前夜祭!
新しいダンジョンの名称が発表されていくことになります。
果たして、どんな名前が付けられるのでしょうか?
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
翌日、町は大賑わいだった。
明日はいよいよ、新ダンジョンの開放日。
夕方から前夜祭が行われ、ダンジョンの命名式も執り行われる。
なんだけど・・・
夕方まで待ちきれず、昼間っから酒を浴びる人達が
町中に氾濫していたんだよね(苦笑)
オレも、ちょっと飲みたいなぁ~。
そういえば、こっちの世界に来て、酒って一口も飲んでないんだ。
そして・・・
夕方になって前夜祭が始まった。
領主のアウレリア・シルヴェイン様や、
ギルド本部の総ギルド長 オスカー・クロスさんらを主賓として、
祭は賑やかに盛り上がって行く。
町の広場では、無料で酒や食事が振舞われ、
既に酔っぱらっていた人達は、
更に、ぐでんぐでんになるまで、酒を浴びていたんだ。
「それでは、新しいダンジョンの名前を発表する!」
命名式が始まって、冒険者ギルド本部が名付けた新ダンジョンの名前を、
領主のアウレリア・シルヴェイン様が読み上げていく。
「新ダンジョンの名前は・・・"深緑の迷宮"」
"オォーっ!"
領主様が読み上げたダンジョン名に、会場に集まった人たちが
拍手を送り、そして歓声が盛り上がっていく。
"深緑の迷宮"
シンプルだけど、あの場所を、とてもイメージし易い名前。
ディープ・フォレストの最奥で突如現れたダンジョンに、
相応しい名前のように感じられたんだ。
「兄ちゃん、明日から"深緑の迷宮"に入れて、良いよなぁ~」
オレと一緒に、前夜祭へ参加しているノエルが、
ちょっと悔しそうな表情で、そんなことを言ってくる。
「ノエル、あと3か月の辛抱だろう。
ノエルが冒険者登録出来たら、
オレ達2人で、ダンジョンを荒らしまくるんだぞ!」
「うん、それはすっごく楽しみ!」
「それまでに、ノエルが使えそうな武器や防具をゲット出来たら、
お土産で持って来るからさ~。
それで我慢してくれよ。」
「ホント?それって、すっげぇ~嬉しいかも~!」
そういえば、調査団と同行して、10階のボスを倒してゲットした剣は、
その後、オレの元に戻ってきたので、それはノエルにあげることにした。
だって、ノエルがすっごく羨ましそうな顔をしてたんだよね(笑)
ということで、新ダンジョン "深緑の迷宮"に入ってゲット出来たお宝は、
当面、ノエルのモノになるかもしれないなぁ~。
「レオン、忘れ物は無いわね?」
「大丈夫だよ、母さん(苦笑)」
「何だよレオン、これから遠足にでも行くみたいだなぁ~」
「父さん、茶化さないでよ~」
ついに訪れた、新ダンジョン「深緑の迷宮」の開放日。
S級冒険者パーティー「金色のラグナロク」の2人(父さん・母さん)にくっ付いて
朝一で、ダンジョン前にやってきたオレ。
でも・・・
「すっごい数の冒険者だね~!」
そう、ダンジョンの入り口前には、数百人規模の冒険者の列が出来上がっていたんだ。
グリーン・ウッドの町の旅館は、100人超が宿泊できる規模なんだけど、
当然、それだけでは入りきらない程の冒険者の数、数、数・・・
どうやら、かなりのパーティーが、1番乗りで新ダンジョンに入るため、
入口付近で野営をして待っていたみたいなんだ。
「まあ、冒険者って言うのは、何でも1番・・・ってのが好きな奴らの集まりだ。
多分、ダンジョンが開放された瞬間、みんなスタートダッシュで、
中に駆け込んでいくと思うぜ?」
「そうなのか~」
オレは父さんのその言葉を聞いて、"福男選び"のお祭りを思い出していた。
あれも、門が開いた瞬間、大勢の人が一斉に走り出していったよなぁ・・・
にしても・・・
「グレイさん、お疲れさまっす!」
「カリンさん、今日も一段とお美しいっすね!」
「ラグナロクのみなさん、この間はあざした!」
「その子はお2人の息子さんっすか?カワイイ息子さんっすね」
とにかく、父さんと母さんに、声が掛かる・・・掛かる。
流石、S級冒険者パーティーの2人、顔が広い。
「グレイ、カリン、早いな!おっ、レオンも一緒か」
「ラルフさん、タンポポの皆さん、おはようございます!」
「おぉ、タンポポも来たかぁ」
「そりゃ、地元のダンジョンの初お披露目だからな。
来ない訳にいかないだろ!」
B級冒険者パーティー "銀色のタンポポ"の面々が、
幼馴染の父さんと母さんを見つけて、声を掛けて来る。
「やっぱり、皆さん、こっち来ちゃいますよね」
「おぉ、朝霧の旅団も来たか」
そう、D級パーティー "朝霧の旅団"の4人も到着!
更にこの後、E級パーティーの"湖畔の風"の5人も
新ダンジョン前にやって来たんだ。
「これじゃあ、今日の冒険者ギルドは、ホールに誰も居なそうだな(苦笑)
折角、新規の依頼が入ってても、対応するパーティーがゼロじゃないか?」
「ははは、ですねぇ~」
そうだよなぁ~。
みんなでダンジョン来ちゃうと、ギルドの依頼をこなす人が居なくなっちゃう。
その依頼って、何かに困った、町の人達が出すことが殆どなので、
冒険者が誰も対応しないと、町の人達の困り事が、
いつまでも解決しないってことに成るんだよなぁ。
明日の朝一にでも、ギルドを覗いて見るか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新しいダンジョンの名称が「深緑の迷宮」に決定しましたね。
そして翌朝、レオンは両親と共に、開放直前の入り口に並びます。
果たして今後、このダンジョンでレオンはどんな魔物達と出会う事になるのか・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




