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領主様茫然!? またオレって人外扱いされちゃうよ!!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


新ダンジョン開放2日前。

その前夜祭に向けてグリーン・ウッドの町を訪問した

領主のアウレリア・シルヴェイン子爵は、

急激すぎる町の発展の原因であるレオンに会いに行く事にしました。

そして、彼とその家族から説明を受けて行きますが・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「アウレリア殿、外壁の外に出ることになりますが、

安全面等で、問題はないですかね?」


一応、領主様を連れ回してしまっているギルド長は、

そういったことも気にするみたい。


「ガリック、私を誰だと思っている?

もしそこで、不届き者か、魔物でも出てくるようであれば、

私がこの剣で、一刀両断にしてくれる!」


「ははは、流石はアウレリア殿。

王国でも1・2を争う剣の腕。

要らぬ心配でしたな。」


「王国一と言ってほしいものだ」

「はははは」


へぇ~、領主様って、そんなに剣の腕が立つのか~

怒らせたら怖そうだ。

気を付けよう。


「じゃあ、まず、あの木を切ってみますね!」

「頼む、レオン」


門を通り、外壁の外に出たオレ達。

早速、何本かの木が固まって生えている場所の前に立っていく。

そして・・・


「召喚キャスター!」

「おぉ、こんな人型の召喚獣を持っているのか?レオン」


「はい、彼は6属性の魔法、全てを唱えることが出来ます」

「6属性・・・それは凄いな」


領主様、にわかに信じがたい・・・といった表情。

でも、気にしてられない。


「では行きます!

ウィンド・カッター!・・・ウィンド・カッター!」


魔法を2回唱えていく。

すると、キャスターから発動された風の刃が、

目の前に並んでいた2本の木を、サクサクッと切り倒してく。


「勿論・・・これは予想出来ていた事だ。

驚きは無い。では続けてくれ、レオン」


「はい! じゃあ、行きますね。

召喚【メテオ】!」


オレの詠唱に応じて、メテオ(タイタン)が具現化する。


「おお・・・これが噂の・・・流石に大きいな!」


領主様も、どうやら20メートルのタイタンには、

ちょっとビックリ!・・・って感じだ(笑)

でも、ここからが本番!


「分身6体!」

そう詠唱した瞬間、20メートルのタイタンが、6つに分れて行く。


「えっ・・・!?」

絶句する領主様。


「2体は倒れた木をあの辺に移動させて!

もう2体は木の切り株を取り除いちゃって~」


オレの指示に、メテオ1/6のうち、4体が働き出す。

その時、領主様の顔をチラっと見てみたんだけど、

唖然・茫然とした表情だったんだよね(笑)


そして・・・

数分後には、メテオ1/6達が、木の幹2本と、切り株2つを全て片付けてくれる。

そうなると、今度は・・・


「じゃあ、最後の仕上げに入りますね」

「あぁ・・・」


「テラ・フォーミング!」


木の切り株が取り除かれた穴ぼこに向けて、キャスターが魔法を発動していく。

すると・・・


オレ達の前にあった穴ぼこは、一瞬で埋まっていき、

今まで、そこには何もなかったかのような更地が、

完成したんだ。


「これが1つのルーティンになります。

これを繰り返して、町の西地区の木々を伐採していきました。

掛かった日数は・・・1日半だったと思います」


再び、領主様の方を向いて説明を続けたんだけど、

領主様、目を見開いたまま、唖然とした表情で、

オレの説明に反応できない。


「アウレリア殿、どうです?

嘘じゃなかったでしょう?」


「・・あ・・・あぁ・・・にわかには信じられんが」


茫然としたままの領主様。

オレ、見せちゃいけないものを、見せてしまったんだろうか。



「・・・外壁・・・外壁を作るところも見たい!」


何とか声を絞り出して、次の要望を告げて来る領主様。


「わかりました。じゃあ、実際に作った外壁より、

一回り小さいものですけど、作ってみますね。」


「それでいいから、頼む」


「はい、では・・・

ランド・リフト!」


ドドドドドーンッ!


「これは・・・この魔法は私も知っている。

でも・・・長持ちしないだろう?」


「はい、じゃあ次の工程に移ります。

インフェルノ!」


その瞬間、土の壁を包むように、炎の柱が燃え上がって行く。


「・・・・」

再び、茫然とした表情の領主様。


「実際は、扉などを付ける壁に対して、

インフェルノで焼く前に、ウィンド・カッターで土の壁を切って穴開けして、

その後に焼くことになります。

その辺りが、少し時間が掛かってしまった要因なんですけど・・」


「今見える、この長大な赤い外壁・・・

これを作るのに、どのくらいの時間を…擁したんだ?」


「ええと、3日間くらい掛かってしまったと思います。」

「たった3日・・・?」


「アウレリア殿、信じがたいのは、私も理解している。

この私でさえ、この子の能力には舌を巻くばかりなんだ。

ただ・・・これは夢でもなければ、嘘でもない。

それだけは、理解してやってほしい」


ショックを受けている領主様に、

じいちゃんが、説得するように話をしていく。

じいちゃん、ありがとう!


「デューク殿、申し訳ない。

私は正直、召喚魔法には余り詳しくないため、

目の前で起きたことに、茫然としてしまったが、

貴殿の言う通り、これは確かに目の前で起こった事実だ。

その事実を、キチンと受け留めるとしよう。」


「感謝しますぞ、アウレリア殿」

「いえ、こちらこそ、お見苦しい姿をお見せしてしまい、申し訳ない」



と、こんな感じで、今回の西地区開拓と、外壁の件は、

領主様にも、信じて貰えることになったんだ。

一応ね・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


町の開拓方法を披露するレオンの魔法を目の前に、

茫然とする領主のシルヴェイン子爵。

じいちゃんの説明もあり、彼女は何とかレオンの魔法を

現実のものと受け止めてくれたようです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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― 新着の感想 ―
王道冒険ファンタジー!やっぱり良いですね。 読んでて楽しいのもそうですが、文章も話のテンポが良くて読みやすい、あとお馴染みのステータス表示がある安心感◎ ただ、主人公がインフラ整備を無料奉仕で作ってる…
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