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領主様がウチにやって来た! でも、オレの町作りを信じて貰えない?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


新ダンジョン開放2日前になり、その前夜祭に向けて

グリーン・ウッドの町にお偉方がやって来ていますが、

いよいよ領主のシルヴェイン子爵が、レオンに会いにやって来ます。

さて、彼女はレオンの魔法を信じる事ができるのでしょうか?


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)


明日はいよいよ、新ダンジョンの前夜祭と命名式。

あさっては、新ダンジョン開放の日。


この3か月、鬼のように忙しい日々を過ごしてきたオレだったけど、

そういった意味では、新ダンジョン開放前の、この数日間が

一番、のんびり出来ていたかもしれない。


っと言っても・・・

今日も朝から、じいちゃん、そしてノエルと、剣や魔法の稽古だったんだ。

最近、仕事で、この稽古をサボりがちだったので、

この日は、じいちゃんから逃れることが出来ず、

結局、午後までみっちりと受けさせられる羽目に。。


一方、ずっと真面目に稽古を受けてきたノエルは、

この午後は、自由時間を与えられたんだけど、

なぜか彼は、オレに付き合って、今、一緒に稽古を受けているのだった。


そう言えば、ノエルもあと3か月で12歳。

いよいよ、冒険者登録が出来るようになる。


ただ、可哀想なのは、あさっての新ダンジョン開放日に、

彼の誕生日が間に合わないことなんだ。


冒険者ギルドによる、ダンジョンへ入るための条件として、

クラスを問わず、冒険者登録がされていること・・・

そうなっているんだよね。


因みにオレは、父さん、母さんにくっ付いて、

開放日は3人で一緒に、ダンジョンに入ることになっていた。


けど、オレが、父さん、母さんと一緒に出掛けるとき、

恐らくノエルは、物凄く寂しそうな顔をするんだろうなぁ・・・


それを考えると、ちょっと心が痛むんだ。



「ん、誰か来たね? 一人は・・・ガリックさん?

もう1人の人は・・・」


「あれは・・・領主様じゃないかな?」


「えっ?領主様??」


じいちゃんの想定外の言葉に、オレの声はひっくり返った。

領主様がなんでウチに?


ギルド長のガリックさんと一緒に歩いて来る女性・・・

女性としてはやや短めなダークブラウンの髪で、勝気な表情を隠すかのように

金縁の眼鏡をしていた。


美人というには、あまりにも強気に見えるその表情。

背は、女性としては高いほうで、170センチを超えていそう。

とてもグラマラスなボディーだけど、全体的には細身と言えるかもしれない。



「デューク殿、それにレオン、ノエル、紹介しておこう。

勿論、デューク殿はご存知だと思いますが、

こちらはシルヴェイン領の領主、アウレリア・シルヴェイン子爵」


「デューク殿、ご無沙汰しています」

「アウレリア殿、お元気そうでなによりだ」


「はい、以前は色々とお世話になりました」

「いやいや、こちらこそ。あの時は便宜を図っていただいて、感謝していますよ」


領主様と、じいちゃんの会話・・・

じいちゃん、何か貫禄あるなぁ。

会話を聞いていると、領主様からも一目置かれているのが分かるんだ。

やっぱ、ホントに凄い人なんだよなぁ。


「で、アウレリア殿、こちらが、さっき話したレオン、そしてこちらが弟のノエル」


「は、初めまして!レオン・ウォーカーです。よろしくお願いします!」

やばい、声が上吊った。。


「ボクは弟のノエル・ウォーカー!もうすぐ12歳です、よろしくお願いします!」

ガチガチのオレの挨拶に対して、ノエルは堂々と挨拶してる。。

なんかオレ、情けない・・・


「キミが噂のレオンか。それにノエル。初めまして、アウレリアだ」


そんな挨拶から始まった。


にしても"噂の"って・・・?

話の流れから、どうも領主様は、オレに会いに来たらしい。。

オレ、なんか悪い事したっけ??



「・・・という事なんだ。

申し訳ないが、ガリックの話は、にわかに信じられなくてな。

それで直接、話を聞こうと、君に会いに来たという訳なんだ」


ホッ、どうやらオレ、悪い事をして目を付けられた訳じゃなさそうだ。

良かった(笑)

まあ、そうと分かれば・・・


「ガリックさんの話は、全て本当です」

オレは少し平静さを取り戻し、事実を話していった。


「信じてくれますかい?アウレリア殿?」


「確かに、こんな子供が、嘘をつくとは思えないが・・・

いや勿論、君が、あのS級モンスターのタイタンを従えたという話は聞いている。

それに、偉大なデューク殿のお孫さんでもあり、

現在、王国で5組しかいないS級パーティのメンバー、

グレイ殿とカリン殿の子だということもな。

ただ、それでもな・・・・」


信じたいけど、信じられない!

そんな複雑な表情をしている領主様。


「アウレリア殿、ガリックも、レオンも、嘘を言っている訳ではないのだ。

実際にその作業現場を私も見ていたので、この私も保証しよう」


「・・・デューク殿も、そう言われますか。

と、いうことであれば・・・信じるしかありませんね」


「あの~領主様、もしよかったら、オレの魔法、見て貰えますか?」


多分、こういう人には、実際に見てもらうのが一番だろう。

オレ、そう思ったので、提案してみたんだ。


「頼めるか?レオン」

「もちろんです!」


ということで、話しは決まった。

一旦、広い場所に移動して、オレの魔法を見て貰う事になったんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


遂にレオンと面会した領主のシルヴェイン子爵でしたが、

彼や周囲の説明を聞いても、未だに町の急激すぎる発展を

なかなか理解できないようです。

そしてレオンは、実際にその方法を実演することになるようです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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