敵軍の秘密兵器に苦戦中!?しかもオレの召喚獣の攻撃が敵に通じない!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
中央諸国の小国カイパー公国は、北のゾルギア覇王国軍の侵攻を退けますが、
今度は東のヴォストーク軍の侵攻を受けてしまいます。
ジルやジルの父王に協力するレオンとその召喚獣達ですが、
ヴォストーク軍の秘密兵器に苦戦することになりそうです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「ヤバッ、なんだこれは!親父!撃って来たぞ!」
「わかった!」
"ズシャァァァーーーーーンッ!"
『ぐわぁぁぁぁーーーーーっ!』
一瞬の出来事・・・
敵軍から激しい青紫の光が発せられたと思ったら、
物凄い速さで、野太い光線が飛んできて、
私の居る位置より、30メートル西の壁に着弾。
轟音、そして爆発と共に、壁は大きくひび割れてしまったようだ。
「次が来ますっ!」
「なにっ!」
"ドゥグァァァァーーーーーンッ!"
『うわぁぁぁぁーーーーーっ!』
今度は赤い炎のような光が・・・
これは一体・・・・
ただ、このままではマズい!
それだけは確かなことだった。
【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)
「召喚【キャスター】!」
「おう、レオン!今日は程々(ほどほど)に使ってくれよな!?」
「キャスター、悪いんだけど、壁の前にランド・リフトで、もう一つ壁を作って!
お願い、大至急!」
「分かった!」
オレはキャスター精霊を呼び出すと、壁の前に、もう一つの壁を作る事にした。
このままでは、こちらが持たない・・・
そう感じたから。
「召喚【ヒーラー】!」
「レオン様、お呼びでしょうか?」
「ヒーラー、悪いんだけど、壁の西側の兵に、かなりのケガ人が出ているので、
みんなを治してあげて!」
「わかりました、お安い御用ですわ」
「召喚【ナイト】!召喚【アーチャー】!」
「お呼びか、主殿?」
「私を最後に呼ぶなんて、レオン殿・・・」
「ナイト、敵の攻撃が来たら、オレを守って。
アーチャーは、もし敵が突っ込んできたら、攻撃しちゃって構わないから」
「分かりました、主殿」
「レオン殿、了解です。ただ、しばらく敵は近づいて来そうにないですよ・・・」
「うん、来たらでいいから!」
「わかりました」
「第3撃、来ます!」
「ランド・リフト!」
"グヲォォーーーーーンッ!"
『おぉぉーーーっ!』
間一髪!
第3波の攻撃が仕掛けられた直後、キャスターがランド・リフトを行ったため、
その攻撃が、オレ達に直撃することは無かった。
けど・・・
「親父、このままじゃ、やられるだけだ!
俺が召喚獣で仕掛けてみるぜ!?」
「分かったジル、任せる!」
「じゃあ、オレも出すよ、ジル」
「レオン、頼むぜ!」
「召喚【フェンリル】!召喚【レッド】!召喚【ホワイト】!召喚【アイス】!」
オレはまず、足の速いS級4体を出して、仕掛けていくことにした。
そしてジルも、A級のマンティコア3体を出していく。
「いけーっ!」
即座にオレ達は、召喚獣を敵軍に向かわせていった。
このまま、黙って見ていると、こちらの被害が増えるだけだから。
けど、召喚獣が移動を始めたその時も、敵の砲撃は続いている。
敵の攻撃は本当に激しい。
ただ、敵の今の攻撃を"砲撃"というのは正しくない表現かもしれない。
オレがグリフォンで偵察している限り、魔道士らしき人物が4~5人、
1つの巨大な魔石に手を当てて、魔法を唱えているようなんだ。
もしかしたら・・・・
彼らの魔法を魔石が増幅して、あの大砲のような筒から
増幅された攻撃魔法を発射しているのかも知れない。
と、なると・・・
オレが放った召喚獣達の狙いは、その砲台だ!
足の速い召喚獣達なので、1キロメートルの距離はあっと言う間で、
すぐさま目的地に到着していく。
そして・・・・
まずはレッド(・ドラゴン)が、メガ・フレアをお見舞いしていく!
もちろん、標的は8つの大砲の内の1つだ。
「いけーーーっ!」
空を飛びながら、圧倒的なエネルギーのフレアを放っていくレッド。
彼の口の中から、まばゆい光が輝き、そこから閃光が伸びていったんだ。
そして次の瞬間!
苛烈な光のビームが、敵の砲台を一瞬で呑み込んで行く・・・
ハズだった。
でも・・・
「えっ!フレアが弾かれた??」
そう、レッドが放ったメガ・フレアの光が、大砲のかなり手前で弾かれ、
屈折したエネルギー体が、北の空へ飛び去って行くのが見えたんだ。
「バリア??」
分からない・・・でも、そうとしか思えない。
だけど、S級の攻撃を弾くバリアって・・・・
オレはその後、ホワイト・ドラゴン2体とフェンリルを敵軍に近づけ、
再び、砲台への攻撃を試みる。
けど・・・・
結果は同じ。
全てが弾かれてしまうんだ。
しかも、召喚獣たち自身が砲台に近づこうとしても、
ある距離以上、近づくことが出来ない。
「ホーリー・ドーム・・・」
効果としては、それに似ている。
けど、ホーリー・ドームは、S級の魔物の攻撃を防ぐことは出来ないハズ。
「困ったな・・・」
そして、マンティコアで攻撃を仕掛けていたジルの方も、
その攻撃を全て弾かれてしまったみたい。
なので彼も、次の手に困っている。
さて、どうしたものか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
ヴォストーク軍の秘密兵器により、レオンの召喚樹の攻撃が弾かれてしまう事態に・・・
しかも、その召喚獣達は敵軍に近づくことも難しいようです。
果たして、レオン達はこの窮地を乗り切ることができるのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




