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新ダンジョンは地形が豊富!?でも父さんは王都のA級冒険者とバチバチ!?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


王都の調査団の護衛で新ダンジョン調査に参加しているレオンは、

草原で広々とした地下3階層を抜けて、地下4階層に向かいます。

そんな彼が目にしたフロアの景色とは・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「湿地帯?」

「そうね、そんな感じよね」


オレの言葉に、母さんが同意する。


地下3階層は快晴の草原・・・とても気に入ったんだけど、

地下4階層は、下は泥や沼地が多く、かなりジメジメした感じだった。

流石に雨までは降ってないけどね。


階段からすぐ先のフィールドには、カエルがピョンピョン跳ねている。

勿論、カエルって言っても、大きさは1メートル近くあるんだ。


「なんか、このフロアにずっといると、鬱になりそうだな・・・」

改めて、父さんがそんな感想を漏らしていった。


けど、ここへは遠足で来たわけじゃない。

調査団の皆さんは、それぞれの職責を全うするため、

ささっと、仕事に取り掛かり始める。


そしてオレ達は、そんな彼らを護衛していく責任があったんだ。



結局、この階層の調査も、特に大きな問題はなく、無事終了した。

その後も、次々と下の階層に移動して調査が行われ、

各階層がそれぞれ見せる、全く違った階層構造に、

オレは目を奪われていく事になったんだ。


そして、2週間近くが経過し、その調査団は

いよいよ、最終段階に突入して行ったんだ。




【視点変更】 グレイ・ウォーカー (父さん)


調査団が、ディープ・フォレスト最深部の新ダンジョン調査を開始してから

はや2週間。


ついに、その調査は地下10階層に到達した。


1つ気に食わないのは、王都からやってきた調査団の中に、

A級冒険者パーティー "碧翼(へきよく)の彗星"が居やがることだ。

そこのリーダー・ヴァレリウスとは、昔から、どうも馬が合わない。


初めて会ったのは、もう10年以上前になるんだが、

その時、アイツは20歳前で、まだD級の鼻たれだった。


でも、あれよあれよという間にランクアップしやがって、

数年後にはA級冒険者に成ってやがったんだ。


まあ、それは別に良いんだが、

5~6年くらい前、久しぶりに大貴族の護衛で一緒になったとき、

俺達は大喧嘩してしまったんだ。


奴は俺に対して、A級冒険者になったのであれば、

王都で大きな仕事をこなし、国に最大限の貢献をするべきだ!

そんな主張をしやがる。


俺は別に、王都にこだわる必要なんか微塵も感じない。

王都であっても、地方の小さな町であっても、

その土地で困っている人がいれば、彼らの為に頑張れば良いと思っている。


今回も、最初に顔合わせをしたときに

"まだ、こんな田舎でやってるんですね?"

なんてほざきやがったんだ。


俺は頭に来たんで、


"田舎の町に居たからこそ、新ダンジョンを発見する機会に恵まれたんだ。

これが、国にとってどれだけ大きなことか?

王都にいる冒険者には分からんだろうな!"


って、言い放ってやったんだ。

それを聞いたヤツの顔ときたら・・・・・(笑)

気分良かったぜ!

俺、久しぶりにスッキリしたんだ。


因みに妻のカリンは、ヤツの事を、特に何とも思っていないらしい。


けど・・・・

いつの間にか、息子のレオンと、あのヴァレリウスが、

スッゲェー仲よくなってやがるんだ!


まあ別に、俺が嫌いな奴を、息子にも嫌いになれ!って、

そんな理不尽なことを押し付ける気はないんだけどな。


ただ、何か無性に腹立たしいぜ。。




【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)


「・・でさぁ、地下9階層の迷路で、落とし穴に落っこちちゃって(苦笑)」

「レオン、大丈夫だったのか? 下に罠とかなかったか?」


「うん、流石に、まだこの階層では、即死の罠は無いみたい。

落とし穴の底にスライムが3匹居たんだけど、オレが落ちたとき、

彼らがクッションになってくれて、彼らだけが死んじゃったんだよねぇ」


「何か、えらい親切設計だなぁ、その落とし穴(笑)

でもよぉ、11階層から下は、本当に注意しろよ?

即死トラップが有ったら、目も当てらんねぇ~からな!」


「うん、ホントだよね、気を付けるようにするよ!

にしても、トラップを事前に検知できるような魔法って、ないかなぁ?」


「その辺は、お前の爺さんか、お袋さんが詳しいんじゃねぇ~のか?」

「そうだね、後で聞いてみよう!」


新ダンジョン調査団は、ようやく地下10階層の調査まで終えて、

いよいよ、最後のボス部屋に臨むところだった。


部屋へ向かう途中、オレは "碧翼(へきよく)の彗星"のリーダー・ヴァレリウスさんと

楽しくおしゃべりしながら、その道中を楽しんでいたんだ。


父さんと犬猿の仲っぽい、この人だけど、オレは結構好きだった。

チラッと、父さんの顔を見ると、若干ムクれ気味だったんだけどね(苦笑)


「団長殿、ボス部屋に着きましたよ!」


一団を先導していた父さんが、目的地への到着を調査団の団長に伝えていく。

団長のアストルードさんを、正直、オレは苦手だったんだけど、

まあ、特段、オレに意地悪してくるってことは無かった。


立場のある貴族が、12歳の冒険者に意地悪するなんて、

彼らの矜持が許さないのかもしれない。



「さて、調査団の諸君、ようやくここまで辿り着いた。

王都から指示を受けている調査は、この地下10階層までとなっているので、

我々の仕事は、このボス部屋で終了となる。


ただ、この先がどうなっているのか、念のため、確認しておく必要はある。

なので、全員でこのボス部屋に入って、護衛の冒険者にボスを倒して貰い、

全員で地下11階層まで辿り着きたいと思う」


「わかりました」


「ちょっと待ってください!」

「何だね、グレイ・ウォーカー君」


「ボス部屋ですが、過去の経験から、入れる人数が制限される可能性があります。

恐らくボスはD級レベルと考えられるので、

そいつを倒すには、冒険者1人か2人で大丈夫でしょうが、

調査団の方の守りも固める必要があります。

先頭で我々冒険者が3名程入って、その後、調査団の方々が入れるだけ入る・・・・・

そんな流れで、如何でしょうか?」


「そんな事は分かっている。

じゃあ、最初は"金色のラグナロク"の3名が入り、

その後、調査団員が入れるだけ入っていく・・・

まずは1回、それでどうなるか、様子を見てみよう」


「わかりました」


あの団長さん、人数制限のこと、最初から分かっていたとは思えないんだけど・・・

まあ、いいか。


ていうか、実はオレも、全然知らなかったんだけどね。。

ちょっと勉強になったよ。



ということで最初は、オレ達 ラグナロクの3人が入ることになったんだ。


「いいかレオン、中に入ったら、お前一人でボスを倒してみろよ。

それもな、剣だけでだ。

イケるよな?」


「分かったよ、父さん。楽勝でしょ」


「後ろの調査団の人達は、私達が守るから、そちらは気にしなくて良いからね」

「うん、ありがとう、母さん」


ということで、作戦タイム(?)終了で、オレ達は部屋に入って行ったんだ。

さて、どんな魔物が出てくることやら。

ちょっと楽しみ(笑)

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


新ダンジョンの地下4階層は、みんなが苦手な湿地帯だったようですね。

でもこの先、新ダンジョンは様々な顔を階層毎に見せてくれることになりそうです。

そして、この次は地下10階層のフロアボスとの対戦になるようです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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