調査団のカワイイ女性はオレの光魔法の先生!でも、父さんが大人げなさすぎ(笑)?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
いよいよ新ダンジョンの調査がスタートし、
レオンも両親と共に護衛として参加して行きます。
そして彼は、調査団の歳の近い女性と仲良くなっていくことに。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「カリン殿、このフロアの幅と奥行きは、どのくらいか分かるか?」
「ええと・・・
恐らくですけど、幅が700~800メートル程度、
奥行きも、同じくらいだと思います。団長殿。」
「そうか・・・わかった。
では打ち合わせ通り、地下3階層の調査チームは、このまま調査を開始。
地下4階層の調査チームは、地下4階層への階段が見つかるまで、この場で待機。
階段の調査は、"金色のラグナロク"と "銀色のタンポポ"におこなって貰おう」
「わかりました」
ってことになった。
「レオン、お前はこの場に残って、調査団の地下4階層チームの方々を守ってくれ。
父さん達は、タンポポと分担して、階段を探してくる」
「OK、父さん、気を付けて!」
「ははは、E級以下の魔物のフロアで、気をつけようもないさ」
確かにそれは言えている(笑)
ただ、調査団の人達は、戦闘経験のない人達ばかりなので、
F級・E級モンスター相手でも、戦闘は難しい。
聖水がどこまで有効か分からないので、ここはキチンと守って行かないと。
「レオン、お前が退屈しないよう、あっと言う間に階段を見つけて来るからな!」
「ラルフさん、タンポポのみんな、頑張ってね!」
「おうよ!」
そう言いながら、ラグナロクとタンポポのメンバーは、
階段を探しに出かけて行ったんだ。
「ねえレオン君、レオン君ってS級のタイタンを召喚したって聞いたんだけど、
それってホント?」
調査団の主任魔道研究員エレノア・ヴェインさんの助手・セリアさんが
一人になったオレに近づいて、話しかけて来る。
彼女は今回、地下4階層の調査チームに入っている。
王都にある魔道学院の生徒で、現在17歳と、
この調査団の中では一番若い人。
オレと同じ10代って事もあって、時々話しかけてくれたりする。
「運が良かったんですよ」
そんな返事をするけど、当然、運だけで片付けられる話でもない。
「で、でも~、召喚魔法のレベルが低かったら、S級なんて契約出来ないよねぇ?
今、召喚魔法のレベルっていくつなの?」
「ええと・・・今は151・・かな?」
契約したときは145だったような・・・・
まあ、その辺りはどうでもいいよね。
「えええ!だってレオン君、今12歳よねぇっ!?」
「うん」
セリアさんの悲鳴のような大声で、
周囲の調査員の視線を一気に集めてしまう。
ちょっと恥ずかしい。。
「レオン君って、ホントすごいんだぁ~」
「だから、たまたまですって~」
話がループしてしまった・・・
「他に魔法って使えるの?」
う~ん、オレのステータスって、あまり根掘り葉掘り聞かれると
ちょっと具合が悪いんだよなぁ・・・
「光と闇は使えますけど、殆どフツーですよぉ」
「そうなんだぁ~、でもすごいなぁ」
「っていうか、セリアさんは、魔道学院でどんな勉強をしてるんですか?」
話題を逸らそうとするオレ。
相変らずセコイ(苦笑)
「えぇ、わたし~? 私は今、光属性魔法の研究をしてるの」
「じゃあ、光魔法を使えるんですね?」
セリアさんのステータス、ちょっと覗いて見たい。
でも、女性のそれを勝手に覗くのも、何だか、ちょっと気が引けるんだよね。
まあ、母さんのは問答無用で覗いちゃったけど(笑)
「勿論、使えるわよ~!
私、今ね、特に支援系や強化系の光魔法の研究をしてるのよ」
「光魔法で、強化が出来るんですか?」
「そうよ!レオン君、光魔法は使えるのよね?」
「ええと、ちょっとなら」
「じゃあ、絶対に覚えた方がいいよ~」
「是非、教えてぇ~!」
徐々に前のめりになっていくオレ・・・
「ええとねぇ、例えば、プロテクションと言って、自分や仲間の前に
光の膜を張って、みんなの防御力を上げたり、
レジスト・マジックといって、相手の魔法攻撃に対する防御を上げたり、
ホントに色々できるのよ!」
知らなかった・・・・
オレ、実は光魔法のレベルも100を超えてるんだけど、
今まで、HP回復のヒール系か、状態異常回復のキュアしか
使ったことが無かったんだ。
今まで、じいちゃんからは、召喚魔法とキャスターで使えそうな攻撃魔法ばかり
教わってたからなぁ~
そうかぁ~
プロテクションって、
体の前に光の膜を張るイメージなのか・・・
そういえば、昔やり込んだゲームで、同じような魔法があったなぁ。
「ちょっと、やってみるね。
"プロテクション"!・・・・・おぉ」
「すごい!一回で出来たっ!
やっぱりレオン君、魔法の才能が凄いわっ」
「ありがとう!セリアさんのお陰だよ~
じゃあ・・・"レジスト・マジック"!・・・・おぉぉ」
「凄い、すっごぉい~っ!」
この後も、セリアさんからは、
HPを徐々に回復させる"リジェネレイト"や、
MPを徐々に回復させる "リフレッシュ"の魔法、
身体能力の底上げをする"フィジカル・ブースト"の魔法なんかを教えてもらったんだ。
物凄く勉強になった!
昔やったゲームで、魔法のイメージが出来ていた事も、役立っているっぽいしね。
でもオレ、もうちょっと、攻撃魔法以外の勉強もしないとダメだ。
今回、そう感じさせられたんだ。
「なんだレオン、セリア女史と、ずいぶん楽しそうにしてるなぁ?」
「とっ、父さんっ、これはその・・・」
下層階への階段をアッサリと見つけて戻ってきた、父さんと母さん。
15分も掛かってないんじゃないかな・・・
「良いって良いって、セリアさん、ウチの息子、よろしく頼みますよ!」
「えっ・・・・・ええっと・・・・はい。」
顔が真っ赤になっていく オレとセリアさん。
対象的に、ニヤニヤと楽しそうな表情の父さん・・・。
この人、ちょっと大人げない・・・
そして、下層階への階段が見つかったので、
オレ達 地下4階層組は、いよいよ、そちらへ移動することになった。
「プロテクション! レジスト・マジック!」
早速、覚えたての魔法を(笑)
オレは下層階に移動する調査団全員に魔法をかけていく。
「おぉ~」
みんなが、少し喜んでくれるのが嬉しい。
これで、少しでも安心して、下層階まで移動して貰えればいいんだけどね。
下層階への階段は、お約束通り、元居た場所の反対側にあり、
通り道にいるF級・E級の魔物を排除しながら移動して、
大体15分位で到着した。
そして、再び "金色のラグナロク"を先頭に、
階段を下って行ったんだ。
「この階段も結構長いよな?」
「そうね、地下4階層もたぶん、3階層みたいな感じ・・・じゃないかしら?」
そして・・・
「あぁ・・・地下4階層は、こんな感じなのかぁ」
先陣を切って地下4階層に降りた父さんが、新たなフロアの景色を眺めながら
今度は、ややため息交じりに言葉を吐き出していく。
続けてオレも、そのフロアを眺めていくと・・・
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
調査団のセリアさんと仲良くなったレオンは、
様々な光魔法を彼女から教えてもらったようですね。
けど、そんな楽しそうな2人を茶化していくレオンの父グレイ。
まあ、なんとも大人げないですよねぇ(笑)
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




