ジルの国・カイパー公国完全勝利!そしてノエルとセーラはグリーンウッドへ・・・
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ジルの父バルガスの毒を治すため中央諸国にやって来たレオン達。
バルガスの毒は完全に治癒しますが、中央諸国内の敵国がジルの国に攻めてきます。
ジルとレオンを後方に残し、前線へ向かったバルガスですが、敵との兵力差に苦戦。
そこへ、レオンの召喚獣達が援軍としてやって来ます。
苦戦していたバルガスの軍ですが、召喚獣達の活躍によって形勢は一気に逆転!
そして彼等は敵軍相手に勝利を収めることに!
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「親父ーっ!」
「おうっジル、それにレオン、セーラ、ノエル!」
前線での戦闘が収まったことを確認して、ジルとオレは、バルガスさんの元へ飛んだ。
もちろん、ノエルとセーラも一緒に。
「あの加勢してくれた召喚獣は、レオンのものだな?」
「・・・すいません、勝手なことをしちゃって」
「何を言っている、レオン!
あの召喚獣のお陰で、この国は救われたのだぞ!
礼を言わせて貰うぞ!感謝する!」
そう言うと、バルガスさんはオレの両手を固く握りしめて来た。
「あ、バルガスさん、最前線の防衛隊の人達ですが、
オレが確認した限り、4000人位の兵隊さんが無事だと思います。
一度散り散りになってしまったみたいですけど、
今は恐らく、元の場所に再集結していると思いますよ」
「それは本当か!レオン」
ということでバルガスさんは、この場の処理を参謀のビクトールさんに任せて、
ジルの呼び出したマンティコアに乗って、最前線へ飛んだんだ。
もちろん、オレ達3人も、その後を付いていく。
「バルガス様!ご無事でしたか!
敵は!? ゾルギア軍は!?」
「デニス大将こそ、無事でよかった!
ゾルギア軍は瓦解したぞ。今、ビクトール達がその後片付けに当たっている。」
「なんと!あの魔物の軍を打ち破ったのですかっ!!
流石はバルガス様!素晴らしい手腕です!」
「デニス、いや、それには色々と事情があってな。
まあ、その辺りは後で説明するから、まずは防衛隊の今の状況を教えてくれ」
「了解しました!」
そんな感じで、バルガスさんは、デニス大将と呼ばれる人から、
今までの経緯や、現在の状況などの説明を受けて行った。
どうやら彼の話だと、ゾルギア軍は、夜の暗闇に乗じて国境付近まで近づいて来て、
夜明けと共に、一気にカイパー公国の防衛隊に突っ込んで来たらしい。
先頭はウルフやベアなどの魔物達が取り、兵の半数は就寝中だった防衛隊は、
その敵に成すすべなく防衛ラインを突破され、そして分断されてしまったそうだ。
ただ、敵の目的は、防衛隊のせん滅では無く、公国内への侵攻、
そして主都バルデ攻略だったようで、思ったほど、防衛隊に死者は出なかったらしい。
とは言え、元々5000居た兵は、それでも4000強にまでに減ってしまったようだ。
その後バルガスさんは、防衛隊の建て直しのため、前線へ残る事になった。
一方のオレ達は、この日の時刻が、もう夕方に迫って来ていたので、
今晩も、主都バルデのお城に泊めて頂く事になったんだ。
バルガスさんの奥さんエルザさんは、とても喜んでくれて、
この日も、とっても美味しい夕食をご馳走して頂いたんだ。
ただ・・・
さすがにオレ、この晩、お酒を飲むのは控えたんだよね。
だって、これ以上、お酒で意識を失ったら・・・
そしてオレ、その晩、ベッドに横になりながら、色々考えたんだけど、
もう暫らく、公国に留まる事に決めた。
だって、ゾルギア覇王国軍は壊滅状態になったのかもしれないけど、
東のヴォストーク連邦が、まだまだこの国を狙っているみたいだし・・・
オレ、すごくそれが心配だったんだ。
そして翌朝・・・
オレは公国に残る事を決めた一方、
ノエルとセーラの2人はグリーン・ウッドへ帰すことに決めた。
それを2人に伝えると、最初彼らは、
「絶対に残る!」
って言い張ったんだけど、ただ、家の人達には、すぐに戻ると伝えて出てきたので、
物凄く、心配されちゃいそうなんだよね。
その辺りをキチンと話し説明したら、何とか納得してくれたみたい。
ただ、帰り際、オレの召喚したホワイト・ドラゴンに乗って飛び立っていく時、
彼らの表情があまりにも悲しそうだったので、オレ、その時、結構心が痛んだんだ。
ごめん、ノエル、セーラ・・・
こんな感じで、オレだけカイパー公国にしばらく滞在することになったんだけど、
今後この地は、オレの予感通り、
大きな波に呑み込まれていくことになるのだった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
カイパー公国は敵軍から見事な勝利を収め、敵国との戦争が終了します。
レオンは、暫らくこの国に残る事に決めましたが、
実家への連絡を兼ねて、ノエルとセーラは一旦、国に返すことになったようですね。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




