敵ゾルギア覇王国崩壊!オレの召喚獣はやっぱり無敵!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ジルの父バルガスの毒を治すため中央諸国にやって来たレオン達。
バルガスの毒は完全に治癒しますが、中央諸国内の敵国がジルの国に攻めてきます。
ジルとレオンを後方に残し、前線へ向かったバルガスですが、敵との兵力差に苦戦。
そこへ、レオンの召喚獣達が援軍としてやって来ます。
苦戦していたバルガスの軍ですが、召喚獣達の活躍によって形勢は一気に逆転!
レオンはその仕上げをおこなっていきます。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「自殺行為も甚だしいぞ! 何か裏でもあるのか!?」
不可解な敵の動きに、私はそう勘ぐってしまったのだ。
だが・・・
「バルガス様、敵の魔物はほぼ全滅、敵兵1万も総崩れとなり、
現在、逃げ惑っている模様!」
特に、何かがある訳でもなさそうだった。
分からない・・・
ギルザ(ゾルギアの王)は一体何を考えているのだ?
これでは、兵達をただ無駄死にさせるだけではないか!?
敵ながら、乱戦の中へ突入させられた1万の兵が憐れでならない。
しかもあの中には、元カイパー公国の者達も居るはずなのだ・・・
【視点変更】 ギルザ王 (ゾルギア覇王国 国王 32歳男性)
「ギルザ様、前進したゾルギア軍1万は総崩れ!
既に統率を失い、兵達は前線から離脱、逃げ惑っています!
如何いたしましょう!?
ぐわぁっ!」
愚かな報告をしてきた兵を蹴り倒し、俺は怒りに震えていた。
「あの敵の召喚獣・・・・あれは一体何なのだっ!
あんな存在、聞いていないぞ!」
ハラワタが煮えくり返る思い・・・
だが、次の瞬間!
「ギルザ様!こちらに向けて敵召喚獣が襲ってきます!お逃げ下さい!」
それは既に、俺の視界にも入っていた。
上空から迫りくる、真っ赤なドラゴン・・・
低空飛行しながら、口に途轍もなく明るい光のエネルギーをため込み、
俺のほうへ迫って来るのが分かる。
茫然としながら俺は立ち上がり、そして・・・。
敵ドラゴンの口から放出されるエネルギーに、全身が包まれていったのだ。
【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)
「ジル、倒したよ」
「ああ、俺も見ていた。ありがとうな、レオン」
「やったのね、レオン?」
「兄ちゃん、やっぱ凄げぇ~!」
敵1万の兵が進軍して来たとき、一旦オレは、その軍目掛けて攻撃を加えて行った。
ドラゴン達の突撃で、その軍は直ぐに総崩れとなり、
兵達は、すぐさま逃げ惑っていく。
けど・・・
ジルの要請で、その攻撃を止めることにした。
ジル曰く、
「あの中に、元々カイパー公国の者だった兵も居るはずなんだ!」
そんな言葉を聞いて。
ここ数年、カイパー公国は、今戦っている北東のゾルギア覇王国、
そして東のヴォストーク連邦、この2か国に領土を奪われ続けている。
そして、奪われた領土に住んでいた人達は、
その両国に無理矢理編入されてしまったそうなんだ。
そうなると、彼らの中で、戦える者達は全て、敵の兵に組み込まれていくらしいんだ。
「レオン、俺がファルコンで敵の王を探すので、そいつを倒してくれないか?
それでこの戦争は止まるはずだ!」
ジルの判断は的確だ。
なのでオレは、彼の指示に従うことにした。
そして10分後・・・
「レオン、敵の王を発見したっ!
分るか!? 後方にいる・・・そう、あの森の所だ!」
ジルがファルコンを使って、敵の王を探し出していく。
彼のファルコンは、まだヴァニッシュの魔法が消えていないので、
近付いても、気づかれる事は殆どなかったんだ。
そして、その場所をビジョン・シンクで確認したオレは、
そこへ、レッドを派遣していく。
ビジョン・シンク越しに、こちらを見つめている敵の王。
レッドの姿に死を悟ったのか、逃げることも無く、茫然と立ち尽くしていた。
そして・・・・
一瞬の後、レッドが放った光のエネルギーに呑み込まれ、彼は消え去っていったんだ。
最近、オレ、戦争というモノに慣れてしまったのかもしれない。
以前は、召喚獣越しでも、人を攻撃することに躊躇いを感じていたのに・・・
そして敵は王を失い、兵達は四散、魔物達もほぼ壊滅・・・
恐らくこれで、この戦いは終わるんだろう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオンの召喚獣達はやはり強いようですね。
ゾルギア軍を叩きのめし、その勢いで敵将も倒してしまったようです。
果たして、ジルの国カイパー公国は、このまま平和が訪れるのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




