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オレのS級召喚獣に敵はパニック!?1万の敵兵が動き出しちゃったよ!?

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ジルの父バルガスの毒を治すため中央諸国にやって来たレオン達。

バルガスの毒は完全に治癒しますが、中央諸国内の敵国がジルの国に攻めてきます。

ジルとレオンを後方に残し、前線へ向かったバルガスですが、敵との兵力差に苦戦。

そこへ、レオンの召喚獣達が援軍としてやって来ることに。

それによって、戦況が一気に変わっていく事になりそうです。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 ギルザ王 (ゾルギア覇王国 国王 32歳男性)


「ギルザ様っ!巨大な魔物が、バルデ方面から近づいてきます!」

「なんだとぉっ!?」


兵の声を聞くと同時に、前方を見渡す私の視界に、

ドラゴンと思しき飛行体と、地上を駆けてくる大型の四足歩行の魔物の姿が・・・


「あんなのにトロールが勝てるはずがない!

召喚隊!サイクロプスを呼び出せ!急げ!」


「ハッ!」


俺はいざという時のため、後方に控えさせていた召喚隊を呼び出した。

そして20人の召喚士が前に出て、次々と召喚獣を呼び出していく。


『召喚【サイクロプス】!』


奴らの目の前に、体長10メートル級の魔物が20体出現してくる。

ただ、コイツらで、あのデカイ召喚獣に対抗できるのか?

敵のデカさを考えると、やや不安が残る。


「急げ!急いで、あの大型に対処するのだ!」

「は、はい!」



クソッ!この戦い、楽勝でバルガスの奴をぶっ潰せると思っていたのに、

想定外の事態だ。


その上、俺が あんなデッカイ魔物に襲われでもしたら・・・

ならば!


「全軍、突撃しろぉっ!そして、あの魔物達をブッタ切ってやれ!」

「・・・・・・」


「どうした!何を躊躇(ちゅうちょ)している!早く行け!!」

「・・・ハッ!」


俺は1万の兵も同時に動かすことにしたのだ。


俺が死んでは元も子もない。

こんな所まで来て、俺は負ける訳には行かないのだ。

俺は中央諸国の歴史上、初めてこの地を統一するはずの男!

絶対に こんな所で負ける訳にはいかぬ!





【視点変更】 バルガス・カイパー公王 (カイパー公国 公王 38歳男性)


「バルガス様、敵の新たな魔物が前進してきます!」

「どんな魔物だ!?」


「恐らくはサイクロプス!」

「数は!?」


「数は20!横並びで進んできます」


物見の兵の報告を聞き、本来であれば、私は絶望の淵に追いやられていたハズだが、

今の私の気持ちは全く違った。


サイクロプス20体・・・


奴らは、確かA級。

ジルの奴も、1体召喚契約をしていたはずだ。


残念ながら、A級が20体来たところで、恐らくS級1体にも(かな)うまい。

S級とA級では、それほどまでに力の差があるのだ。


そんな事を考えながら、私は冷静に丘の上から状況を見つめていく。


森の中から横並びで前進してくる巨人が、確かに20体ほど見える。

だが・・・


その10メートルの巨人の姿を見たホワイト・ドラゴンと思しき召喚獣が、

猛烈なスピードで、彼らに襲い掛かっていく。

旋回して近づいていき、低空飛行のままブレスを吐く・・・


すると!

一瞬で3体のサイクロプスが凍り付いて、動けなくなっていく。

そして、少しすると、そのまま3体は消えて行ったのだ。


更に、ホワイト・ドラゴンが旋回して舞い戻り、再びブレスを吐いていく。

そうすると、追加で4体のサイクロプスも・・・


逆に、空のS級に対して、地上のA級は何の攻撃も加えられない。

全く、話しにならない戦力差だった。


そして、そんな旋回が5回も続くと・・・


「サイクロプス全滅!」

『おぉーっ!』


周囲の兵達も、丘からその様子を見つめており、

敵の消失の瞬間、大歓声が上がるのだった。


だが、しかし!


「再び、サイクロプス20体が出現!」

「・・・・」


その瞬間、私は理解した。

"そうか・・・あのサイクロプスは召喚獣なのだな・・・" と。


召喚獣は、召喚士のMPが残っている限り、何度でも復活出来るそうだ。

ジルの奴がそう言っていた。

そこが、本来の魔物との違い。


だが!

敵召喚士がサイクロプスの召喚を繰り返しても、結果は同じことの繰り返しだろう。

奴らに勝ち目はない!


そして、そんな状況が繰り返され、しばらくすると・・・



「バルガス様!今度は、敵1万の兵が前進し始めました!」

「なにっ!?本当かっ!?」


「はい、間違いありません!」


兵の言葉を聞いて、私は耳を疑った。


本来であれば、1万の敵兵が動くとなると、

私は身震いするほど戦慄する状況なのだろう。


だが今、両軍の間では魔物達が乱戦状態。

というか、一時押され気味だったレオンの召喚獣達(と思われる)が、

S級の援軍が到着によって、この戦況を一気に逆転させていたのだ。


今ではそこは、殆ど一方的な殺戮の場。

そんなところへ、兵を前進させるなんて・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


敵軍の将は、レオンの派遣したS級召喚獣を見て、

A級の召喚獣だけでなく、なんと1万の兵を動かし始めたようですね。

でも、それって、ただ単にヤラレにいくだけじゃないんでしょうか?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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