東から500体の飛行系魔物が追加来襲!困ったオレは、いよいよ彼を召喚するよ!
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蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
国境沿いの防衛力強化のためにサウス・ゲート砦を訪ねるレオン達。
ところがそこへ、大量の魔物が襲来!
西からは地上型の魔物が数千、東からは500体の飛行系が押し寄せてきます。
そんな東の飛行系魔物に対し、召喚獣で応戦するレオンでしたが、
その戦闘中、更に500体の飛行系魔物が押し寄せてくることに・・・
そこでレオンは、ある事を決意します。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「また500体くらい居るかもね」
「そうだねセーラ、さすがにあれは、ちょっとシンドイよね・・・」
いつも元気なセーラとノエルも、更に500体の敵襲来には、ちょっと食傷気味なようだ。
「ベアトリクス、どうする?バリスタを再び東に移動させるか?」
「いや、まだ西側の陸上型が完全にはせん滅できていない。
北と南の5台ずつを動かすか・・・
だが、今レオンを、その作業に当たらせる訳には行かないな・・・」
いつも決断力の早いベアトリクスさんも、この時ばかりは
少々判断に迷っているようだった。
それはそうだよね。
ここまで次々と、魔物の大軍が押し寄せて来るなんて、
普通、あり得ないことだから。
「レオン、お前の召喚獣で、あの500体に対して、どこまで対抗出来る?」
「う~ん、その前の第1弾の500体を完全には倒しきれていないので、
正直、第2弾の500体を止め切るのは厳しそうです、ベアトリクスさん」
「そうか・・・」
さすがに数が多すぎる。
陸上タイプの魔物ならともかく、飛行系はスピードが速く、
しかも自由に空を駆け巡っていくんだ。
レッドを介して見ても、敵はイーグルだけじゃ無く、
ワイバーン系も多数いるように見える。
オレの16体の召喚獣で対応するにも、限界を超えているように感じる。
で、あれば・・・
「・・・バハムートを」
「ん、どうしたレオン?」
「バハムートを召喚します。
ベアトリクスさん、空を狙うので大丈夫だと思うんですけど、
最悪の場合、東の平原の自然が、少し壊れるかもしれません。
それでも大丈夫でしょうか?」
「・・・極力・・・空を狙って、そうならないようにしてくれ。
ただ、最悪の場合、多少の被害は構わん」
「わかりました」
ベアトリクスさんの許可は得た。
もちろん、被害は最小限に抑えるつもり。
「兄ちゃん、いよいよ出すんだね?」
「あぁ」
「レオン、派手にブチかましてやりなさい!」
「あんまり、派手になり過ぎないようにしたいけどね、セーラ」
ノエルとセーラは、再び興奮気味になっていく。
だって彼らって、まだバハムートを見たことがなかったからね。
「じゃあ、行きます」
「頼む、レオン!」
「召喚【むーちゃん】!」
『むーちゃん?』
バオォォォーーーンッ!
あぁ・・・つい。
【むーちゃん】って言わず、【バハムート】の名で召喚しておけば良かった。。
「す・・・・すごい」
「デカい・・・」
あのアウレリアさんとベアトリクスさんが、目の前に出現した
体長50メートルのバハムートに衝撃を受けていく。
でも・・・
「兄ちゃん、かっけーっ!」
「レオン、アンタもやる時はやるわね!」
ノエルとセーラはいつも通りだ(苦笑)
そして周囲の兵隊さん達からは・・・
一切声が上がってこない。
オレ、彼らの方をチラッと見てみたんだけど、
みなさん、目を見開き、口をあんぐりとさせたまま、沈黙を続けていたんだ。
まあいい!
今はそれどころじゃないんだ!
「バハムート以外、全て"召喚解除"!」
現在、東の空で戦闘中だった16体の飛行系召喚獣を、一旦下がらせていく。
もちろん、バハムートの攻撃を受けて倒れてしまっても、全然問題はないんだけど、
何となく、味方の同士討ちは見たくなかったんだ。
「"レオンよ、かなり困っているようだな?"」
すると、バハムートの"むーちゃん"がオレに語り掛けて来る。
彼と話すことって、実はまだ3回目だった。
「そうなんだよ、むーちゃん。
悪いんだけど、あの東からやって来る飛行系の魔物達・・・
あれを全部、倒して貰えるかな?」
「分かった。そんなこと、造作もないことだ」
「おぉ、さすが!で、そのぉ~」
「なんだ、何かあるのか?」
「できれば、周囲の自然を破壊したくないんだけど・・・」
「分かった。地上から空を攻撃するのだから、周囲の自然を巻き込むことは無いだろう」
「よかった!ありがとうーっ!」
ということで、オレは全てをバハムートの"むーちゃん"に任せることにしたんだ。
「ノエル、セーラ、一応、撃ち漏らした敵が近づいてくるかもしれないから、
バリスタの準備はしておいて!」
「分かったわ」
「アーチャー、キャスターも近づいてくる敵を迎撃して」
「了解です」
「了解だ!」
「にしても主よ、あのバハムートはデッカイですな」
「ナイトだったら、彼に勝てる?」
「いや、100%無理です。主よ」
「精霊4人でも?」
「レオン様、無理ですわ。バハムート様は、正直、格が違い過ぎます」
「そうなんだ、ヒーラー」
ナイト精霊もヒーラー精霊も、さすがにむーちゃん相手では、
勝ち目がないと主張する。
オレの見立てでは、精霊達それぞれの力はS+級?
「精霊どもよ、良く分かっておるようだな。
私と対等に戦える者など、この世に数える程しかいない。
まあ、古龍や古の魔物達ぐらいだろうな」
「やっぱ"むーちゃん"って強いんだね」
「無論だ、レオン。
あと言っておくが、私はあの敵を撃ち漏らすことなどないから、
みんなで、そこに座って安心して見ているが良い」
「さすが!
じゃあ、みんな!"むーちゃん"のお手並みを拝見と行こう!」
『わかりました!』
ということで、オレ達はバハムートの攻撃をのんびりと見学していくことになったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
遂に満を持してバハムートが登場したようですね。
あまりの大きさに、レオンは今までバハムートを使いこなせていませんでしたが、
果たして今回、彼の召喚によって、どのような結果になっていくのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




