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ノース・ゲートに続いて、今度は南東の国境沿いにスタンピード発生!しかも魔物が数千体!?

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


侵攻してきたヴォルガルド軍を撃退後、アステリア王国の国境沿いの領地では

防衛力強化を図っていました。

そこにレオンが開発したバリスタやボウガンが貢献していきますが、

そんな中、北東の国境沿いノース・ゲート砦に1000体の魔物が襲来!

更には南東の国境沿いサウス・ゲート砦にも大量の魔物が襲って来るようです。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)


「レオン、すまないが、この辺りにバリスタを1台設置してくれ」

「了解です、ベアトリクスさん」


ローゼン辺境伯領の南東にあるサウス・ゲート砦は、

グリム辺境伯領にあるノース・ゲート砦同様、

東のヴォルガルド王国との国境を守る重要な拠点だ。


挿絵(By みてみん)


ただ、両者の大きな違いは、このサウス・ゲート砦は、ヴォルガルド王国がある東側に

川幅の広いルミナ川が流れているので、敵の進軍を防ぎやすい。


一方、北のノース・ゲート砦は、その地形の関係上、ルミナ川は

西のアステリア王国側に流れている。

ノース・ゲート砦とヴォルガルド王国は、荒野を挟んだ陸続きになっているんだ。


とは言え、このサウス・ゲート砦も、先日のヴォルガルド軍侵攻を目の当たりにして、

防衛力強化が必須と考えているようだ。


今回は、最初に設置したバリスタ20台にプラスして、

更に東壁側にバリスタを増強したいということで、

今回、新たに15台のバリスタを納入することになったんだ。


これで、砦の東壁側だけで計20台のバリスタを配備。

壁の1辺は大体200メートルほどらしいので、10メートルに1台以上設置されたことになる。


その上で、北側、南側、西側の壁にはそれぞれ5台のバリスタが設置されている。

まあ、こちら側は基本、アステリア王国側なので、

そこまで過密にする必要は無いんだろう。

とはいえ、敵は兵だけでなく、大型の魔物が現れる可能性もあるので、

全くの無防備という訳にも行かないんだ。



そんな増設作業が、ようやく今、完了したのだった。


「レオン、お疲れ様!それにしても、アンタは、いつも良く働くわね!」

「兄ちゃん、おつかれさま~!」

「セーラも、ノエルも、設置の微調整とか手伝ってくれてありがとう」


まあ、セーラはオレのことを"良く働く"と言ってくれるけど、

オレはアイテムボックスからバリスタを出すだけ。

設置位置の微調整は、サウス・ゲート砦の兵隊さんや、

シルヴェイン領から一緒にやって来た工場の方、そしてセーラとノエルだったんだ。

寧ろ、彼らの方が大変だったと思うんだよね。



"カンカンカンカンッ!カンカンカンカンッ!"


「ん、警鐘だとっ?一体何事だっ!?」

「はいっ、砦の西に大量の魔物が発生!こちらに向かっていますっ!」


ベアトリクスさんの問いに、即座に返答が叫ばれる。

そして、その内容の驚く領主。


「なにっ、大量の魔物だと!?距離と数はっ!?」


「距離は砦の西約3キロメートル、数は現在確認中ですが、

数千は居ると思われます」


「数千だと?バカなっ!」


そういうと、ベアトリクスさんは、東の外壁から西の外壁へ走り始める。


「私たちも行こう!」

「はい、アウレリアさん!」


その後を走り出すアウレリアさんに続き、オレ、ノエル、セーラの3人も続いていく。

勿論、領都シルヴァから付いて来た騎士団4人と工場の人3人も。


そして砦の西側の外壁に辿り着いたオレ達。

そこから西の方を見渡すと、オレ達の視線に入って来る景色は、

緩い登り坂の草原になっていて、何十キロも先が見通せるわけではなかった。

恐らく、緩く登った草原のテッペンは、ここから数キロ程度と言った感じだろう。


そんな視線の先には、確かに大量の何かが、

こちらに向かって進行してきているように見えた。


この時、オレ達は望遠鏡を持っていなかったんだけど、

物見の人やベアトリクスさんは、既にそれを使って、西の遠方を凝視していたんだ。


「レオン、今設置を終えたばかりで悪いのだが・・・」

「東壁のバリスタを、こっちに移したほうが良さそうですね。何台くらい必要ですか?」


「助かる!できれば10台」

「わかりました!」


「レオン、何か手伝えることはあるか?」

「大丈夫です、アウレリアさん!オレ1人で出来ます!」


「わかった、悪いが頼む!」

「はい!」


そう返事をして、オレは東壁に走って行った。

ただノエルとセーラは、オレの後に付いてきてくれる。


「ねえ、レオン?あの魔物達って、どこから来たのかしら?」

「う~んセーラ、それはオレも分かんないよ~」


「まあ、そうよね」

「兄ちゃん、あんな魔物、召喚獣で倒しちゃえば?」


「いやぁ、流石に数千体は・・・」


ノエルの提案に、オレはそう答えていく。

ただ・・・・

バハムートなら一撃かも?

そう、思わなくも無かったんだ。


以前、じいちゃんから聞いたバハムートの力・・・

本当に凄いらしいんだよね。


そんなことを考えながらも、オレはバリスタ10台を回収して、

すぐさま、西壁に戻って行った。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


ノース・ゲートに続き、今度はサウス・ゲートにも

大量の魔物が襲来したようですね。

たまたま、バリスタなどの納品に立ち会っていたレオン達ですが、

果たして、彼らは魔物達を撃退することができるのでしょうか!?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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