オレが開発したバリスタが大活躍!ノース・ゲート砦は魔物の大軍を圧倒!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
アステリア王国は、以前東の隣国ヴォルガルド王国の侵略を受け、
現在、国境沿いの防衛を強化中。
その強化に、レオンの開発したバリスタとボウガンが大きく貢献。
そんな中、北東の国境沿いにあるノース・ゲート砦には、
1000体に上る魔物達が押し寄せ・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そして・・・
魔物達の大軍が、砦の南東1キロメートルを切り、
いよいよバリスタの射程圏内に近づいて来た!
もう望遠鏡がなくとも、肉眼で敵の種別を判別出来る距離だ。
その数は、やはり1000体近い。
前列には3メートル級の魔物達が多数。
ベア系やボア系、それにゴーレム、更にはオークの姿も見える。
そして後列に行くほど、そのサイズは大きくなっていき、
その最後尾には、10メートル級の魔物達まで・・・
私は魔物に詳しい訳ではないが、兵達の話では、
トロール系やサイクロプス、大型のゴーレムやドラゴン系もいるようだ。
その強さはB級から、中にはA級に至るものまで・・・
「バリスタ隊は、まず、後方の10メートル級から狙い、
それらを倒したら、後ろから順番に大型の魔物を倒して行け!」
『はい!』
「ボウガン隊は、敵の前列にいる3メートル級から狙い撃て。
前列の魔物は、砦の外に設置した結界魔法で、足止めを食らうハズなので、
奴らが止まったら、ドンドン狙い撃ちしていくのだ!」
『了解です!』
そして・・・
バリスタの射程に、前線の魔物達、そして徐々に大型の魔物達が入って来る。
そんな状況を確認して、この戦いは始まっていった。
「バリスタ隊、第1射、撃てーーっ!」
"バンッ!ビュンッ!!"
隊長の掛け声と共に、バリスタによる攻撃が始まっていく!
南壁と東壁上に設置された15台のバリスタから、
同数のボルトが一斉に魔物達を襲う。
『おぉーっ!』
発射されたボルトの何本かが、大型の魔物達に命中!
その場で、7体倒れていくのが分かる。
沸き上がる弓術隊の兵達!
そして続けて、
「第2射、撃てーーッ!」
"バンッ!ビュンッ!!"
『おぉぉーーーっ!』
再び15台のバリスタから、それぞれ鋼鉄製のボルトが発射され、
今度は6体の10メートル級が倒れて行ったのだ。
それにしても・・・
このバリスタは、なんと物凄い威力なのだろう。
A級の魔物と戦うなんて、一般の兵達では、通常あり得ないことだ。
そう言った面では、我々は冒険者達に畏敬の念を抱かざるを得ないのだが、
それにしても、この遠隔武器は、そんなA級達を一撃で倒してしまう程なのだ。
そして、その後も一方的な戦いが続いた。
そもそも、今回の魔物達は飛行系が居ないため、
奴らは我々に近づいて来るまで何も出来ない。
一方の我々は、バリスタで500メートル以上の射程距離、
ボウガンでも100メートル以上の射程があるため、
バリスタで大型の魔物を倒しながら、
結界まで近づいて来た前線の3メートル級を、ボウガン隊が狙い撃ち。
徐々に徐々に魔物は数を減らしていき、
1時間後には、その全てが消滅して行ったのだった。
「いやぁ、ライナー殿。
バリスタとボウガンの威力、凄まじいものでしたね!」
やや興奮気味に、副官のミレーヌ・ウォードがそう話しかけてくる。
確かに、今まで目の前で繰り広げられていた、我が防衛軍の圧勝劇を見れば、
その興奮も理解出来る。
「ただ、まだ生き残った魔物が居るかもしれない!
そのあたり、キチンと確認出来るまで、油断はするな」
「はい!」
倒れた敵に動きが全くなくなったことを確認して、
我々は、敵の確認に向かうことにした。
いくら倒されているとは言え、これだけの魔物に囲まれると、
やや恐ろしさを感じてしまう。
グリムガルドの攻防で、召喚された魔物達に、散々叩きのめされてしまったことが
今も影響しているのかもしれない。
ただ・・・
元々、冒険者をしていたことのある兵達によると、
特に後方の10メートル級から剥ぎ取られる素材は、かなりのお金になるそうだ。
現在、グリム辺境伯領は、戦後の復興のために、かなり出費がかさんでいるため、
この素材による利益は、我が辺境伯領にとって、とても貴重なものかもしれない。
その旨を通信機越しで伯に報告したところ、
たいそう、喜んでおられるように感じられたのだ。
それにしても、結界、バリスタ、ボウガン・・・
この3つの組合せは、ノース・ゲート砦にとって、非常に有益な武器・防御であることが
今回の戦いで実証された訳だ。
その3つ全てを発案した14歳の若者・・・
しかも、今使っている通信機も彼の発案らしい。
私も一度、そんな彼に会ってみたいものだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
1000体の魔物達が押し寄せるノース・ゲート砦でしたが、
レオンの開発したバリスタの活躍で、無事、魔物達を撃退できたようですね。
こちらは、これでひと安心ですが、今度は南の国境沿いで問題が発生するようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




