ついにバリスタ完成、そして試射!その威力はとんでもない!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ヴォルガルド軍との戦争にレオンの活躍で何とか勝利したアステリア王国ですが、
その後、国境沿いの領主は防衛力強化に走ります。
そんな中、レオンとアウレリアは、新たに依頼を受けて開発した
バリスタを完成させ、いよいよそのテストに入るのですが・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「じゃあ、この辺で試し撃ちしてみるか」
「了解しました!」
アウレリアさんの指示の下、騎士団と製作者の人達が動き出していく。
みなさんが準備していく姿を見ながら、オレ、結構 心臓がバクバクし始めていく。
もちろん、試射はしているということなので、大丈夫なんだろうけど、
一体、どれほどの物に仕上がったのか、この時、すごくドキドキ・ワクワクだったんだ。
「準備できました!」
「わかった!
じゃあ、レオン、はじめるぞ」
「はい、お願いします!」
草原のやや坂の上あたりに設置されたバリスタ。
前方、数百メートルの位置に、大きな岩が幾つかある。
今回の狙いはそれ。
「撃ち方準備!・・・・・・撃てーーーーーっ!」
"バンッ!ビュンッ!!"
アウレリアさんが合図した瞬間、引き絞られたバリスタの弓が解き放たれ、
同時に鉄製の大型ボルトが、目にもとまらぬ速さで飛び出していく。
そして一瞬の後!
大きな岩のド真ん中に穴が開き、即座に周囲の岩も飛び散っていく!
それとほぼ同時に、物凄い轟音が周囲に轟いていったんだ!
「すごい・・・」
自分でアイディアを出しておきながら、オレはその威力に唖然としてしまう。
まさか、ここまでの威力が出るとは。
「どうだ、レオン?
お前の発案したバリスタの威力は?」
「・・・・はい、正直、凄すぎ・・・としか・・・」
そして、このバリスタの凄いところは、一度に3本のボルトを装填出来るところ。
要は3連射可能ってことだ!
「第二射、撃てーーーーっ!」
"バンッ!ビュンッ!!"
先ほどの岩の更に奥にある岩が瞬時に砕けていく。
「・・・・・」
「続けて第三射、撃てーーーっ!」
"バンッ!ビュンッ!!"
更に奥の岩も粉々に・・・
「・・・すごすぎる」
オレは目の前で起きた事象に、正直、茫然となっていた。
あんな大きな岩が、3つとも粉砕されていくなんて。
「このバリスタならば、ハッキリ言ってS級モンスターも一撃で倒せるだろうな」
「・・・たしかに」
この時オレ、あの岩をメテオ(タイタン)に置き換えて考えていた。
メテオがあの大型ボルトを受けたらどうなるのか・・・?
試してみたい・・・・そう思う反面、
メテオが可哀想・・・そんな思いが交錯していたんだ。
もちろん、メテオは倒されても、直ぐに召喚し直せるんだけどね。
ただそれは、何となく感情の問題だ。
結局この時、オレはそれを言わなかったんだ。
いずれにしても、バリスタの試射は大成功だった。
あとは、耐久性やメンテナンス性などが課題になってくると思うけど、
バリスタの構造は、比較的シンプルなので、その辺りは多分問題ないだろう。
寧ろ、懐中時計のほうが、メンテとか大変そうなんだよね(笑)
その辺りの体制なんかは今のうちに、
ロックスミスの店長ドランさんにも話しておかないと。
そして、その後バリスタは、王国内の様々な拠点に配備されていった。
まずは最前線のグリム辺境伯領、エルフォード辺境伯領、そしてローゼン辺境伯領。
それぞれが持つ、ノース・ゲート砦、リバー・ゲート砦、
サウス・ゲート砦に20機ずつ配備され、
いずれは、それぞれの領都などにも配備されていく予定。
一方のシルヴェイン子爵領も、領都シルヴァを皮切りに、
最も国境寄りのシルバ・エッジ町、そしてグリーン・ウッド市にも配備された。
因みに、シルバ・エッジの町はキチンとした外壁が無かったので、
オレが出張して、土魔法のランドリフトと、炎魔法のインフェルノで
あっと言う間に外壁を作って来たよ!
そしてグリーン・ウッドの街にも、外壁の上に10機のバリスタを設置。
弓術隊の人達が、とっても忙しそうに働いていたんだ。
そんな感じで、ヴォルガルド王国軍の侵攻は、
その後のアステリア王国に大きな影響を及ぼした訳なんだけど、
でも人って、やっぱり強いよね。
その侵攻を教訓として、アステリア王国はドンドンと強化されていく・・・
そんな感じがしたんだ。
けど、そんな束の間の静けさも、
ヴォルガルド王国によって、再び破られてしまうのだった。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
新たに開発したバリスタの威力を、レオンの想像を超える威力だったようですね。
これで、アステリア王国国境沿いの防衛力も、
飛躍的に強化されていくのではないでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




