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出来上がった懐中時計!家族にプレゼントしてみたところ・・・

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ヴォルガルド軍との戦争の後、レオンは様々な開発に着手。

そして、その一つである懐中時計が、依頼していた時計屋さんで出来上がりました。

その懐中時計を家族にプレゼントしていくと、レオンは思わぬ発見をしたようです。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「へぇー、レオン、こんなに小さくても時計なのかぁ?」


「そうだよ、父さん。

だって、一度ダンジョンの中に入ると、時間って分からないでしょ?

だから、王都の時計屋さんに行って、これ作って貰ったんだ!」


王都から戻り、さっそく家族みんなに懐中時計を自慢していくオレ(笑)


「兄ちゃん、今度もまた、凄いのを開発したねぇ!」


「ははは、オレはちょっとアイディアを出しただけさ。

殆どは、時計屋のロックスミスさんが実現してくれたんだよ」


「けどレオン、こんなの持ち歩いて戦闘したら、時計壊れちまうんじゃないか?」

「グレイ、だったらマジックバッグに入れておけば良いんじゃないの?」


父さんの意見はもっともだ。

そして母さんのアイディアも素晴らしいんだけど、

実はちょっと、それには問題があるんだよなぁ。



「母さん、そうなんだけど、

実はオレ、魔法で開くアイテムボックスの中に時計を入れて試してみたら、

その中って、時間が止まっているみたいで、時計が進まなかったんだよねぇ」


そう、今回出来上がった懐中時計を、オレの魔法のアイテムボックスに入れてみたら、

やっぱり、全然動かなかったんだ。

アイテムボックスの中って、時が止まって居るっぽいんだよねぇ。


「あぁ、アイテムボックスって、レオンの魔法で作った、あの便利空間か?

けど、お前のアイテムボックスはそうだろうが、マジックバッグが同じとは限らんだろう?」


ん? そうなの?


オレ、アイテムボックスとマジックバッグって、中は一緒だと思ってたんだけど・・・


「レオン、私も昔、マジックバッグの中に食料を入れていたことが有ったんだが、

時間が経てば、食料は傷み、腐っていった。

マジックバッグの中は、時間が進んでいるのではないか?」


「えっ?じいちゃん、そうなの?」


ということで、オレは母さんのマジックバッグを借りて、

その中で、懐中時計が動くか試してみることにしたんだ。



「動いてる・・・・」

「兄ちゃん、動いてるね」


知らなかった・・・

アイテムボックスとマジックバッグって、こんな違いがあるとは!


いやぁ、勉強になったよ(笑)

物事って、試さずに想像で決め付けちゃダメなんだね。。


まてよ?

ってことは・・・

オレもマジックバッグを1つ持ってた方が良いってことだよね?

それぞれ持っていれば、上手く使い分けられるし。



そしてその後、ロックスミスさんから再び連絡が入り、

先日頼んであった、家族の分の懐中時計も出来上がったそうなので、

再びオレはレッド(ドラゴン)で飛んで、王都まで受け取りに行ったんだ。


その時、上空を通過した町や村が、

マジでパニックになって無ければいいんだけど・・・


そしてその晩、オレは4つの懐中時計を、家族みんなにプレゼントしたんだ。

4人とも、もちろん、すっごく喜んでくれたよ!


でも、この後、更に新型の時計が出来上がる予定なんだけどね。

まあ、それは、もう少し先の話になりそうだけど。




そして・・・・


「レオン、待っていたぞ!」


「アウレリアさん、ついにアレが出来上がったって聞いたんで、

オレ、飛んで来ちゃいましたよ!」


そう、アウレリアさんからの連絡を通信機で受けて、

全ての用事を放り出して、オレはシルヴァへ飛んできたんだ!


だって!

例のバリスタが、ついに出来上がったっていうんだもん!


「うわーっ、これですかぁ!」

「どうだ?レオンのイメージ通りにできているか?」


「はい、バッチリです!

あとは、どのくらいの威力が出るか? ですね」


「あぁ、勿論、その辺は事前に確認してある。

あとは、レオンのOKを貰えれば完成だ」


ということで、オレ達はシルヴァの街からバリスタを運び出し

郊外の人の居ない場所まで移動していった。


「でも、このサイズくらいなら、オレのアイテムボックスに入りそうだなぁ」


バリスタを積み込んだ馬車を、後ろから追いかけながら、

オレはふと思ったことを口にする。


すると、その言葉に・・・


「レオンのアイテムボックスには、こんな大きな物を出し入れ出来るのか?

通常のマジックバッグでは、剣とか盾とか、その程度の物しか入らないと思うのだが・・・」


そう、オレのアイテムボックスは、容量もそうなんだけど、

出し入れ可能な物のサイズも、通常のマジックバッグとは全く違う。

入り口は50センチくらいの正方形なんだけど、

それ以上のサイズのものも、十分に出し入れ可能となっているんだ。


「試しにやってみても良いですか?」

「あぁ、それは構わんが・・・」


ということで、オレは馬車に乗って試してみた。


バリスタに手を触れながら、

「アイテムボックスへ!」

そう叫ぶと・・・


「おぉーっ!」


アウレリアさんだけでなく、周囲の護衛の人や、製作者の人達も驚きの声を上げていく。


「レオン、これだったら、グリム辺境伯らにバリスタを輸送するとき、

レオンのアイテムボックスと召喚獣を使って、あっと言う間に届けられるな?」


「はい、行けると思いますよ!」


「因みに、アイテムボックスにバリスタはいくつ位入りそうだ?」


「どうでしょうね? 

スペース的には50機以上は入りそうですけど、後で試してみましょうか?」


「いやいや、20機入れば十分だ。

レオン、お前、バリスタを一体 何機届けるつもりなんだ?」


「あはははは」


オレは笑って誤魔化した。

グリム辺境伯、エルフォード辺境伯、ローゼン辺境伯の3か所分、

全部まとめて配達しちゃおう!・・・そんなことを思ってたんだけど、

よく考えたら、そんなに一気に纏めてバリスタが出来上がるはずもないよね。。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


懐中時計を切欠に、アイテムボックスとマジックバッグの性能差を知ったレオン。

今後、彼は今まで使ったことの無かったマジックバッグも購入することになりそうですね。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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