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国境の防衛力強化!オレ、新兵器を開発していくよ!

【毎日 夜21時10分投稿!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ヴォルガルド軍との戦争で戦果をあげたレオン。

ただ、その戦争はアステリア王国に大きな影を残し、

特に国境沿いの領主は、防衛力強化を必死に模索していました。

そんなとき、レオンはアウレリアと共にグリム辺境伯に招待され、

彼から防衛力強化に向けた相談を受けて行きます。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「それで、2人に折り入って相談なのだが・・・」

そう切り出してくる辺境伯。


「はい辺境伯、遠慮なくどうぞ」


と、応じていくアウレリアさん。

そして、辺境伯は話を続けて行った。


「まず、今回のヴォルガルド軍による侵略は、

エルフォード辺境伯、シルヴェイン子爵、レオン、そして王都からの援軍もあり

何とか敵を撃退することが出来た。

そして、ヴォルガルド王国は今、国内の兵数が2万まで減っていると聞く。

とはいえ、彼らは、いつまでも このままではあるまい。

なので、我がグリム辺境伯領軍としても、再度のヴォルガルド軍の侵攻に対抗すべく、

軍の強化を考えて行きたいのだ。

もう2度と、民や兵をあのような目に遭わせる訳には、断じて行かない!」


グリム辺境伯の口調から、とても強い決意が感じられた。

辺境伯自身、強面の見た目から誤解されやすいんだけど、

この方はとても、自分の領民思いな方なんだ。


それは、先日のヴォルガルド軍侵攻の時、十分に感じることが出来た。


「先日、シルヴェイン子爵のほうでは、魔道士団を結成したと聞いたのだが、

そのあたり、話を聞かせて貰えないか?」


「流石、お耳が早いですね、グリム辺境伯。

はい、私の領都で一般公募を3回程行い、更に、我が騎士団にも

魔法の適性者が居ないか、このレオンに鑑定して貰い、

現在、16名の魔道士と、5名の召喚士を発掘することができました。

ただ・・・」


「ただ?」


「はい、ヴォルガルド軍は、前回500人以上の召喚士を戦場に投入し、

ネクロマンサーも100人を遥かに超えていました。

正直な所、その敵戦力に対抗するには、

まだまだ量も質も上げて行かないといけない・・・そう考えています。


端的に言うと、魔道士団を戦力としてキチンと機能させるためには、

少々時間が掛かる・・・

それが今、私の思う、正直な見立てであります」


「なるほどな」


「そのため我が領は、魔道士団とは別に、ボウガンなどの飛び道具の部隊も

並行して強化しており、短期的には、そちらの方が確実な戦力になると考えています」


「ふむ・・・」


アウレリアさんは、ボウガンの名前は出したけど、銃の名前は出さないでくれた。

オレ、正直な所、最前線のグリム辺境伯領には、銃を提供しても・・・

そんなことを考えてしまうんだけど、でも、それをやってしまうと、

今まで、可能な限り銃を秘密にしてきた意味が、全く無くなってしまうんだよね。



「ボウガン部隊の強化を現在進めているのは、先ほどの話の通りだが、

ボウガンは残念ながら射程距離がそこまで長くない。

ノース・ゲート砦で守りを固める時、出来れば、遠距離まで届く武器があると、

敵の接近を防げられるのだがな・・・」


たしかに、例えば空から、敵がイーグルなどの飛行系召喚獣で襲撃してきた場合、

もちろん、ボウガンなどでも攻撃は出来るけど、

狙って当てられる射程距離は、頑張っても100メートルくらい。


恐らく銃だったら、その5倍は行けるはずなんだよね。

確かに、ボウガンだけだと、飛行系召喚獣に対して、少しだけ心許無いんだよなぁ。


じゃあ・・・・

何か別の物を・・・


「あのお・・・」

「レオン、何か有るのなら、遠慮なく言ってくれ」


「はい、辺境伯様、まだ、オレの頭の中にあるイメージだけなんですけど、

ボウガンを物凄くデッカくした武器・・・

そういうのを作って、ノース・ゲート砦とかに設置したら、

かなり強力な武器にならないかなぁ・・・・って」


「大きなボウガン? それはどの位になるんだ?」


「オレの頭の中のイメージでは、1.5から2メートル位です。

ボウガンというよりは、バリスタという物に近いと思うんですけど・・・」


「それは、実際に作ることが出来るのか?レオンよ」


「そうですね、厳密には、ボウガンと少し構造は異なるんですが、

でも、少しだけ時間を頂ければ、試作品を作ることは出来ると思いますよ」


「おぉ!」


「アウレリアさん、ボウガンを作ってくれてる工場で、

バリスタの試作品を作ってもらうことは可能ですか?」


「勿論だ、レオン!

それが、実用化されたなら、是非、我がシルヴェイン領にも配備させて貰いたいものだ」


「はい、もちろんOKですよ!」


ということで、オレはまた一つ、新たな発明をすることになったんだ。

でも、それだけでは留まらないよ!


「あと、バリスタとは全然違う話なんですけど・・・」

「レオン、遠慮するな。思うことが有れば、ドンドン言ってくれ!」


「ありがとうございます、辺境伯様。

実は先日、ちょっと頭の中で閃いたことが有って、自分で試してみたことがあるんです」


「ほお、それは一体どんなことだ?」


「ホーリー・ドームという光属性の結界魔法があるんですけれど、

それを張った場所に オレの召喚獣を突っ込ませたら、

C級以下の召喚獣は、結界に弾かれて、入れなかったんですよね」


『なんだって!!』


オレの一言に、辺境伯、そしてアウレリアさんまで、大きな声で反応してくる。


「もちろん、S級には全く通用しなかったんですけど、

A級だったら10分位、B級だったら20分くらい持ったかな?

ただ、大量に敵がやってきたら、直ぐに壊されてしまうかもしれないですけどね」


「先日、ノース・ゲート砦を襲ってきたイーグルは?」


「あれは、ストーム・イーグルだったと思うので、C級の召喚獣になります」


「ということは、その結界を張ると、

あのイーグル隊が、簡単にはノース・ゲートの中に入れないと?」


「C級の召喚獣が100体来た場合、本当に耐えられるのかは試せてないのですが、

ただ、しばらく時間稼ぎは出来ると思います。

まあ、召喚士がS級の魔物なんかを追加で放ってきたらアウトですけどね」


「いや、それでも張らないより、張った方が良い!」


「あと、ネクロマンサーの転送を防げるかは、正直、分かりませんでした。

オレ、アンデッドは召喚出来ないので。

ただ、オレのC級召喚獣を転送してみたら、結界の手前で転送が阻まれてしまったので、

アンデッドの転送を止められる可能性はあるかもしれません。

B級を転送してみたら、5体目くらいの転送で結界が壊れてしまいましたけどね」


「なんということだ・・・・

レオン、お前の発想力は、本当に卓越しているな!」


「ただ、結界を過信はしないでくださいね!

あくまで、時間稼ぎ程度だっと思ってください」


「分かった。

ただ、その結界は、誰でも張れる訳ではなかろう?」


「そのホーリー・ドームは、光属性か無属性の魔石に封じることが出来ます。

光属性の魔石であれば、2年くらい効果が持続しますし、

無属性の魔石でも3か月くらいは持ちます。

事前にオレが魔石に封じ込めておけば、あとは、魔力のある人が、

魔石に魔力を流し込むだけで、結界のオン・オフができますよ」


「・・・レオン、本当に・・・本当にお前には感謝しかない」


そんな話を、色々していったんだ。


そして、魔道士団の件は、時間が掛かるのは承知の上で、

それでも、グリム辺境伯領でも結成していくことになった。


話を伺うと、辺境伯領には鑑定スキルを持った人も、魔道士・召喚士も居るそうなので、

自分達で独自に公募して鑑定し、人材を育てていくことに。


ただ、もし何か困ったことが有れば、オレ達にも相談させてほしい・・・

とのことだったんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


グリム辺境伯は、シルヴェイン領に習って魔道士団の結成を目指し、

更には、新たな物理的な武器も欲しているようですね。

そんな辺境伯に対して、レオンは様々な提案をしていきますが、

果たして、その1つであるバリスタの開発は上手くいくのでしょうか?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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