今度はグリム辺境伯領の防衛力強化へ!オレ、再び辺境伯領へ!
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ヴィルガルド軍の侵攻を受けたアステリア王国は、
戦後、国境沿いの領地を中心に防衛力の強化を早めています。
シルヴェイン領に続き、今度はグリム辺境伯の招待を受けたレオンは、
アウレリアさんと共に、伯からの相談を受けて行く事になるようです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
国王陛下との2度目謁見を終えた後、オレはあちこちから招待を受けるようになった。
まずは、1週間後にグリム辺境伯からのご招待。
オレは、アウレリアさんと共に、レッドに乗ってひとっ飛び!
そもそもオレ自身、その後のグリムガルドの街の復興具合を見ておきたかったしね。
「レオン、本当によく来てくれた!」
「グリム辺境伯様、お招きいただき有難うございます!」
「それにシルヴェイン子爵、わざわざ、同行頂いてすまなかったな」
「いえ、私までお招きに預かり恐縮です、辺境伯」
ヴォルガルド軍侵攻の際、やや意見の対立もあって、
不仲が囁かれたお二人だったけど、今では信頼関係を築けていて、全く問題なさそう。
まあ、お隣同士の領主様の仲が悪いと、色々と面倒だしね。
「おぉ、レオン!
その節は、本当に世話になったな!」
「ヘイワード市長、お久しぶりです!」
そしてオレは、まず領都グリムガルドの復興状況を見て回ることになった。
案内役は市長のローレンス・ヘイワードさん。
グリムガルドの住民を、西のラステル市に避難させるときに、
共に協力し合った仲の人だ。
そしてグリムガルドの街を案内して貰うと、
まだ、あちこちに戦争の爪痕が残っていたんだけど、
でも、住民の9割以上が、既に街に戻って来ていて、
街自体に凄く活気があったんだ。
それに、あの時、この街から西のラステルに一緒に避難した住民の方が、
オレの顔を覚えていてくれて、オレを見かけると声を掛けてくれるんだ。
なんか、ちょっと嬉しかったんだよね。
オレが魔法で作った仮設住宅について、
"とても快適だった!"
そう言ってくれる人もいたんだよね。
そして、お昼になって、グリム辺境伯の自宅に招待され、
辺境伯とアウレリアさん、そしてオレの3人で、昼食を共にすることに。
もちろん、ランチミーティング的な感じで、色々な話もしていったんだ。
「シルヴェイン子爵、例のボウガン300丁、格安での供給、本当に感謝する。
残り200丁の発注のほうも、こちらの調整が済み次第、
行うようにするので、もう少し待ってほしい」
「承知しました、辺境伯。
私どもでは既に、追加の200丁のほうも製造を開始していますので、
いつでもご連絡下さい」
「承知した。
既に、製造を始めて貰っているとは本当に助かる。
こちらの調整も急いで進めよう」
2人の間で、そんな話が進んでいたとは・・・
アウレリアさんの話では、ボウガンは大陸の別の国で
似たような武器が作られているそうなんだけど、
アステリア王国では、そういった武器が存在していないので、
今、国内中の各領主から、大量の発注が入ってきているらしいんだ。
アウレリアさん自身、それによる利益以上に、
シルヴェイン子爵の存在価値が高まること・・・
言ってしまうと、他の領主たちがシルヴェイン子爵を
無視できない存在と認識してくれること・・・
そちらの方が、かなり大切みたいなんだ。
「ところで、レオン、話は変わるのだが・・・」
「はい、辺境伯様」
そして次に、オレの方を振り向いて、真剣な表情で話しかけて来る辺境伯。
「レオンのお陰で、先日、王都との通信網がついに確立してな、
そこで早速、王都と連絡を取ってみたのだ。
すると、スターリング財務卿からの話で、
今回のヴォルガルド軍せん滅に対する、国王陛下からのレオンに対する褒章金・・・
その殆どを、グリムガルド復興のために寄付してくれたと聞いた。
レオンは、本当にそれで良かったのか?」
あぁ、その話かぁ。
まあ、確かに辺境伯としては、触れない訳にいかない話題だよね。
「はい、あの褒賞金は、正直、オレには過ぎた額だと思いました。
であれば、今、一番必要なところで使っていただいた方が、
有益なのではないかなって・・・」
ちょっと優等生っぽい回答だったかな?
「そうか・・・レオンには、本当に感謝しかないな。
それでは、申し訳ないのだが、有難く使わせて頂くとしよう。
正直な所、戦後の復興で、お金はいくらあっても足りないのが実情でな」
「はい、是非、役立ててください!」
「かたじけない」
でもオレ、心の底から、戦争の被害の大きかったグリムガルドの街や
その周辺の人達のために、あのお金を使ってほしかったんだ。
なので、全然、後悔はない。
そして、ここからが、結構深い話になって行ったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
グリム辺境伯は国境沿いの防衛力強化のため、
まずはボウガンの追加発注を行ったようですね。
ただ、彼の要望はこれに留まらないようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




