国王陛下との2度目の謁見!陛下の後ろでオレに手を振っていた人の正体発覚!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ヴォルガルド軍との戦闘で大きな功績を上げたレオンは、
国王陛下との2度目の謁見に召されます。
そんな中、国王陛下の背後に座り、ずっとレオンに手を振ったりしてくる
王族らしき人が居たのですが、レオンはそれが誰か分かりません。
果たして、彼の正体は・・・?
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そしてその後は、大勢の前で、オレの様々な功績が紹介されていく。
グリーン・ウッドの急激な発展に関して、
外灯や下水道の普及、街の外壁づくりなどが紹介されると、
周囲の人達から、歓声が上がっていく。
更に、馬車のサスペンションの件、通信機の件、ボウガンの件なども紹介されると、
「あれも彼の開発品だったのか!?」
と、驚きの声が上がっていったんだ。
ただ流石に、銃の開発については、アウレリアさんの方で情報を抑えているので
まだ、王都へは伝わっていないみたい。
その点は、ホントに助かる。
それにしても、さっきから国王陛下の右後ろに居る人が気になる。
オレの功績が紹介されている最中にも、
オレに手を振ったり、ウィンクしてきたり、相槌を打ったり。
やっぱり、顔に見覚えがあるんだけど、
誰だったか、どうしても思い出せないんだ。
そして次に、ブラウアー王国騎士団長から、
グリム辺境伯領における戦争での、オレの功績について、
詳細に語られていく。。
じいちゃんや、父さん、母さんに黙っていたことが、
じいちゃんの前で、赤裸々に語られていくんだ。
「絶対に戦闘に関わっちゃダメ!」
そう強く念押しされて、家を出てきたんだよなぁ・・・あの時。
ブラウアー王国騎士団長が語るオレの話に、
周囲が凄く盛り上がっていたとき、
オレ、気になって、じいちゃんの顔をチラっと覗いて見たんだけど、
なんか無表情で、怒っているのか、驚いているのか、良くわからなかったんだ。
そして、そんな王国騎士団長の長い長いお話が終わると・・・
「そういえば、アルタイル、其方もレオンとは些か関係があったのだったな?」
「はい、国王陛下」
ふいに国王陛下が、自身の左後ろに控えていた、
オレに手を振って来たりする彼に話を向けていく。
"オレと些かの関係?"
やっぱり、オレって彼の知り合いなのか?
「はい、彼とは数か月前になりますが、東の小ダンジョンで
行方不明の冒険者パーティーを捜索していた時に知り合いました」
えっ!?
それってノエル13歳の誕生日と、ノエル・セーラのB級冒険者昇級を祝って、
王都に来た時だったよね。
たまたまギルド本部に寄ってみたら、
行方不明のC級冒険者パーティーの捜索を依頼されて、
でもって、シルバー・グリフっていうB級冒険者パーティーと合流して・・・
ん?シルバー・グリフ?
「なんでも、其方のパーティーがレオンのパーティーに助けられたとか?」
「はい。私の仲間が、いきなり背後から魔物に切りつけられて、
何とか小部屋に逃げ込めたまでは良かったのですが、
切り付けられた治癒士のメンバーが、ケガでそのまま意識を失ってしまい、
もう1人ケガを負ったメンバー共々、治癒することが出来ずに困っていたのです。
その時に、レオン達のパーティーがやって来て、私達を救ってくれたのです」
『おぉーっ!』
「って、もしかして、アルトさんっ!?」
その若者の話を聞きながら、オレはハッとして、
国王陛下の御前なのに、ついつい大声を上げてしまったんだ。
だって・・・・シルバー・グリフのリーダー・アルトさんが、
なんであんな場所に居るの?って・・・
「え、レオン!?もしかして、私のこと、気づいてなかったのか?」
「だ・・・だって、アルトさんが、どうしてそんな所に居るんですかぁーっ!?」
「レオン、すまない、紹介していなかったな。
彼は私の息子・・・・第6王子のアルタイル・アステリアだ。
彼のパーティーを救ってくれたそうで、本当に感謝している」
「・・・・はい」
知らなかった。。
アルトさんって、そう言う人だったんだ。
確かにあの時、年上と思われるメンバーの人達から "さん"付けで呼ばれてたし、
オスカーさんも、アルトさんのことを "殿"って付けてたし・・・・えっ?
その瞬間、オレはオスカーさんの方を振り向く。
すると・・・
「レオンは、アルタイル王子のこと、気づいていなかったんだな?」
えーっ!
オスカーさん、最初に言っといてよーっ!!
知らないのはオレだけだったのか。。
あまりに恥ずかし過ぎる。。
まあそんな感じで、意外な再会もありながら、
国王陛下との2度目の謁見は、無事(?)終了したんだ。
そして国王陛下との謁見が終了し、オレ達は別室に案内されていく。
するとそこに、アルトさんがやって来たんだ。
そして再び・・・
「レオン、本当に私のこと、気づいてなかったのか?」
「だってぇ~。
もちろん、どこかで見かけた顔だなぁ・・・とは思ってたんですよ~。
けど、あの時とは全然服装も違うし、しかも、あんな場所に居るもんだからぁ~。
オレ、王族の人とは国王陛下以外に、知り合いの方は居ないしなぁ・・・って」
そんな話になっていく。
でもオレはこの時、ただ、言い訳するしかなかったんだよね・・・
「途中で手を振ったり、色々してたんだけどなぁ」
「それは気づいてましたよ。
けど、なんで王族の人が、オレに手を振ってくるのか?
途中まで、全然意味不明だったんですよー!」
「ははは、レオンはとても賢い子だが、時々、ちょっと抜けてる時もあるな!」
「オスカーさんも、知っていたんなら、最初から教えてくださいよぉ(泣)」
「スマンスマン、いや、まさか、気づいてないとは思わなくてな」
と、まあ、こんな感じだったんだ。
「それにしてもレオン、あの戦争での活躍を聞いて驚いてはいたんだが、
更に、あの馬車のサスペンションや通信機の開発も、レオンがやっていたなんて、
本当に驚きだったぞ。
一体、レオンの頭の中身は、どうなっているんだろうな?」
「覗いて見ますか?」
そういって、オレは頭をアルトさんの方へ向けていく。
"ピュ~~~~~ッ"
その場に冷たい風が吹いていく・・・
「ええと、それは冗談ってヤツなのか?」
「・・・・」
オレって、前世のときから、冗談のセンスって欠けらもなかったんだよなぁ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
国王陛下の背後から手を振っていたのは、
以前、王都の東の小ダンジョンで、レオン達と共に
行方不明となったC級冒険者パーティーの捜索に当たった
シルバー・グリフのリーダー・アルトさんだったようですね。
そんな彼は、国王陛下の第6王子ということを知り、
レオンは驚愕してしまったようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




