国王陛下がオレに凄い褒美をくれちゃうよ!そしてオレは貴族になる!?
【毎日 夜21時10分投稿!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ヴォルガルド軍との戦いで功績を上げたレオン。
そんなレオンは国王陛下から2度目の謁見に召されることに。
そんな中、陛下はレオンにとんでもない褒美を与えようとしているようです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「さてレオン、今回のグリム辺境伯領における活躍に対して、
私の方から是非、其方へ褒美を取らせたいと思う」
「国王陛下、ありがとうございます」
一応、事前に聞いている通りに、話が進んで行く。
「うむ・・・で、褒美だが、まず褒賞金として白金貨5枚」
『おぉーっ!』
国王陛下が読み上げる内容に、周囲の人たちが声を上げる。
っていうか・・・それって5億円も貰えるってこと??
「更にレオンには、男爵の爵位と領地を授けたいと思う」
「えっ!?」
『おぉーっ!』
男爵・・・?? それって貴族??
オレ、貴族になっちゃうの?
戸惑うオレ。
それは、聞いてないよーっ!
と思った瞬間、すかさず、じいちゃんが・・・
「国王陛下、レオンは現在冒険者。
叙爵に関しては、彼に受ける・受けないの選択権があると考えてよろしいでしょうか?」
ですよね~っ!?
以前、じいちゃんから、そんな話を聞いたこと有るもんなぁ。
「勿論です、デューク殿。
このアステリア王国は、冒険者によって作られた国。
ですので、例え国王の私であっても、冒険者に叙爵を強いることはできません。
なのでレオン、男爵と領地については、其方が受けるか受けないかを
選択してくれて構わないぞ?」
「はい」
何か有りそうな予感がしていた、今回の国王陛下との謁見。
う~ん、なんだか、とんでもない褒美が出てきてしまったなぁ。。
でも・・・・
「国王陛下、有難いお申し出なのですが・・・」
「やはり、爵位は受けられないか?」
「申し訳ありません。
オレ、まだ14歳なので、冒険者としてもっともっと色々な所へ行って、
そして、色々な経験を重ねていきたいんです。
将来、年齢と経験を重ねて行った後、どうなるかは分かりませんが、
今の時点では、やはり自由な冒険者のままで居たいのです」
折角の褒美をお断りすることは、ちょっと申し訳ない気持ちだったんだけど、
ただ、オレはウソ偽りない気持ちを話していったんだ。
以前、アウレリアさんから、グリーン・ウッドの市長の座を打診されたとき、
同じような心境だったんだけど、今回のほうが、話としては、もっと重いんだよね。
ただ・・・
これで本当に良かったのかな?間違ってなかったかな?
やや心配な気持ちも有ったので、じいちゃんの方を見たら、
彼は黙って軽く頷いてくれた。
多分、大丈夫だったんだと思う。
「わかったレオン。
私としては、レオンに爵位と領地を持ってもらい、
その上で、アステリア王国の将来を担ってほしかったのだが・・・
まあ、今は一旦諦めよう」
"今は一旦・・・"
う~ん・・・含みのある言い方だ。。
とりあえず、その場での叙爵の話は無くなった。
ひとまずはホッ。
けど、まだ続きがあった。
「そうなると、褒賞金の方をもっと増やさねばなるまい。
スターリング財務卿、今回の褒美に叙爵と領地が含まれない場合の
妥当な褒賞金は如何ほどになる?」
「はい、陛下。
白金貨30枚が妥当かと思います」
『おぉぉーっ!』
えっ!? それって30億円ってこと??
オレ、一生遊んで暮らせちゃう(笑)
まあとはいえ、オレ、冒険者で得た報酬や、
馬車のサスペンション・通信機の開発なんかで
結構ウハウハな状態だったんだ。
正直、あまりお金には困っていない。
そもそも、武器や防具を買うか、新しいモノの開発のためにしか
お金を使うことも無いので、残りは殆ど、家に入れてるんだよね。
「陛下、よろしいでしょうか?」
「レオン、遠慮するな」
「はい、オレへの褒賞金ですが、最初の5億・・・・
いや、白金貨5枚のみを頂けないでしょうか。
できれば、追加分の褒賞金は、グリムガルドの復興に使ってほしいのです」
『おぉ~っ!』
オレの言葉に、周囲から驚きの声が上がっていく。
「ほお、レオンはその方が良いと?」
「はい、グリムガルドは無事取り戻すことが出来ましたが、
ただ、あの戦争で街はかなり荒れてしまいましたし、
街の人たちも、元の生活に完全に戻れた訳ではないと聞きます。
ですので、オレとしては、そちらに少しでも役立てて貰えればと・・・」
一瞬、"5億円"って言いそうになっちゃった(苦笑)
ヤバイヤバイ(笑)
グリムガルドの件については、
少しカッコつけてる様に見られちゃうかもしれないけど、
でも、それがオレの本心だったんだ。
「わかった。レオンの申し出通りにしよう。
ではスターリング財務卿、褒賞金の残りは、
グリム辺境伯と話して、グリムガルドの復興に充ててくれ」
「畏まりました、陛下」
ということで、褒美の話はこれで決着した。
後でアウレリアさんに聞いた話なんだけど、
もし、あの場でオレが叙爵を受け入れていたら、
実はその次に、国王陛下の第3王女との婚姻の話が
待っていたんだって。。
いやぁー、王族・貴族の世界ってホント恐ろしい!
っていうかアウレリアさん!
知ってたんなら、先に教えといてよーっ!!
前世でベテラン魔法使いに成り掛けて、
転生する時は、「彼女作る!」と「結婚する!」を目標にしてたオレにとっては、
その同時達成が、一旦遠のいた形ではあるんだけどね・・・
でも、オレはまだ14歳(こっちの世界では)。
チャンスは、これから沢山あるさ!
しかもオレって、こっちの世界では、それなりにモテてるような気がするんだ!
結構イケメンな容姿に転生させて貰えたし。
そこは、オレを森に捨てた女神様にも大感謝!
そしてその後は、大勢の前で、オレの様々な功績が紹介されていく。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
国王陛下はレオンに対して、貴族への陞爵ととんでもない褒賞金を
提示して来たようですね。
流石にその褒美には、レオンも戸惑ってしまったようです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




