シルヴェイン領 魔道士団の訓練実施中!彼らがオレにアレを出せって言うんですけど・・・
【毎日2回投稿 朝7時(日曜のみ8時)と夜21時10分!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
シルヴェイン領で結成された魔道士団の内、召喚士メンバーの訓練を行うレオン。
そんなメンバーはなかなか優秀な人達のようです。
訓練はスムーズに進み、徐々に召喚獣をゲットしていくことに。
そんなとき、レオンは彼らから意外な要望を受けてしまいます。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
朝9時過ぎから始めた召喚魔法の講習会も、太陽が真上に上がってくる頃には
皆さん、3~4匹ずつ召喚獣をゲット!
ホーン・ラビットやスライムがメインだったけど、
エリアスさんなんかは、ワイルド・ドッグを2体もゲットしたんだよね。
「いやぁ~、すっげぇ~、収穫だったなぁー」
草原にシートを拡げて、みんなで昼ご飯を食べながら、
エリアスさんが、満足そうに話し始める。
「ところでレオン殿」
「あ、はい」
「レオン殿は、どういった召喚獣をお持ちなのですか?」
騎士団から魔道士団に転籍したトリスタンさんが、
そんな話を切り出してくる。
「私、レオン先生がS級の召喚獣を持っているっていう噂を聞きましたわ」
本来は魔道士として採用されながら、召喚魔法も使えるため、
この講習に参加している、4人の中では最年長21歳の女性
シエナさんが、ややオレの都合の悪いことを話してくるんだ。
「えぇ、私も伺った事があります。レオン先生がタイタンを持っているってお話・・・」
もう1人の女性召喚士 ライラさん(17歳)が、更に都合の悪い話を。。
「すっげぇー、タイタンってどういう魔物なんだ!?
師匠、ちょっと出して見せてくれよ!!」
絶対に言ってくると思った。。
「いやぁ、タイタンって大きいから、こんな所で出したら、
街の人達が驚いちゃってダメだよぉ」
皆さん、オレより年配の人なので、さっきまでずっと敬語を使ってたんだけど、
1歳年上のエリアスさんに対しては、徐々にタメ口になっていってしまう。
年齢差が近いと言うのもあるけど、何か彼ってそんな雰囲気があるんだよね。
「えぇー、街なんてあんなに遠いし、それに壁で囲われてるから
絶対に見えないぜ、師匠!」
「私も、ここなら大丈夫だと思いますよ、レオン殿」
「私も見てみたいです、先生」
「是非、私も・・・」
「・・・」
結局、オレは押し切られた・・・
「わかりました。
じゃあ、行きますよ。召喚【メテオ】!」
「おおおおおおっ!」
「すっげぇーっ!」
「すごい」
「大きい」
オレ達の目の前に現れた、高さ20メートルの巨人に
4人は驚愕する。
「なあ師匠、【メテオ】ってなんだ?」
「あ、ええと、S級以上のモンスターと契約する時って、
その召喚獣に名前を付ける必要があるんだよね」
「へぇ~、そうなんだぁ~。
コイツはタイタンのメテオ・・・ってことなのかぁ!
んで、これって、どうやって契約したんだ!?」
エリアスさん、あらゆることに興味津々って感じ(笑)
「う~ん、オレの住む街の近くの森に出現したので、
街の冒険者と一緒に倒しに行ったら、運よく、召喚契約に持ち込めたんだよね」
完全にエリアスさんとはタメ口に成っていくオレ。
まあ、彼も全然気にしていないみたい。
「先生、他にS級の召喚獣は?」
最年長シエナさんの質問が、さっきから厳しい・・・
というか、オレにとって都合が悪すぎ。。
「っていうか師匠、SS級は持ってないのか?」
「・・・」
グイグイと押してくる彼ら。
多分、全てが新鮮で興味深い・・・そう言う状況なんだろうなぁ、今って。
そういえば、じいちゃんからバハムートを受け継いだ時以来、
彼を召喚したことってなかったよなぁ。
「レオン殿、もう、ここまで来たら、全部出しちゃいましょう!」
元騎士団のトリスタンまで、そんなことを。
まあ、オレの召喚獣を見て、彼らが励みになってくれれば・・・
この時、そう思わなくも無かったんだ。
「わかりました。じゃあ、S級の召喚獣5体、全部出します。
けど、SS級は、本当に街の人が驚いちゃうから・・・」
「えーっ! SS級を本当に持ってるのか!?」
「うん・・・バハムートってヤツをね」
『凄すぎるっ!』
「バハムートは、じいちゃんから譲り受けたんです。
だから、自分の力で契約した訳じゃないんですよ」
「じいちゃんって、あの英雄様かぁ!?でも、凄すぎるぜ、師匠!」
みんな、バハムートに興味津々な顔。
けど、取り敢えずは、S級の5体を召喚して行ったんだ。
「ええーーっ!これってドラゴンかぁ!」
「いや、フェンリルも居るぞ?」
「あの頭の沢山ある召喚獣って・・・」
「あれはちょっと、怖いかもしれません」
レッド・ドラゴンとフェンリルはともかく、やっぱり頭が9つもあるヒュドラは
ちょっとばかし、女性受けが悪かったみたい・・・
エリ「スッゲェ~なぁ、俺もいずれ、こんな召喚獣を沢山持ってみてぇーぜ」
ライ「流石のエリアスでも、S級以上は無理じゃないかしら?」
トリ「いや、そうとも限らないらしいよ? A級だって無茶苦茶頑張れば、
S級並みにレベルを上げられるらしいし」
シエ「私、適性[E]ですけど、頑張れば、D級以上の召喚獣を持てるのでしょうか?」
エリ「あぁ、全て、努力次第らしいぜ」
そんな話を、彼ら4人はしていたんだ。
夢を大きく持てば、ヤル気も出て来るしね。
とても、良い事だと思うよ。
「じゃあ師匠、バハムートを出してくれよ!」
ドキッ!
「ええーっ! だって50メートルあるんだよ?
S級の倍以上なんだよ!そんなの、こんな所で出したら・・・」
「でも、そんな事を言ってたら、バハムートを出せる所なんて無くなるぜ?」
エリアスさんの言う事は、確かに一理あった。
オレ、じいちゃんからバハムートを譲り受けて以降、
周囲の目を気にしてばかりいて、全然、バハムートを召喚できてない。
なんか、物凄く宝の持ち腐れ感があったんだよなぁ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオンは魔道士団の召喚士達から、自身の持つ召喚獣の披露を要望されてしまいましたね。
取り敢えず、タイタンを出していきますが、彼らの要望はエスカレートしてくようで・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




