シルヴェイン領 魔法士団の訓練開始!オレが先生していきます!
【毎日2回投稿 朝7時(日曜のみ8時)と夜21時10分!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
ヴォルガルド王国軍侵攻後、アステリア王国の各地では
防衛体制強化の動きが始まって行きます。
レオンの住むシルヴェイン領は、領主アウレリアの掛け声で魔道士団を結成!
団員候補者の鑑定をレオンが行っていきます。
そして10人以上の団員が決定し、
その中の召喚士達をレオンが訓練していくことになりました。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
そして、翌週からオレの召喚魔法講習が始まっていく。
「じゃあ、レオン君、彼ら4人のこと、よろしくお願いするわ」
「任せてください、マーロウさん」
「そう言えばレオン君、私のこと、マーロウって苗字の方ではなく、
名前の方のヴィヴィアンって呼んで欲しいわ」
「あ、はい、じゃあ、ヴィヴィアンさん・・・でいいですかね?」
「ヴィヴィアンだけでも良いけどね」
「・・・いえ、ヴィヴィアンさん・・・ということで」
そんな感じで、オレはヴィヴィアンさんから、召喚士の4人を預かっていく。
今日は初日なので、領都シルヴァの傍の草原に移動して、
召喚獣との契約をしていくことにしたんだ。
やっぱり、召喚獣あっての召喚士だからね。
この4人の中で、召喚魔法の適性が最も高いのは、エリアス・ソーンさん15歳(男性)。
とっても元気で、ちょっとヤンチャ坊主的な感じで、黒い巻き毛が特徴の人。
そんな彼は、召喚の適性が[A]なんだよね。
これって、ホントにすごい事だと思うよ。
そして、17歳のライラ・メイフィールドさん(女性)は、
召喚魔法適性が[B]。
こちらも素晴らしい才能だよね。
ライラさんは、やや物静かな感じで小柄な方。
薄い青系の髪を腰まで伸ばしているのが印象的。
そして、騎士団から転籍してきた19歳のトリスタン・フレッチャーさん。
黒に近い茶色い髪を短く刈っている、如何にも騎士団出身って感じの方。
彼の召喚魔法適性は[C]。
4人目はシエナ・フォードさん、21歳女性。
本来は魔道士での採用なんだけど、召喚魔法の適性が[E]と、
折角、召喚魔法が使えるのだから、こちらの講習にも参加することになったんだ。
今後、この4人で、召喚魔法講習を進めていくことに。
「じゃあ、今日はこの草原でF級モンスターの召喚契約を行っていきたいと思います」
「おぉ~!俺も召喚獣を持てるようになるのかぁ!」
見るからに元気な15歳のエリアスさんが、ワクワクとした表情で、
いち早く、召喚契約をしてみたい・・・って表情をしている。
この人、分かり易い(笑)
「ただF級の魔物はHPが低くて、ちょっと攻撃すると
直ぐに倒しちゃう可能性があるので、まず、オレがパラライズで魔物を痺れさせて、
その後、鑑定で魔物のHPをチェックしていきます。
そしたら、オレの指示の通りに魔物を殴ってみてください」
『わかりました!』
ということで、まずオレは、索敵を掛けながら、魔物の居る方へ草原を歩いていく。
そんなオレに4人も後から着いてきてくれる。
そして・・・
敵に10メートルちょっとまで近づいたところで、オレは腰を落とし、
みんなの方を振り向きながら、小声で話し掛けていく。
「あそこにホーン・ラビットが1体いるので、オレがパラライズを掛けます。
そしたらまずエリアスさん、持っている杖で、1回だけ殴ってください。
1発でラビットのHPがどのくらい減るのかを確認しますので」
「わかったぜ、師匠!」
エリアスさん、声デカイ。。
まあ、取り敢えず、ラビットには気づかれなかったッポイ。
「じゃあ、行きます!パラライズ!」
『おぉ~!』
オレがパラライズを唱えると、10数メートル先にいるラビットの動きが固まる。
その様子を見た召喚士の4人が、楽しそうに歓声を上げていく。
「じゃあ、エリアスさん、お願い」
「OK!師匠」
そういうと、彼は静かにラビットに近づいていき、
そして・・・
"バシッ!"
魔物の体に、杖で1撃加えて行ったんだ。
「どうだ、師匠?」
オレがステータスボードを確認すると
HP:123/138
に変化する。
1発でのダメージは15ほど。
そうなると、あと6~7発は入れても大丈夫そう。
そうなると、一応念のため、
「じゃあ、あと5発、攻撃を加えてみて」
「わかった!」
そう言うと、エリアスさんが1発1発、慎重に攻撃を加えて行ったんだ。
イメージ的には、彼って豪快に物事を進めそうな人と思ったんだけど、
こういうところは、意外と慎重派?だったんだ。
そしてラビットのHPは 46/138に。
「エリアスさん、もう1発!」
「OK」
HP:30/138
「もう一発!」
「うし!」
"バシッ!"
「おぉ、師匠、何か聞こえて来たぜ!?」
「召喚獣がエリアスさんとの契約を求めてるんだよね?
そしたら "OK"って言ってみてください!」
「"OK"!・・・
おぉぉっ!契約出来たぜぇ!」
『おめでとう!』
エリアスさんの初契約に、オレと背後の召喚士3人が祝福の声を上げていく。
やっぱり、初契約って、物凄く嬉しいものだよね!
「じゃあ、今のホーン・ラビットを出してみましょう!」
「わかったぜ!ええと、召喚【ホーン・ラビット】!で良かったんだっけ?
って、もう出てきやがったぜ!」
『おぉーっ!』
エリアスさんの初召喚に、一同から歓声が上がる。
「いやぁ、これって面白れぇーっ! ええと、戻すのはどうするんだっけ?
あっ! 召喚解除【ホーン・ラビット】!」
『おぉーっ!』
「もう一度、召喚【ホーン・ラビット】!」
『おぉーっ!』
エリアスさんが、ホーン・ラビットを出し入れする度に、
みんなが反応していくのが、何か面白い(笑)
「じゃあ、ライラさん、トリスタンさん、シエナさんも、召喚獣と契約して行きましょう!」
『はい、お願いします』
ということで、オレは再び索敵スキルを使って、周囲の魔物を探し、
みなさんの召喚契約をサポートして行ったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シルヴェイン領 魔道士団の訓練が始まりましたね。
その中の召喚士達に対しては、レオンが直接訓練を行っていくことになります。
そして訓練は順調に始まっていくのですが、次回は、魔道士団の生徒から
レオンはとんでもない要望を受けて行く事になるようです・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




