領主アウレリアさんが決断!シルヴェイン領に魔法士団結成へ!
【毎日2回投稿 朝7時(日曜のみ8時)と夜21時10分!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
東の隣国ヴォルガルド王国軍によるアステリア王国侵攻は、
その後の両国に大きな影を落とすことに。
ヴォルガルドは国内で再度徴兵を行い、再び軍の強化に走ります。
一方のアステリア王国は、一旦ヴォルガルドへ侵攻を断念しますが、
国境沿いの領主たちは、個々に防衛軍の強化を検討中。
そんな中、レオンの住むシルヴェイン領の領主アウレリアも、
自領内の防衛力強化を検討しているようです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)
「レオン、本当に色々とすまなかったな」
「いえ、アウレリアさん、オレはアステリア軍がグリム辺境伯領を守り切れて
本当に良かったと思っていますよ」
「まあ、そうなのだが・・・
ただ、あまりにレオンに頼り過ぎてしまったと思っていてな。
家の人達からは、何か言われなかったか?」
「う~ん、実は、じいちゃんにも両親にも、あまり詳しくは話してないんですよね~
でも、セシルさんやガリックさん、それにエスタさんには結構話しちゃったので、
皆さん、ウチの家族には、あまり詳しく話さないでくださいね」
「レオン君、分かったわ」
「あぁ、俺も話さないようにしよう」
「レオン殿、私も他言はしない」
「ははは、みんなで口裏合わせか。
レオンも、なかなかの策士になったな」
「え~、やめてくださいよ~、アウレリアさん」
ハハハハッ!
グリムガルドでの戦後処理を終え、領主のアウレリアさんが、
シルヴェイン子爵領の領都シルヴァに戻って来た。
なので、彼女とグリーン・ウッドの市庁舎間で通信機を使って、
オレ達は打合せを行っていた。
議題や話題は豊富だった。
もちろん、あの戦争の事がメインだったんだけど、
通信機や、さらにボウガンの要望がグリム辺境伯やエルフォード辺境伯から上がり、
そして何れは、ブラウアー王国騎士団長経由で、王都からもその要望が入るだろうとの事。
そして、ライフル銃の事も話に上がり、オレは結局、
領都シルヴァの騎士団への配備をOKすることにしたんだ。
随分悩んだんだけど、アウレリアさんが、
銃と弾丸の管理をキチンとしてくれる方針を出してくれたためだ。
やっぱり、あの戦争で、いつ敵国が攻めて来るか分からないことを実感したオレは、
少しずつ、銃の扱いに関する考え方が変わってきたのかもしれない。
ということで、銃の製造方法については、アウレリアさんに情報を開示して、彼女に一任し、
弾丸だけは、オレのほうで継続して作ることにした。
そして、アウレリアさんからは、もう一つ予想外の依頼が入る。
「レオン、実はな、あの戦争を経て、私も考えたんだが、
領都シルヴァの騎士団以外に、魔道士団を作りたいと思ってな。
更にその中に、属性魔法の魔道士と、召喚士の2つの部隊を作りたいんだ」
「アウレリア様、それは素晴らしいアイディアですね!」
アウレリアさんの発案に、グリーン・ウッドの市長セシルさんが感嘆の声を上げる。
もしかしたら、セシルさんも、そんな事を考えているのかな?
確かに、あの戦いを経験して思ったのは、兵対兵の戦いだけでは、
今後の国家間の争いは、勝ち抜けないのかもしれない。
聞いた話によると、王都アステラでは宮廷魔道士団という組織があって、
魔法の素質のある人だけを、1000人近く集めているそうだ。
今回のヴォルガルド軍の侵攻に対して、彼らが派遣されることは無かったけど、
今度一度、どういった組織なのか見てみたいなぁ。
「そこでなレオン、お前に一度シルヴァに来て貰って、
集まった応募兵達の適性を鑑定して貰えないかと思っているんだ」
「シルヴァには、鑑定士さんって居ないんですか?」
「あぁ、残念ながらな」
ウォーカー家では、鑑定スキルを持つ人がオレとじいちゃんの2人。
なので、結構、普通に居るように思えるんだけど、
実は、世間一般で鑑定スキルを持つ人は稀らしい。
ましてや、オレみたいに鑑定スキルのレベルが10の人間なんて・・・
因みに、じいちゃんの鑑定スキルのレベルは8。
こちらも勝った(笑)
「わかりました。日時が決まれば、都合をつけてシルヴァに向かいますよ」
「有難い!」
という事で、話は決まったんだけど、
実際のところ、6+2属性魔法の適性のある人って、割合的には、あまり多く無いようで、
更に召喚魔法の適性のある人は、もっと稀らしい。
以前、じいちゃんにそんな事を教わった。
今回、何人ぐらいの候補者を集めるのかは分からないけど、
数人の魔道士や召喚士が見つかれば良い方なのかもしれない。
でもそれを考えると、やっぱりウォーカー家って、ちょっと異常なんだよなぁ。
じいちゃん、母さんはともかく、
ノエルだって、ある程度の風魔法と氷魔法、そして光魔法が使えるんだ。
父さんは・・・まあ、彼には剣術があるからね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
シルヴェイン領の領主アウレリアさんは、
自領内における魔道士団の結成を決断したようですね。
そしてレオンは、魔道適性者の鑑定を依頼されていきます。
果たして、この取り組みは上手くいくのでしょうか・・・
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




