領都グリムガルドを取り戻したオレ達!そして各領主はオレの引き抜き工作へ!?
【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
東の隣国ヴォルガルド王国軍の侵攻により、奪われていた領都グリムガルド。
その奪還を果たしたアステリア王国軍は、この街の戦後処理に入って行きます。
一方、今回の戦いにおいて、重要な役割を果たしたレオンは、
周囲から注目を集める、大きな存在として認知されていくようになりそうです。
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
【視点変更】 レオン・ウォーカー (主人公)
「それでは皆さん、本当にお疲れさまでした。
グリムガルドの街を無事取り戻すことが出来て、とても良かったです!」
アステリア王国軍がノース・ゲート砦とグリムガルド市を取り戻し、
ようやく、ひと段落ついた今回の戦争。
オレは、残務処理が残るアウレリアさんより一足お先に、
グリーン・ウッドへ戻ることにした。
取り敢えず、オレが出来ることは、ほぼやり終えたからね。
「レオン、本当に世話になったな。
其方が居なければ、今頃、グリムガルドの民は途方に暮れ、
そして街を取り戻すこと自体、叶わなかったかもしれない。
ノース・ゲート砦もそうだ。
正直なところ、白金貨10枚を払ってでも、其方を我が軍に雇い入れたいところだが・・・」
「グリム辺境伯、それは困ります。
レオンは、シルヴェイン子爵領における最重要人物の一人。
それに彼は、現在、グリーン・ウッドの街で、市長の特別アドバイザーも務めています。
簡単にはお渡しできませんよ?」
「はははっ、シルヴェイン子爵よ。
白金貨10枚の件は、まあ冗談だ!
そう、警戒せぬでも良いだろう?」
「いやいや、グリム辺境伯!
先ほどのアナタの表情は、かなり真剣でしたよ?」
「おや? 白金貨10枚が冗談でしたら、
私が白金貨20枚で、レオン君をエルフォード辺境伯軍に雇い入れますよ?
構わないですかね?シルヴェイン子爵」
「エルフォード辺境伯まで、そんな事を仰いますか・・・」
ハハハハッ!
なんだか、オレの目の前で、すごい話がされているように思うんだけど・・・
因みに、白金貨は1枚で、日本の1億円の価値に相当するようだ。
10億円とか20億円って話・・・?
う~ん、一生遊んで暮らせそう(笑)
「まあ、レオン君の雇用の件は、今後の話として・・・」
「いや、ですから、エルフォード辺境伯!」
「ははは、冗談ですよ、シルヴェイン子爵。
ただ、まずは、レオン君が開発したという通信機・・・
あれは、何とか我が領内でも使えるように出来ないものかな?」
「あぁ、それはエルフォード辺境伯領だけではない。
我がグリム辺境伯領でも、使えるようにしたいぞ!?」
「いやいや皆さん、あの通信機は、
我が王国全土で使えるようにしたい・・・そう思いませんか?」
「ブラウアー王国騎士団長まで・・・」
2人の辺境伯、アウレリアさん、そしてオレが話をしているところへ、
ブラウアー王国騎士団長まで加わり、そんな話をしてくる。
たしかに、ここまで通信機の有用性をみんなに見せつけてしまって、
それで"ダメです"・・・っていうのは、もう無理だよな。。
ということで、通信機については、現在、その取扱いを一手に引き受けている、
ファルコン商会のバックマンさんと相談して、今後の取り扱いをどうするか?
決めて行く事にしたんだ。
そして、みんなが手を振って送り出してくれる中、
オレはグリフォンに乗って、グリムガルドの街を後にした。
なんだかオレ、この時、あのグリーン・ウッドの家が凄く恋しくなっていたんだ。
この世界に転生して以降、こんな長期間、家を離れるのって
初めてだったからね。
もしかしたら、こういう気持ちをホームシックって言うのかもしれない。
そして・・・
グリフォンに乗りながら、後ろを振り返ると、
まだ、あちこちの建物が壊れたままのグリムガルドの街の姿が。
多分、この街の復興には、もうしばらく掛かると思うけど、
街の人達が徐々に戻って来て、必ず、戦前の活気を取り戻してくれると思うんだ。
オレ、そう信じている。
っていうか、戦前以上の活気を取り戻してほしいよね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
領都グリムガルド攻城戦で大きな役割を果たしたレオンと、
彼が開発した通信機などは、この戦いに参加した各領主などから
大きな注目を浴びる事になりましたね。
それに依って、心穏やかではないのが、レオンの領主アウレリアさん
ということになりそうです。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




