表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

191/235

領都グリムガルド奪還成功!オレ、騎士団長様から褒められちゃったよ

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ヴォルガルド王国軍に奪われた領都グリムガルドを取り戻すため、

アステリア王国軍は攻城戦に入りますが、当初は敵軍から奇襲攻撃をうけてしまいます。

ただその後、レオンの活躍により徐々に戦況がアステリア王国軍に傾き、

追い込まれたヴォルガルド軍は虎の子のS+級アンデッドを出してきますが、

それもレオンのS級召喚獣に追い詰められていきます。

そして最後は、レオンが召喚獣を街の中に転送させて、

外壁の門を内側から開いていき・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

【視点変更】 シグルド・フォン・ブラウアー (王国騎士団長 45歳男性)



3つの門が開き、アステリア王国軍が街に突入してから数時間後・・・


「大体片付いたようだな」


朝8時に攻城戦を開始して、その日の午後には、何とか戦闘が終了。

敵ヴォルガルド王国軍は瓦解し、2万数千居た兵の半分は戦死。

4割ほどが降伏して捕虜に。

そして、残り1割の兵は、現在、街の外へ逃走中。


ただ、逃走中の兵を放置しておくと、周辺の町や村に危害を及ぼす可能性があるため、

現在、追撃隊が敵敗走兵を追っているところだ。


今日のこの結果は、おおよそ満足のいくものだったが、

ただ、敵の総司令であるグルーデン・フォン・ベルシュタインを取り逃してしまった事は、

少々残念な状況と言えた。


今後、追撃隊の網に掛かってくれれば良いのだが・・・




「騎士団長様、お疲れ様です!」


エルフォード辺境伯、シルヴェイン子爵に連れられて、

今回の戦の最大の功労者、レオン・ウォーカーが私の元へやって来る。


私は、この若者と握手を交わした後、思わず彼を抱きしめてしまった。

その位、今回の彼の貢献度は、あまりに素晴らしく、

私は無意識のうちに、そんな行動を取っていたのだ。



28歳年下で、息子以上の年齢差のあるこの若者が、

この戦闘中、非常に心強く、そして頼もしく思えてしまったものだった。




その後、S+級のアンデッドを召喚したネクロマンサー達については、

レオン・ウォーカーの案内の下、即座に我が兵が建物を取り囲み、追い詰めていったが、

突如、建物を破壊しながらリッチ・ロードが現れ、

次の瞬間、一瞬で消え去ったのだ。


その後、兵達が壊れた建物の中を、くまなく探したが、

ネクロマンサー達の姿は無かった。


その状況を見たレオンは、ある推測を立てる。

"ネクロマンサー達は、リッチ・ロードに乗ったまま転送を掛け、

そのまま街の外へ逃げ去ったのでは?"と。


そこで、14歳の若者が索敵スキルを駆使すると、

街の東から、大きな魔力反応が確認されていく。


まさに、レオンの推察通りだった。

彼らは我々の目の前で、まんまと逃亡劇を成功させていたのだ。


ただ・・・

あんな化け物たちを、アステリア王国内に野放しにする訳には行かない。

私は即座に、レオンへネクロマンサーの追撃を依頼。


すると彼は、レッド・ドラゴンやフェンリル、更にはワイバーン系などの召喚獣を駆使して、

ネクロマンサー達を追跡していったのだった。


そして・・・

最終的にリッチ・ロードは、14歳の若者の放ったフェンリルとレッド・ドラゴンに倒され、

同時にネクロマンサー達も、数名が倒れていく。


残った10数名は、何とか捕縛したかったのだが、

だが彼らは、それを良しとはせず、その場で毒を飲み、自害していったのだった。



そんな状況を、召喚獣の目を通して見ていたレオンが、

とても悲しそうな表情をしていたのが印象的だった。




その後、ヴォルガルド軍の捕虜たちには、厳しい尋問が行われていく。


まず、彼らのイーグル隊について問うてみたのだが、

イーグル隊を構成する召喚士達の大半は、

レオンの召喚獣に撃ち落とされ、そのまま絶命したようだ。


一部、大ケガを負って回収された召喚士も居たようだが、

捕虜達から聞き出した建物で発見され、現在、我が軍の監視下に置かれている。



そして、あれだけの数の召喚士やネクロマンサーを、

ヴォルガルド軍は、どうやって集めたのだろうか?


そんな疑問が、私の頭の中に根強く残っていたのだが、

召喚士については、捕虜達から情報を得ることが出来た。


彼らの話では、10年ほど前にヴォルガルドの国王となった

ドラガン・ヴォルガルドの肝入りで、才ある者たちを国内からかき集め、

そして、育て上げてきたらしい。


恐らく、今回のアステリア王国侵攻の日のために・・・


ネクロマンサーについても、捕虜からの供述で合点がいった。


近年、ヴォルガルド王国の王族や上層部は、怪しい教団と蜜月関係だそうで、

今回のネクロマンサーは、その教団が提供してきた者達だそうだ。


そして、その教団の名は "神聖ルシア真理教"。

そう・・・あの悪名高い宗教組織だ。


今から50年ほど前に、彼らが起こしたクーデターは、

今もアステリア王国の黒歴史として、記録が残されている。


彼らは再び、このアステリア王国を狙っているのだろうか?

この件についても、王都へ戻ったら国王陛下に報告せねばならないだろう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


敵ヴォルガルド軍が占領する領都グリムガルドですが、

レオンの活躍によって、ついに陥落することになりましたね。

このレオンの活躍にアステリア王国軍を指揮する騎士団長も

レオンに感謝しきりのようです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ