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領都グリムガルド攻城戦開始!オレのグリフォンが倒されちゃったよ・・・

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ノース・ゲート砦を奪還した後、西の領都グリムガルド奪還に向かう

アステリア王国軍。

ただ、グリムガルドを占領するヴォルガルド軍に機先を制せられてしまい、

その後、アステリアの騎士団長はレオンに召喚獣による偵察を依頼してきます。

そして深夜になり、彼が偵察を開始すると、敵軍の新たな動きが確認され・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「レオン、よくやってくれた!敵の動きを察知してくれて、お手柄だぞ」

「アウレリアさん、お疲れ様です」


通信機からの連絡を受けたアウレリアさんが、オレの隣まで走って来てくれた。

もう既に、周囲の兵達には、臨戦態勢を取るように指示済とのこと。

流石、仕事が早い!


「で、召喚士とネクロマンサーの動きはどうなっている?」


「彼らは今、街の南の広場に集結しつつあります。

多分、仕掛けて来るでしょうね」


「わかった。こちらも準備は万端だ」


「もし召喚士とネクロマンサーが集合したら、

そこに、オレの召喚獣を突っ込ませましょうか?」


先日、ノース・ゲート砦で採った戦法。

ただ、そこでは一度、ブルー・ドラゴンの反撃にあってしまった為、

さっきは、この戦法に少し躊躇してしまったけど、今度はトライしてみたい!


「レオン、やってみてくれ!」


こちらは、通信機越しからの声。

声の主はブラウアー王国騎士団長だ。


「わかりました!」


オレは、そう返事をすると、突入のタイミングを探っていく。

現状、まだ全ての召喚士とネクロマンサーが、広場に集まっている訳ではない。


どうしよう・・・

このままグリフォンを突っ込ませるか、

それとも、もっと強力な召喚獣を出して、その子を突っ込ませるか・・・


ただ、グリフォン以上に強くて大きい飛行系の召喚獣は、

ヴァニッシュが効かない。

であれば・・・


オレは偵察中のグリフォンを、そのまま突っ込ませることに決める。

そしてタイミングは・・・



「敵召喚士とネクロマンサーの殆どが広場に集まったので、

グリフォンを突っ込ませます!」


「わかった、やってくれ!」


「グリフォン、急降下だ!」


そう指示を出すと、グリフォンは翼を真っすぐ伸ばして、

滑空の体勢に入っていく。


彼の滑空速度は時速300キロメートル以上。

猛烈なスピードだ!


そして・・・

グリフォンと視界の同期を取っているオレには、

グングンと近づいて来る地上が見える。

彼は今、まさに猛烈なスピードで急降下しているのが分かるんだ!


高度50メートルを切った!

もう直ぐ・・・

ところが!


「あっ!ヤバイ!」

「レオン、どうした!」


「あああっ!」

「どうした?ヤラれたのか!?」


「はい、すいません。敵の召喚士が、こちらからの攻撃を悟ったらしく、

瞬時にドラゴン系の召喚獣を出して、応戦してきました。

なので残念ながら・・・」


そう・・・・

ノース・ゲート砦で見た、青いドラゴンとは違う、白っぽいドラゴン。

一瞬の出来事だったので、そいつのステータスを確認することが出来なかったけど、

何となく、氷系の攻撃をしてきたように見えたんだ。


そして、急降下中のグリフォンは、その攻撃を2発食らって消滅してしまったんだ。

あのドラゴンの強さは、間違いなくS級!


オレは、再びグリフォンを召喚し、ヴァニッシュを掛けて上空へ。

再攻撃は難しいにしても、街の中の動きは、常に監視しておきたかったんだ。


「あっ、敵のネクロマンサーがアンデッドを大量に召喚し始めました!

恐らく、アンデッドを転送してくるはずです。注意してください!」


「わかった!」


そして、その数分後、アステリア王国軍のど真ん中に、

大量のアンデッド軍団が、忽然と姿を現してくる。


けど・・・・

事前にそのことを知り、待ち構えていたアステリア王国軍の対応は早かった。


アンデッドが浮かび上がって来るところを待ち構えて、

兵達が、次々と敵を切り倒していく。


けど・・・・

アンデッドの殆どは、元グリム辺境伯軍の兵士たち。

そんな敵の姿を見て、攻撃を躊躇(ためら)ってしまう兵も、かなり居たみたいだった。



「彼らは既に死んでいる!

敵から仲間を解放してやるため、我々の手で彼らを葬ってやるしかないんだぞ!」


各隊の隊長たちが、躊躇する兵達を鼓舞していく。

現実問題、アンデッド達を倒しても、ネクロマンサー達のMPが尽きない限り、

彼らは何度でもやって来る。


ただ、隊長たちは、そう言って兵達を鼓舞していくしかない。



「あっ!召喚士達がイーグルを出し始めました!

空からもやってきます!オレも、召喚獣を出して、応戦していきます!」


「わかった!頼む、レオン!」


ブラウアー王国騎士団長は、即座に返事を返してくる。

オレにとって、この人の判断の速さは、本当に助かる。

ということで、じゃあ行くか!


「召喚【レッド】!召喚【ミスト・ワイバーン】x3!召喚【ゲイル・ワイバーン】x2!

召喚【アシッド・ワイバーン】!召喚【スカイ・ハンター】!召喚【グリフォン】!

召喚【ヴァジュラ・イーグル】x3!召喚【ストーム・イーグル】x6!」


"グギャオーーーン!"


「す、すげぇーっ!」


オレが、大量の飛行系召喚獣を出していくと、

周囲の兵隊さん達から、驚愕の声が上がっていく。


でも、オレは今、迎撃に全集中だ!


「みんな、街からやって来るイーグル隊をせん滅して!」


"グギャオーーーン!"


総勢18体の飛行系召喚獣達が、大空へ飛び立っていく。

敵のイーグル隊は500体だけど、絶対に強さでは負けてない・・・・はず。


次々と街から飛来してくる敵イーグル隊。

でも、オレの召喚獣達が迎え撃ち、彼らをドンドン落としていくのが見える。


「おぉぉーっ!」


周囲の兵達も、その様子を見て歓声を上げていく。

実は、オレ達のいる東側のエリアは、今のところ、アンデッドが湧いてこないので、

結構、暇している兵隊さんが多かったんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


レオンの偵察により、ヴォルガルド軍による再攻撃を

事前に察知することが出来たアステリア王国軍。

ただ、レオンは偵察に出していたグリフォンを倒されてしまいました。

そしていよいよ、本格的なグリムガルド攻城戦が始まっていく事になります。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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