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偵察任務を任されたオレ!また新たな技を開発しちゃったよ(笑)

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


国境沿いのノース・ゲート砦の奪還に成功したアステリア王国軍。

彼らはその勢いに乗って、西の領都グリムガルドへ侵攻します。

そして約3万5千の軍が配置に着いたその時、敵軍からの奇襲を受けてしまいます。

アステリア王国軍は、無事に領都を取り戻すことが出来るのでしょうか?


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「レオン、すまないが、召喚獣で領都の内部を偵察してほしい」

「わかりました」


ブラウアー王国騎士団長から、通信機越しに要請があり、

オレは召喚獣のスカイ・ハンターを出していく。


因みに、現在のアステリア王国軍の配置だけど、

ブラウアー王国騎士団長は、領都の南西に位置取り、

そして、オレが同行しているシルヴェイン子爵軍は領都の東側に居た。


「ビジョン・シンク!」


スカイ・ハンターと視界の同期を取って、彼を上空へ送り出していく。

空はかなり暗くなっていたので、8メートルと大型のスカイ・ハンターでも、

敵からかなり見つかり辛いと思うんだ。


まあ、索敵とかされたら、バレちゃうけどね。


そして同時に・・・

「召喚【ホーン・ラビット】!」


オレは小さなウサギの召喚獣も出して、彼にも地上からの偵察を行わせることにした。

ベアとかウルフだと、敵に警戒されちゃうかもしれないけど、ラビットなら・・・

そう思ったんだよね。


「これでラビットに隠密スキルが有れば完璧なんだけどなぁ・・・」

そう思った瞬間!


「えっ!?」


そう、ラビットが視界から消えたんだ。


想像すれば実現する!

もちろん、全てが実現出来る・・・って訳でもないけどね。


けどこの時、どうやらオレは、

対象に隠密スキルと同等の効果を与える魔法を習得してしまったみたいだ。



でも、そういうことであれば、スカイ・ハンターにも!


そう思って、一旦、遥か上空を飛んでいるスカイ・ハンターの召喚を解除して、

再び、オレの目の前で再召喚していく。

そして、彼にも隠密魔法を掛けて見たんだけど・・・

結果はダメだった。


全長8メートルのスカイ・ハンターはデカすぎるのかもしれない。


後で色々試してみたら、5メートルくらいまでの召喚獣には、

この魔法が効くことが確認できたんだよね。



ということで、オレは体長4.5メートルのグリフォンを呼び直し、

隠密の魔法を掛けて、大空へ送り出すことにしたんだ。


オレはこの魔法を "ヴァニッシュ"と名付けることにした。



空と陸、両方からの偵察に集中していくオレ。

ビジョン・シンクを、時々グリフォンからホーン・ラビットに切り替えて、

双方の視界をチェックしていったんだけど、

領都の壁は門や扉がガッチリ閉められていて、ラビットが街の中に入り込む余地がない。

取り敢えず、彼には、外壁を北回りにグルッと1周回らせることにしたんだ。


一方の空からの偵察では・・・


「レオン、街の様子はどんな感じだ?」

オレの背後にいるアウレリアさんも、敵の状況がかなり気になるみたい。


「そうですね。やっぱり、街の外壁の東から南、そして西に掛けては

外壁上に、大勢の敵兵が弓なんかを持って待機しているみたいです。

あと、街の南側の広場には、召喚士とネクロマンサーが待機しているようです」


「その数は分かるか?」


「う~ん、結構多いですねぇ。

正確な数は分からないですけど、召喚士っぽい人達はかなり多くて、

やっぱり500人はいるのかなぁ・・・

ネクロマンサーっぽいフードを被った人は100人くらい?」


以前、ノース・ゲート砦から、この領都まで進軍してきたヴォルガルド王国軍を、

空から偵察した時と、大体同じくらいのように感じた。


オレはこの時、召喚獣で彼らを襲撃したい気持ちに駆られてたんだけど、

なにぶん敵の数が多く、更に無用な反撃を食らう可能性もあったので、

この時はグッと堪えたんだ。


だって、反撃にS級モンスターを出してくる可能性だってあるしね。


そして、オレとアウレリアさんの会話は、通信機を介して、ブラウアー騎士団長、

更に2人の辺境伯にも聞こえていた。


「アンデッドとイーグル部隊は、また襲ってくると思うか?」

ブラウアー騎士団長が、通信機越しに問いかけて来る。


「そうですね。ネクロマンサーと召喚士達のMP量にもよりますが、

多分、召喚士よりネクロマンサーの方が、一人で召喚するアンデッドの数が多いので

MP的にはキツイはずです。

アンデッドとイーグルの攻撃をセットとして、敵が考えているのであれば、

しばらくは来ないかもしれません。

そしてもし、次に仕掛けてくるとしたら、

オレ達が寝静まった夜中の方が、効果的でしょうね。」


「うむ・・・」


まあ、正直なところ、この辺りは断言し辛い。

予想に反して彼らのMPが有り余っていれば、何度でも仕掛けてくるだろう。

エーテルなどの薬品を大量に用意している可能性もあるしね。

もしそうでなければ、MP回復を待って、効果的なタイミングを狙ってくるんだろう。


そもそも、ネクロマンサーも召喚士も、1人1人、レベルもMP量も違うだろうし、

もしかしたら、MPに余裕のある人だけで、仕掛けて来る可能性も捨てきれないんだ。


けど・・・

しばらく上空から街の中を監視していると、

広場にいた召喚士とネクロマンサー達が、そこから移動していくのが分かったんだ。

休憩にでも行くのだろうか・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


攻城戦で機先を制されてしまったアステリア王国軍。

この状況を打開するため、軍はレオンに偵察の任務を依頼してきましたね。

しかも彼は、偵察に有効な新たな技を開発してしまいます。

そんな彼は、この攻城戦で大きな役割を果たしていく事になりそうです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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