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王都からついに援軍が到着!アステリア王国の反撃はここからだ!

【毎日2回投稿 朝7時と夜21時10分!】


蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


領主たちに領都グリムガルド陥落の状況を報告したレオンは、

避難民たちを誘導しながら、西の街を目指すことになります。

一方、ついに王都から3万の援軍が到着したようです。

アステリア王国軍の反撃はここから!?


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

その後、私は2人の辺境伯と共に、

今後の作戦を考えていくことになった。


大きな計画としては、この日、合流予定の3万の増援が到着次第、

まずは、全軍でノース・ゲート砦の奪還に向かう事とした。


この砦を奪還すれば、ヴォルガルド軍の今後の増援を絶つことが出来るし、

領都グリムガルドに居るヴォルガルド軍を、孤立させることも可能なのだ。


そして、ノース・ゲート砦を奪還後、5千の防衛隊を残した上で、

残り全軍をグリムガルドへ向かわせる計画となった。





「これは、遠路はるばる、よくぞ参って下さった、王国騎士団長殿」


領都グリムガルドが陥落した日の午後、アイゼン市にようやく、

王都からの援軍3万が到着した。


王国騎士団長 シグルド・フォン・ブラウアー伯爵は現在45歳。

代々、王都アステラで騎士団長を務めあげてきたブラウアー家の出身。

正に名門と言える血筋の人だ。


短く刈り込んだ銀髪と、古傷のある顎、そして身に纏う重厚な鎧。

何となく、タイプや雰囲気は、グリム辺境伯領に近いように感じられる。


「グリム辺境伯、それで戦況はどのようになっていますか?」


早速、ブラウアー王国騎士団長とグリム辺境伯、エルフォード辺境伯と私の4人で

現状の確認と、今後の作戦計画を確認していく。



「なるほど、戦況はかなり厳しい状況のようですな。

で、ノース・ゲート砦に残るヴォルガルド軍の兵数は如何(いか)ほどに?」


「斥候部隊の報告では、その数 約5千。」

「なるほど。まあ、あの砦の収容能力を考えると、そんな所でしょうな」


そう、ヴォルガルド軍は先日、2万を超す兵でグリムガルドへ進軍。

そうなると、当然、ノース・ゲート砦は手薄になる。

なので今、あの砦を落とすのは、そこまで難しい話ではない。


ただ、留意すべき点は、やはりアンデッドとイーグル隊。

奴らが、あの砦に、どのくらい残っているのか・・・


それにもう一つ、砦の西側・・・

我々側から見ると、砦の手前になるが、 "ルミナ川"が流れている。

グリーン・ウッドの街の東にあるルミナ湖から流れる この川は、

川幅が80メートル程あり、砦側に渡るためには、

一本の大きな石橋を通らないといけない。


石橋の幅は10メートル程。

当然、その石橋を渡る際は、敵から狙い撃ちされる可能性があるのだ。


その辺りの話も、当然作戦会議に出た訳だが、

結局、その対策としては、先行して大型の盾をもった兵2千を並べて

石橋を渡っていく事とした。


空からの攻撃を盾で凌ぎ、後方からは弓隊で援護をしていくことになったのだ。


更に、敵ネクロマンサー部隊によるアンデッドに対しては、

正直、転送されてくると、どうしても対応が受け身となってしまうため、

その際、光魔法を使える医療班がエリア・ハイヒールを放ち、

周囲の部隊が彼らを守りながら、アンデッドにとどめを刺していく・・・

そんな対策を取ることに決まった。


やはり、飛び道具の無いアステリア王国軍としては、

いつ目の前に現れるか分からないアンデッドへの対応は、

どうしても、後手になってしまうのだ。



そして、その日の夕方・・・

グリム辺境伯軍・エルフォード辺境伯軍・王国軍、

更に、我がシルヴェイン子爵軍の合計4万の兵は、アイゼン市を出発し、

15キロメートル北にある、ノース・ゲート砦へ向かったのだった。


ただ、4万の兵の進軍は遅く、ノース・ゲート砦手前まで到着するのに、

5時間以上の時間を要してしまうことに。


結局、目的地へ到着したのは、その日の21時を過ぎていた。



「では、2時間後にノース・ゲート砦への夜襲を掛ける!

各自、その時間まで英気を養っておけ!」


「はっ!」


グリム辺境伯の大声が、数百メートル後方の私の耳元にも聞こえて来る。

まあ、まだ砦までは1.5キロメートルほどあるので、

流石にその声が、敵軍に聞こえることはないと思うが・・・


それにしても・・・

レオンがこの場に居てくれたら・・・


彼は今、グリム辺境伯領西部で、避難民の避難環境作りの為、

あちこちを奔走してくれている。


勿論、その仕事は彼にしか出来ないもの。

グリム辺境伯も、レオンの活躍には本当に感謝しているのだ。


一方・・・

彼がここに居てくれれば、こちらの砦攻略の選択肢が大きく拡がっていくのも確かだ。

グリーン・ウッドでのヴォルガルド軍との戦いのように、飛行系召喚獣を使って

ネクロマンサー部隊をせん滅してくれれば、後方の憂いも絶てるし、

敵のイーグル部隊への対策も完璧だ。


しかし、そう考えると、レオンという少年は、

一体どれだけの能力を、ここまで一人で発揮してきたのか・・・


私はそれを考えると、彼に畏敬の念を抱いてしまう程の思いだったのだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


3万の援軍が到着し、ここから反撃に転じるアステリア王国軍。

まずはヴォルガルド軍に奪われたノース・ゲート砦の奪還からとなりますが

アンデッドと飛行系召喚獣を相手に、どの様な作戦で進めていくのでしょうか・・・


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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