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グリーン・ウッドの街はヴォルガルド軍を撃退!一方のグリム辺境伯領は!?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


レオンの住むグリーン・ウッドの街に侵攻してきたヴォルガルド軍。

ですが、レオンや街の騎士団、そして冒険者達の活躍で、

400ちょっとの戦力ながら、3000を超える敵軍を撃退してしまいました。

流石、レオン達ですね。

そうなると、次の問題はノース・ゲート砦を抱えるグリム辺境伯領となりそうです。


なお本日(6/22)から、1日2回の投稿ペースに変更させていただきます。

公開時刻は朝7時と夜21時10分となりますので、引き続き、よろしくお願いします!

「それにしてもセシル、エスタ、ガリック、それにレオン、

本当によくやってくれた。3000の兵がグリーン・ウッドに向かったと聞いて、

とても心配していたんだが流石だったな」


「アウレリア様、ありがとうございます!

想定外の事も、いくつかありましたけど、

みんなのお陰で、何とか撃退することが出来ました」


兵数三千のヴォルガルド軍を撃退した、オレ達グリーン・ウッドの街だったけど、

その翌日、市長邸の会議室に市長のセシルさんを始め、

騎士団長のエスタさん、ギルド長のガリックさん、

そして市長の特別アドバイザーのオレが集まり、

ノース・ゲート砦奪還に向かった、領主のアウレリアさんと

通信機を使って会議を開いていた。


本来、ノース・ゲート砦までの通信は、電波が届かなくて出来ないんだけど、

この時オレは、召喚獣のヴァジュラ・イーグル達の背中に

中継器となる大きな魔石を積み込ませて、グリム辺境伯領の上空に分散して

待機させることにしたんだ。


お陰で、超クリアな通信が可能となっていたんだよね。


「で、アウレリア様、ノース・ゲート砦の状況はいかがですか?」


「あぁ・・・正直、難航しているな。

グリーン・ウッド市が、敵のイーグル隊の半数と、ネクロマンサー部隊を1つ

せん滅してくれたのは助かったのだが、

それでも、まだ敵の兵数自体が2万8千居て、砦の中と背後で守りを固めている。

なかなか、一筋縄ではいかぬな」


「そうなんですね・・・」


市長のセシルさんとアウレリアさんの会話を聞いていると、

かなり状況は厳しいように見える。


グリム辺境伯側としては、王都からの援軍を待つ状況となっているようだ。


「でも、アウレリアさん、ヴォルガルド王国としては、

アステリア王国の侵略が目的ですよね?

彼らが、このまま守りに徹するとも思えないんですが・・・」


「レオン、まさにその通りだ。

今のところ、ヴォルガルド軍が、こちらに攻め入ろうする気配は見せていない。

という事は、何らかの準備が出来るのを待っているのかもしれない。

そして、その準備が整えば、一気に攻めてくる可能性があるな」


「なるほど・・・

因みに、王都からの援軍は、いつ頃到着するんですか?

ヴォルガルド軍は、当然、その前に仕掛けてくると思うんですけど・・・」


「残念ながら、王都からの援軍はかなりもたついていて、

あと1週間はかかる見込みだ」


「随分と掛かりますな。それじゃあ、勝てる戦いも勝てないのでは?」


今度はギルド長のガリックさんがそんな事を言う。


「まあな。

ただ残念ながら、王都からの距離もかなりあるし、

我が王国は久しく大きな戦争が無かった。

なので、中央はこういった事態への対応に慣れていない。

寧ろ、グリム辺境伯領の南、エルフォード辺境伯領の援軍が早くてな。

勿論、距離的に近いと言うのも有るが、ユリアン・フォン・エルフォード辺境伯は

流石に国境沿いの領地を任されているだけあって、手慣れている。

ただ、自領の防衛も有るので、こちらに割かれた兵数は3000程だったがな。

それでも精鋭揃いで有難い。」


「なるほど。で、今後、ノース・ゲートに対峙しているグリム辺境伯領軍は、

どの様にするんです?

まさか、このままジッと敵の動きを待っている訳じゃないでしょうな?」


「正直、何か手を打ちたいが、その糸口が見いだせないでいる・・・

そんな所だろう。

私個人の意見としては、レオンが来てくれて、召喚獣で叩きのめしてくれれば、

砦の奪還など、すぐ終わると思うんだがな」


「えーっ!オレ、そんなの嫌ですよ~」


「ははは、冗談だ、レオン。

戦争は軍の仕事。冒険者のお前に、そこまでやらせる訳にはいかない。

その位は、私も心得ておる」


「ホッ」


「ただな・・・正直なところ、レオンの開発した銃・・・

あれは使用させて貰えないか・・・心からそう思っている。

ボウガンは勿論準備してきているが、長距離の狙撃は、銃に勝るものは無いからな」


「う~ん・・・」


「ははは、レオン、分かっているさ。

あの銃が他の領主の目に入れば、当然、自軍にも配備させろと言ってくるのは必至。

そうなると、銃拡散の流れは、もう止められることは出来なくなるだろうからな」


「ええ・・・」


とまあ、会議の後半、オレはかなり歯切れの悪い返事ばかりすることに

なってしまったんだ。


確かに、ライフル銃と銃撃隊を前線へ送れば、

長距離からでも砦内の敵兵を狙撃出来たりするし、戦いを有利に進めることが

出来るかもしれないけど、ただなぁ・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


無事ヴォルガルド軍を撃退したレオン達、グリーン・ウッドの街の面々ですが、

やはり、今後の課題はグリム辺境伯領となりそうですね。

そして、これからの戦いの場は、そちらに移って行く事になります。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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