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森に今度はB級ミノタウロス20体発生!やり過ぎなオレの能力はみんなにバレバレ?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


町の西にある森に発生したホブ・ゴブリン50体、ハイ・オーク30体を倒した

主人公レオンと町の冒険者達。

でも彼らに、また新たなB級の魔物が襲い掛かってくるようです。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

じいちゃんの言葉に、みんなが凍った。


C級以上の魔物が数年に1度しか現れない平和な森で、

いきなり大量の上位モンスターが現れたんだ。

みんなが凍ってしまうのも無理はない。


でもオレは今、とってもワクワクしていた(笑)

A級やS級と召喚契約できないかなぁ・・・・・なんてね。



「取り敢えず、S級・A級は後にして、まずはミノタウロス20体に集中しよう。

デューク殿、彼らとの距離は分かりますか?」


ギルド長が、じいちゃんに再び尋ねる。

彼の表情から、今では完全に余裕が消えているのが分かった。


「ミノタウロスとの距離は、少し離れていて1キロメートルといったところだ。

5年前とは違って、20体が殆どくっ付いて、こちらに向かっているみたいだ。

このペースだと、15分位で遭遇するだろう」


「わかりました。

一旦、こちらの進行は止めて、ここで迎え撃つことにしましょう。」

あとは、どう対応するか・・・だが」


「オレがまた、ミノタウロス20体を麻痺させますけど?」

「できるか!?」


さっきのC+級のハイ・オークに比べて、B級のミノタウロスに魔法効果を加えるには、

それなりの魔法レベルが必要になる。


でも、今のオレの闇魔法Lvは72。

C級とB級の間くらいのレベル?


ギリギリかなぁ・・・・

でも、命中の値は151。

あれ?そういえば、パラライズの成功率って、どのパラメータに依存するんだったかな?

命中率?魔法攻撃力?


良く分かんなかったけど、何かミノタウロスには入りそうな気がしたので、


「楽勝でしょ!」

『おぉ』


オレは強気に答えたんだ。

そして、その返事に、みんな少し元気を取り戻していく。


「もう、滅茶苦茶だな・・・レオンの魔法は」

ギルド長は呆れてる。


「兄ちゃん、がんばれぇ!」

「おう、頑張る」



結局、作戦としては、オレがミノタウロス20体を麻痺させて、

あとは二手に別れて、両サイドから1体ずつ倒していくことに。


もし麻痺が効かなければ、母さんのウィンド・ウォールで足止めして

さっきと同じように1体ずつ・・・・

ということになった。



「あと200メートル・・・」

じいちゃんの声に、みんなの緊張が高まっていく。


「あと100メートル・・・」

いよいよ戦闘が近い。


「50メートル・・・」


オレは"隠密"スキルを使った上で、

みんなより、10メートルくらい前にある木に登り、

そこから "パラライズ"を掛けることになっていた。


因みに "パラライズ"は単体に有効。

対して"エリア・パラライズ"は 敵の周囲一面に金色の火花が広がって、

その範囲内の敵に麻痺効果を加えていく・・・


パラライズ自体は初級魔法だけど、エリアになると上級らしい。



そして・・・

20体のミノタウロスが、オレの視界にも捉えられるようになってくる。

いよいよだ。


20体が固まって動いている・・・といっても、

それぞれ、木の幹をよけながら歩いてきているため、

それなりにはバラけていた。


「幅は約30メートル・・・」


まあ、大丈夫っしょ!

じゃあ、そろそろ行くか!



「エリア・パラライズ!」


昼間なのに、やや暗い森の中で、金色の光が広がっていく。

木の上からミノタウロスの集団を包み込むように。


「ギャー、ギャー!」


ミノタウロスの叫び声・・・・・

ちょっと予想外の声色。

もっと野太い声を期待してたのに。。


「いくぞ!」

『オウ!』


ミノタウロス達の体が、火花のようなものに囚われたのを確認し、

ギルド長以下、各冒険者パーティーが二手に分かれて突っ込んでいった!


一方的に攻撃を加えられてしまう左右のミノタウロス達。

なんか少し憐れだ。

けど・・・


「真ん中のミノタウロスは暇そうだなぁ。

それに、オレも暇だし(笑)」


戦闘の様子を見ていると、誰にも相手にされない中央のミノタウロスの集団が、

ギャーギャー喚きながらも、身動きが取れない状態になっている。


「みんな戦闘に夢中だし、バレないよな・・・・・

いっちゃえ!召喚【キャスター】!召喚【アーチャー】!」


オレは攻撃魔法の精霊と弓の精霊を呼び出していく。

だって、もう我慢できなかったんだ(笑)


そして・・・

「キャスターは中央右のミノタウロスにライトニング・ボルト連発!

アーチャーは中央左からミノタウロスに弓攻撃連射!」


"グウォォォッ!"


彼らは "待ってました!"と言わんばかりの声を上げて、

ミノタウロスの集団に攻撃を仕掛けて行ったんだ。


「ギャーッ!」


中央右のミノタウロスの胸に、雷の矢が刺さり、1体、2体と倒れていく。

さらに・・・・


「ギャーッ!ギャァーッ!」


中央左のミノタウロスにはアーチャーの放った矢が突き刺さり、

こちらも次々と・・・・


ただ、彼らとのレベル差があるせいか、

なかなか召喚契約に持ち込めない。


「ステータス・オープン!」


ミノタウロスのレベルを見ると80とそれなりに高い。

オレのレベルは現在50。

レベル差30かぁ・・・


そうしているうちにも、1体、また1体と、ミノタウロスが倒れていく。


ただ、そうなると、流石にミノタウロスと戦闘中の父さん、母さんも、

この異常事態に気づいていく。


オレの方を、時々振り返って見てくるんだ。


「やっぱ、ヤバいかな・・・」

今更、後悔するオレ。


"ピロリロリ~ンッ!"

"アナタが倒したミノタウロスと召喚契約ができます"


おぉーっ!来たー!

「もちろんOK!」


"これで契約は成立しました。・・・・"


結局、オレはこの時、2体のミノタウロスと契約することが出来た。

こちらも大収穫!


更に今の攻撃で、オレのレベルが2つも上がってしまう。

ミノタウロスうまぁ~!


で、結局・・・・

20体のミノタウロスの群れは全部片付いた。

もちろん、彼らの死骸は2体少ないんだけどね。



でも・・・・

戦闘が一息ついた時、前線で戦っていたみんなが

少々呆れた目つきで、オレの方を見ていることに気づいたんだ。


ちょっと、やり過ぎたか・・・


父さんと母さんは、何か言いたそうな顔をしていたんだけど、

取り敢えず、この時は何も言ってこなかったんだ。

助かったぁ・・・・。



【視点変更】 カリン・ウォーカー (母さん)


12年前、森の中央で、この子を見つけて、育ててきたんだけれど、

その間、本当に驚きの連続だったわ。


残念ながら、私は【鑑定】スキルを持っていないので、

この子の能力を直接確かめることは出来ないけれど、

その才能の片鱗を、ずっと感じていたの。


だけど・・・・

この日のレオンの活躍は、本当に凄まじい・・・・

【鑑定】スキル持ちのお父さんは、どうやらレオンの才能を理解しているみたいで、

この子の才能を上手く伸ばしてくれていたみたい。


お父さんには、本当に感謝しないと。


それにしても・・・・

レオンの闇魔法と召喚魔法は、本当に頭抜けているわ。


私も魔道士の端くれだから良く分かるんだけど、

上級のエリア・パラライズを、あの歳で放てることも凄いんだけど、

こんなに広範囲の状態異常魔法を掛けられる人って見たことがないの。


しかも、召喚獣で、B級モンスターのミノタウロスを

次々と仕留めてしまうなんて・・・


それにしても、レオンが出した、あの人型の召喚獣・・・・

あの子が赤ん坊の時、森で出会った際に見かけた、

正体不明の鎧の人型に似ているような・・・・


ただ、装備や特徴はちょっと違うのよね。


「レオン、あなたは、いつからこんなに凄い魔法を使えるようになったの?」


ミノタウロスとの戦闘が終了し、木の上から降りて来るレオンに

そう話しかけてみると、


「じいちゃんと母さんの教えが良いからだよ!」


そんな回答を・・・


魔法だけじゃなくて、昔から頭の良い子・・・・・というか、

年齢に比べて、あまりに大人びた子という印象もあったのだけど、

今の言葉が、その印象を改めて強くした感じがするの。


この子は本当に凄い。

一体、将来はどれほど偉大な魔道士になっていくのかしら・・・

本当に先が楽しみだわ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


いやぁ、B級の魔物ミノタウロス20体を、レオンはアッサリと足止めし、

倒して行く様子は、まさにチートと言えそうですね。

そんな彼の活躍に、周囲はドン引き気味?

でも、この戦いの本番はこれからなのです。

更なるレオンの活躍に、周囲がもっとドン引きしていくのは間違いないでしょう(笑)


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

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執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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