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一難去ってまた一難!今度は3m級の魔物30体が襲来!?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


赤ん坊として異世界に転生した主人公は、拾われた冒険者の両親にレオンと名付けられ、

じいちゃんに剣の稽古や魔法の稽古を受けながら、12歳に成長しました。

そんなある日、町の西の森に、大量の魔物が出没したとのことで、

一家総出で魔物退治に出掛けます。

その第1陣を倒した彼らでしたが、また新たな強敵が襲い掛かって来るようです。


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「カリン、まだ魔物は迫って来るか?」

「ええグレイ、更に30体ほどが、100m先まで来ているわ」


「どんな魔物か分かるか?」

「多分・・・ハイ・オーク・・・・」


「マジか」


父さんと母さんの会話から、次にオレ達に向かってくるのは、

C+級モンスターのハイ・オーク。

通常のオーク(D+級)よりも一回り大きく、身長は3メートルにも達するらしい。

バカ力で棍棒を振り回し、さっきのホブ・ゴブリンよりも厄介な相手だ。


ハイ・オーク30体と聞いて、更に緊張が走るD級・E級パーティーの面々。

それはそうだろう。


「ハイ・オークと乱戦になると、こちらの被害が大きくなるわ。

まず私が風魔法で足止めするから、止まらないヤツから倒していって」


「わかった」


母さんは攻撃系の魔法使いで、特に風魔法を得意としている。


それにしても・・・・

じいちゃんの表情が、徐々に厳しくなってきているのが分かる。

この後に来る何かを、彼は既に見極めているんだろうか・・・



「ウィンド・ウォール!」


母さんの魔法詠唱から、第2ラウンドが始まっていく。

ウィンド・ウォールで風の壁を作って、ハイ・オークの殆どを足止め。


抑えきれなかった個体を各個撃破していく算段だ。



最初に飛び出してきたハイ・オークに、父さんと"湖畔の風(E級)"が対応していく。

まあ、こちらは問題ないだろう。


2体目・・・・

"朝霧の旅団(D級)"と、隣町のE級パーティーで対応。

やや苦戦気味に見えたので、オレは召喚獣のホブ・ゴブリン3体を送り込む。



そして少しすると、父さんと"湖畔の風"が、1体目のオークを倒していく。

流石、父さん達!


更にもう少し経つと、3体目のハイ・オークが飛び出してきた。

今度はギルド長と、隣町のもう一つのE級パーティーで対応していく。



正直なところ、母さんが足止めしているハイ・オークの群れに、

キャスター精霊の攻撃魔法を打ち込めば、多分、全部殲滅できると思うんだけど・・・

でも、ここはグッと我慢・・・。


それにしても・・・・

2体目のハイ・オークに対応している、"朝霧の旅団"達が苦戦しているみたいだ。

ただ、これ以上 召喚獣を送り込んでも、現場は混乱するだけのように感じられる。


なので・・・


「パラライズ!」


オレは麻痺魔法を、2体目に掛けていったんだ。

多分、それが一番、朝霧の4人にとって良さそう。


一瞬、何が起きたか理解できていない"朝霧の旅団"達だったけど、


「魔法で麻痺させたから!」


というオレの声で、すぐさま状況を理解して、

動きの止まったハイ・オークを、みんなでタコ殴り・・・

なんて憐れな豚ちゃん(笑)


程なく、2体目のハイ・オークも倒れて行ったんだ。


にしても・・・・・

ハイ・オーク1体1体に、結構苦戦する冒険者たち。

彼らの体力って、最後まで持つんだろうか。


そんな様子を見て、オレは動くことにした。

じいちゃんの許可を得て、オレは前線でオークを足止めしている母さんのところへ行く。


「ねえ母さん、オレの魔法で、ハイ・オークを足止めして良い?」

「え?」


「パラライズで、コイツらを全部麻痺させて、

あとはみんなでタコ殴り・・・どう?」


ホントはコイツらにキャスターの攻撃魔法を落として全滅させたいところだけど、

そこは我慢我慢。


「分かったわ。やってちょうだい」

「OK」


母さんの許可も得た!

じゃあ・・・


「エリア・パラライズ!」


オレが範囲の麻痺魔法を唱えると、

ハイ・オークたちは即座に痺れて、全く動けなくなっていく。


「闇の上位魔法・・・・凄い。」


母さんの驚く顔・・・

でも、オレはすかさず


「今、敵全体に麻痺魔法を掛けました!

ハイ・オークたちは、数分間、痺れて動けません。

みんなで、やりたい放題、やっちゃってください!


「おいおい、レオンはそんな上位魔法を使えるのか!?」


オレの叫び声に対して、ギルド長から、そんな呆れ声が上がって来る。

まあ、使えちゃうんだから、しょうがないよね。

この件の詳細については、オレを転生させた神様に聞いてくださいね。


そして、3体目と格闘しているギルド長達以外のメンバーは、

ハイ・オークたちに襲い掛かって行った。


ハッキリって、一方的な殺戮だ。


そして、ウィンド・ウォールを解いた母さんも、父さんと合流して、

ヤツらをウィンド・カッターで切り刻んでいく。

南無・・・



数分後・・・・

あたり一面に横たわる、血だらけのオーク達の死体。

正直、ちょっとグロい。。



「レオン!お前はやる子だと思っていたけれど、

ここまでとはなぁ!」


父さんが嬉しそうな声で、オレの頭をバチバチ叩いてくる。

正直、ちょっと痛いんですけどぉ。。


「兄ちゃん、マジですごいーっ!」


ノエルもオレの方に駆け寄ってきて、嬉しそうな顔をしている。


「レオン、これからも、ドンドン敵を麻痺させてやってくれ!」

「ラジャー!」


更に、父さんからのお墨付きもゲット!

さあ、ドンドンやっていくぞぉーっ!


でも・・・

「デューク殿、どうされました?」


ギルド長が、後方で一人厳しい表情をして突っ立っている

じいちゃんに、声を掛ける。


さっきから、じいちゃん、あんまり喋んないんだよなぁ。



「・・・・森の奥に・・・・・強力な魔物が・・・・」

「えっ? コイツらより・・・ですか?」


ホブ・ゴブリンはともかく、ハイ・オークは、オレ達、結構苦戦していたと思う。

パラライズで麻痺させていなければ、かなりキツイ相手だったように感じる。


それなのに・・・・


「敵の強さと数は?親父!?」


「これからB級モンスターが20体ほどやって来る。

多分、ミノタウロスだろう。

そして・・・・」


「オイオイ、ミノタウロス以上の魔物も来るのかい?」

「その後、A級が3体、その後ろに多分・・・・S級」


「・・・・・・・」


一同、言葉が出ない。

B級のミノタウロス20体だけでも問題だけど、

A級3体、その後ろにS級って・・・・・


10秒間の無言の時間が続いた後、ようやくギルド長が、その静寂を破った。


「A級と、S級の魔物とは、何ですか?」



【視点変更】 ガリック・アイアンウッド (ギルド長)


レオン・ウォーカーの底知れぬ力に沸いた我々だったが、

デューク殿の言葉で、どん底に叩き落されてしまう。


B級のミノタウロス20体だけでも、大きな危険が伴うのに、

その後方にはA級3体、更にS級まで控えて居るとは・・・・


一体、この森に何が起こっているんだろう。

彼等はどこから現れたんだ?



「A級と、S級の魔物とは、何ですか?」


俺は思わずデューク殿に問う。

この現実から逃避する訳には、流石にいかないからだ。


「A級3体は・・・・・恐らく アース・ドラゴン(地竜)、

S級1体は・・・・・すまん、コレは私にもわからない」



比較的平穏な森のはずなのに、なぜS級まで・・・・

しかも、今のところ正体不明。


というか、俺達は町を守り切れるんだろうか?

静かに平和に暮らしている町の人達を守れるんだろうか・・・・

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


30体のハイ・オークを何とか倒した町の冒険者達ですが、

更に新たな魔物が森に出没してしまったようです。

しかもそれはB級、A級、そしてS級・・・・


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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