オレにバハムートが移譲されたことに国王陛下も総ギルド長も驚愕!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
国王陛下からのお召しがあり、レオンは初めての謁見を行う事になりました。
領主のアウレリアさん、じいちゃん、総ギルド長のオスカーさんと共に
謁見を行っていると、話はレオンの持つ召喚獣に移ります。
すると、じいちゃんが、バハムート移譲の話を出してしまったようで・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「私の最大の召喚獣バハムート・・・
こちらも、既に、レオンに移譲済となっています」
えっ・・・じいちゃん、言っちゃうの?それ。。
「デューク、それは本当か!?」
国王より先に、オスカーさんが驚きの声を上げる。
「あぁ、私はもう、バハムートを維持することが出来なくなってな。
先日、レオンに引き継いだんだ。
折角、オスカー達に譲ってもらったバハムートだったが、
勝手な事をして済まんな」
「いや、それはいいんだが・・・
そうか・・・バハムートをレオンに・・・」
「デューク殿、バハムートとは、そこまで維持が難しいものなのですか?
召喚魔法が全くダメな私には、良く分からないのですが」
「はい、バハムートは、まず呼び出すだけで大量のMPを費やします。
それはS級モンスター召喚時の7倍以上。
更にそこから、維持するのにも、多くのMPを刻々と消費していき、
そこから、何らかのスキルを使うためにも、更なる大量のMPが必要となります。
私のMPの最盛期の頃で、何とかギリギリ、扱う事ができましたが、
今となっては、呼び出して、ほんの少し維持するだけで、
私は魔力の大半を失ってしまうほどなのです」
「なるほど・・・
で、レオンは、その点、問題無いのですね?」
「ええ、彼の最大MPは、今の私の7倍ほど。
バハムートの力を、最大限に生かせるのは、レオンしかいないでしょう」
「バカな、デュークの7倍!?」
「ははは、驚くなオスカー。もちろん、私も以前に比べて、かなりMP量が減ってしまった。
ただレオンは、私の最盛期に比べても、既に5倍以上のMP量を持ってる。
それだけ、レオンのMP量は規格外だということだ」
「そうだったのか・・・」
そんな話から始まって、国王陛下とは、その後、攻撃魔法の話、剣術の話、
更にはグリーン・ウッドの街の発展に、オレが大きく貢献した話など、
様々な事が話題に上った。
ただ、ホッとしたのは、銃や通信機の話は一切出ず、
むしろ、街の上下水道の話や、街灯、そして馬車のサスペンションやタイヤの話・・・
そちらの話題に重きが置かれていった。
国王陛下が銃や通信機のことを知らないのか、
それとも、敢えて出さなかったのかは分からない。
でもオレは、そんな気の重くなる話が、こういった場で出てこなくて、ホッとしたんだ。
国王陛下との面会が終わり、オレとじいちゃんは、
オスカーさんの家にお邪魔することになった。
アウレリアさんとの話で、グリーン・ウッドへ帰るのは明日ということになったので、
オスカーさんの提案で、今晩はこの人の家に泊めてもらう事になったんだ。
そういえば以前、じいちゃんを連れて泊りに来る!って、オレ言ってたからね。
ただ・・・
オスカーさんの家にお邪魔して、初めて知ったんだけど、
この人は、1つ大きな問題を抱えているみたいだったんだ。
「メイリン、久しぶりだな。体調のほうはどうだ?」
「デューク・・・本当に久しぶりね。
体調は・・・まあ、いつも通りね。
で、そちらの子は・・・お孫さん?」
「あぁ、レオンという。グレイとカリンの子だ」
「初めまして、メイリンさん!レオン・ウォーカー14歳です」
オスカーさんの奥さん・メイリンさんは、
且つて、じいちゃん、オスカーさん、そしてもう1人のメンバーと共に、
世界を救った英雄の1人なんだそうだ。
そして、その後、オスカーさんと結婚したそうなんだけど、
どうも長年、体の状態が良くないそうなんだ。
体中に黒っぽいアザのようなものがあって、
パッと見ても、首筋や腕、そして手にも、そのアザが広がっているのが分かる。
「レオン君・・・私の体を見て・・・驚いた?」
「あっ、いえ、そんなことは・・・」
オスカーさんの2歳下、現在55歳というメイリンさん。
ただ、55歳にしては、髪が真っ白で、かなりやせ細っていて、
長年病に侵されて、疲れ切っている感じがする。
「レオン、妻は呪いに侵されていてな。
誰が彼女を看ても、この呪いを解くことが出来ないでいるんだ」
「そうだったんですね」
「レオン君・・・ごめんなさいね・・・もっと元気な姿で・・・
アナタに会う事が・・・出来れば良かったんだけど・・・」
「いえ、全然そんな事はないですよ!」
メイリンさんは、オスカーさんと結婚する前から、既に呪いに掛かっていて、
結局、二人にお子さんが生まれることは無かったそうだ。
なので昔、じいちゃんは、父さんや父さんの弟を、よくメイリンさんの元へ
連れて行ってたみたい。息子代わりみたいな感じだったのかな。
そして今回、孫世代のオレの顔をメイリンさんが見れば、
彼女も少しは元気になるんじゃないか・・・
それが、オスカーさんの思いだったようだ。
「あの~?」
「ん、どうしたのレオン君」
「もしよければ、メイリンさんのステータスを確認してみても良いですか?
もしかしたら、何か分かるかもしれないし・・・」
「ありがとう、レオン。
実は今まで、妻のこの呪いについて、色々な人に診て貰った。
ここにいるデュークにもな。
ただ、誰も、治す方法は分からなかったんだ」
やっぱり、今まで、何人もの治癒士や闇魔道士、そして鑑定士などに
調べて貰って、それでも治し方は分からなかったらしい。
それなのに、オレが見ても今更・・・
確かに、そんな気はしたんだ。
けど・・・
オレの鑑定スキルって、今まで状態異常の解決法なんかを診れたりしてたので、
もしかしたら・・・って思ったんだ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
国王陛下への謁見は無事終了したようですね。
そんなレオンは、じいちゃんと共に総ギルド長のオスカーさんの家に
泊めてもらう事になりますが、奥さんのメイリンさんが難しい状況にあるようです。
そんなメイリンさんの状況を、レオンは解決することが出来るのでしょうか?
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




