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長期研究してたアレがついに完成したよ!そしてオレは14歳の誕生日を迎えることに!

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


王都東の小型ダンジョンで行方不明となった冒険者の捜索を終えたレオン達。

そんな彼らが地上に戻ると、ドラゴンが飛来していて周囲の森が炎の海に。

レオンはそのドラゴン退治を行い、そのまま召喚獣にしてしまいます。

そして王都に戻り依頼の報告を終えた彼は、グリーン・ウッドの家に戻って

再びある製品の開発に没頭していくのですが・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

「やったぁーーーっ!ついに出来たぁーっ!」


まだ試作品だけど、やっと出来たんだ!

苦節6カ月、ようやく上手く行った。

え!何が出来たって?

決まっているじゃない!通信機だよ!通信機!


前からずっとトライしていたんだけど、なかなか上手くいかなくて、

でも、ようやく、この試作品が、通信機能を果たしてくれたんだ。


まあ、オレの理想はスマホだったんだけど、この世界でそれは難しい。

なので、出来上がったのは、どちらかというとトランシーバーみたいなイメージ?

ただ、アンテナを2本にして、送受信を同時に出来るようにしてみたんだよね。


まあ、最初は送信した電波を、受信アンテナが直接拾っちゃって、

電波干渉が酷くて使い物にならなかったんだけど・・・

通信機内部で、自分の音声信号の逆位相を生み出す反転回路を採用することで、

送信された音声信号を打ち消すようにしたんだよね。

そしたら、送受信が同時に出来るようになったんだ。


前世で言うと、ノイズキャンセリングみたいな仕組み?


反転回路の製作では、色々と試してみたんだけど、

音声信号を闇属性の魔石に通すと、一発で信号の位相が反転することが分かったんだ!


闇の魔石は買うと結構高いんだけど、

「深緑の迷宮」の地下37階層の"鉱石洞窟"で、闇属性の結晶が取り放題(笑)

なので、入手には全く困らなかったんだよね。


そしてマイクとスピーカー部分は、魔物の固い皮を薄くしたものを採用。

ダンジョンの鉱石洞窟で採掘したミスリル鉱をコイルに、磁石も鉱石洞窟で採掘。

更にそこには、雷属性の結晶石もあるので、マイク・スピーカーを繋いで、

雷の結晶石で本体のアンテナから電波を飛ばしていく仕組みだ。


取り敢えず、数メートルの距離間での通信は確認できたので、

あとは、どのくらいの距離まで通信可能かを確かめていく必要がある。

明日、ノエルに手伝って貰おう。


通信機の本体は縦15センチメートル、幅5センチメートル、奥行き3センチメートルくらい。

結構、小型に出来てるでしょ?


本体の素材も、軽くて硬い魔物の皮を貼り合わせて作ってみた。

今のところ、リザード系の皮が良さそうだけど、

いずれは小型の竜系の皮などで試してみたいなぁ。



そして、翌朝、オレはノエルに通話試験を手伝って貰った。

ノエルには家の庭に居て貰って、オレが徐々に遠くへ移動していく。


フォレスト・ウルフに乗って、街の南の街道を少しずつ移動して行ったんだけど、

なんと!5キロメートルくらいは通信出来たんだ。

結構、すごいよね?


今後は雷属性の結晶を使った中継器を設置して、もっと距離を伸ばせないか?

試していきたいと思う。


更に、今回作った、持ち運びできるハンディタイプの通信機だけじゃなくて、

机の上などに置いて通話する、卓上型通信機も作ってみたいところだよね。


そして、今のところは一対一の通信なので、複数の相手と通信できないか、

その辺りも挑戦していきたいと思うんだ。



「いやぁ、レオン!あの通信機というのは、本当に凄いな!

冒険者ギルドと、新ダンジョンの入り口の間を、

瞬時に通話できるようになるなんて、まさに革新的だぞ!?」


先日、オレがようやく作り上げた通信機の試作品を、

まずは冒険者ギルド長のガリックさん、市長のセシルさん、

そして騎士団長のエスタさんに持ち込んでみた。


そしたら、それが物凄く好評だったんだ!


ギルド長のガリックさんからは、ダンジョン出入り口との連絡が

今までの1万倍楽になったとお褒めの言葉を頂いた。


両者の距離は通信範囲の5キロメートルを超えていたので、

ディープ・フォレストの歩道の避難所に2か所、試作品の中継装置を設置。

無事、稼働確認も取れた感じだった。


また、市長のセシルさんからは、その冒険者ギルドや騎士団とのコミュニケーションが

非常に取り易くなったと、こちらも絶賛の嵐。

更には、オレとの連絡も、いつでも取れると、そちらはもっと大喜び。


そして、最も歓喜してくれたのは騎士団長のエスタさん。

騎士団の本部となっている宿舎から、街の外壁や門などの見張り、

そして、街中を巡回している団員との連絡が格段に取り易くなり、

警備が、物凄く効率的になったって、泣いて喜んでくれたんだ。


一応、ギルドの通信機はチャンネル1、騎士団の通信機はチャンネル2として、

別々の周波数にしてあって、お互いの通信は聞こえないようにしてある。


そして、市長さんとギルド長、そして騎士団長、そしてオレは、

チャンネル3の通信機を持っていて、今のところ、

この4者で通話できるようにしてあったんだ。




そして、通信機の試作機が完成した翌日・・・

オレは14歳の誕生日を迎えた。


この日は、家族みんながオレを祝ってくれて、

オレはこの家に拾われて本当に良かったな・・・

改めて、そう実感したんだ。




そして通信機が、グリーン・ウッドの街で活用されるようになって1週間ほど・・・

オレは市長のセシルさんに呼ばれて、市長邸兼市役所に出向いて行ったんだ。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。


通信機を完成させたレオンは、街の主要人物に配り、

みんなが便利になったと絶賛してくれたようですね。

そして市長のセシルさんに呼ばれて向かった市庁舎では、

ある人物が待ち構えているようです。


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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