S級ドラゴン討伐完了!そして弟ノエルはオレのS級召喚獣を全部バラして再びオレ人外扱い!?
蒼河遥です。
本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!
行方不明となったC級冒険者の捜索を終えたレオン達。
そしてダンジョンを出て地上に戻ると、周囲の森は火の海に。
その原因であるドラゴンを討伐することに決めたレオンは、
手持ちの召喚獣で立ち向かい、何とかドラゴンを自身の召喚獣に
することが出来たのですが・・・
本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、
皆様、是非、この物語をお楽しみください!
「レオン、まさか、S級に勝ったのか!?」
シルバー・グリフのアルトさんが、
ワイバーンから降りてきたオレに駆け寄ってきて、声を掛けてくる。
「ははは、勝ったというか・・・召喚獣にしちゃいました」
「えっ?」
「ウソだろ?」
「あり得ない・・・」
「マジ・・・?」
シルバー・グリフの4人からの視線が再び痛い。。
一方のノエルとセーラは、当然・・・といった顔をしているけどね。
「なあレオン、そのS級って、今、出すことはできるのか?」
「できますよ」
「見たい!」
「是非」
「オレも・・・」
「レオン、すまないが頼む!」
「わかりました。腰を抜かさないで下さいね!
召喚【レッド】!」
"グギャォーーーン!"
「す・・・すごい。。」
「圧巻ねぇ・・・」
「私、ドラゴンを見るの初めてなのよね」
「そんなの俺もさ」
驚きと呆れの表情をみせる、シルバー・グリフの4人。
でも・・・・
「ねえ、レオン君って、他にもS級を持ってるの?」
「ええと・・・・」
治癒士で、初級の召喚魔法も使えるミレーヌさんが、
興味津々の表情で聞いてくる。
ただなぁ・・・・
本当のことを言うと、更に冷たい視線が、オレに突き刺さってきそう・・・
「兄ちゃんはね、タイタンと、ヒュドラ2体と、この間フェンリルとも契約したんだよ!」
「はぁっ!?」
この驚愕の声は魔道士のクラリスさんの声。
ノエル・・・お願い、やめてぇ~(泣)
「レオン、すまないが・・・」
「はい。。」
まあ、そういう話になるよね。。
ということで、オレは5体のS級全てを召喚していったんだ。
そして・・・そんなS級召喚獣達を目の前に、
シルバー・グリフの4人は、レッド・ドラゴンよりも大きな口を開き、
あんぐり・・・とした表情のまま、しばらく固まってたんだよね。
その後・・・
事の状況を、ダンジョン入口に居た、ギルド本部のおじさんに報告。
旅館を中心とした商店街のほうに、被害が無かったことも確認して、
オレ達は王都へ戻ることにしたんだ。
そして帰りは、もちろんオレのレッド・ドラゴンで!
シルバー・グリフの4人は、初めて飛行系の召喚獣に乗るらしく、
目をキョロキョロさせながら景色を眺め、その快適な旅を楽しんでいたんだ。
王都に到着し、ギルド本部に向かうと、
なんと、総ギルド長のオスカーさんが応接室で待ち受けていた。
この依頼って、総ギルド長が出てくるほど、重要なものだったのかな?
「アルト殿、それにレオン、今回は本当によくやってくれた。
話は、色々と聞いているよ」
「オスカー・クロス殿、アナタが直々に出迎えてくださるとは。」
アルトさんも、やっぱり、そんなことを感じているみたい。
「いやいや、当然だ。
それに、我が旧友の孫、レオン、ノエル、それにセーラが、今日、この街に来ていたとは。
先ほど、報告を受けて、初めて知らされたんだ」
「ははは、オスカーさん、ごめんなさい。
今日って実は、ノエルの13歳の誕生祝と、ノエル・セーラ二人のB級冒険者昇級を祝って、
半分、観光のつもりで王都まで足を伸ばしたんです。
そしたら、こんなことになっちゃいまして・・・」
「レオン・・・そうだったのか。
いや、でも、レオン達3人が来てくれて、本当に助かったよ。
では、疲れている所、申し訳ないが、今日の報告をお願いできるかな?」
「はい、じゃあ、それは俺のほうから・・・」
そういって、シルバー・グリフのアルトさんから、オスカーさんへ
今日の報告をしていったんだ。
オレ達、ルミナス・トリニティーが到着する前の、知らない話まで出てきて、
"そうだったんだ~"って話も有ったんだけど、
ほぼ、オレ達の理解してる内容と一致した報告内容だった。
そして彼らは、ダンジョンで2人が倒れている時、
オレ達に助けられたことを、包み隠さず話していく。
冒険者によっては、他のパーティーに救われることを
隠したがる人も居るらしいんだけど、
この人達に、そういう気持ちは一切無いみたい。
更に、先行して調査に入ったC級パーティーが絶望的なこと、
その遺留品と思われるものを回収してきたこと、
地下16階層のボスを攻略し、地下17階層まで到達したが、
そのフロアで人の気配はなかったこと、
そして、ダンジョンの外で出くわしたレッド・ドラゴンのこと・・・など
「そうであったか・・・
C級パーティーの件は、こちらにも問題があったと言わざるを得ない。
もっと万全の体制で臨むべきであった。
彼らには、本当に申し訳ないことをしてしまった。
今後、我がギルド本部も、改めていかねばならない。
それにしても、S級のレッド・ドラゴンを、レオン一人で・・・
しかも、召喚獣にしてしまうとは。
私はレオンに、若かりし頃のデュークを重ねて見てしまう思いだよ」
「オレなんか、まだまだですよ、オスカーさん」
『いやいやいやいや!』
オレの言葉に反応したのは、シルバー・グリフの4人。
それにしても、このアルトさんって、
パーティーメンバーから "さん"付けで呼ばれているし、
オスカーさんからも、一人だけ "殿"付けで呼ばれている。
なんか、凄く特別な人っぽい感じもするんだけど・・・
どことなく、気品も感じられて、どこかの貴族の嫡男か何かなのかな?
まあ、オレにとって、そういう世界は無縁なものだけどね。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
レオンはレッド・ドラゴンとの召喚契約を完了させますが、
弟のノエルに手持ちのS級召喚獣をバラされてしまい、
シルバー・グリフの面々から驚愕の目で見られてしまったようですね。
そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?
今後の展開にも、是非ご期待ください。
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それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。




