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行方不明者の捜索を終えて地上に戻ったら、とんでもない状況になっていた!?

蒼河遥(あおかわ はるか)です。

本作に目を留めていただき、本当にありがとうございます!


ノエルの13歳の誕生日と、ノエル・セーラのB級冒険者昇級を祝って、

観光気分で王都にやって来たルミナス・トリニティーの3人。

そんな彼らはギルド本部で緊急依頼を受けて、王都東の小ダンジョンへ向かいます。

ただ残念ながら、行方不明の冒険者たちを発見することはできず、

レオン達は、捜索を終えて地上へ戻る事にしました。

ところが、その地上では・・・


本作は処女作ということで、まだまだ試行錯誤の最中ではありますが、

皆様、是非、この物語をお楽しみください!

そして地上1階の転送装置部屋。

そこへ計7人のメンバーが戻って来る。


これで、ここでの任務は完了!

後は王都へ戻って報告だ。

ってハズだったんだけど・・・


オレ達が地上1階の転送装置の部屋を出て、

20メートルほど先にあるダンジョンの出口の方を見ると、

外からは異様な光景が目に入ってきたんだ。


「これは・・・・一体、何ごとだ!?」

アルトさんが、その状況を見て驚きの声を上げていく。


そう・・・・

出口の向こうに見える、本来、緑美しい森の木々が、

真っ赤な炎に包まれていたんだ。


「アンタたち!ここは危険だ、一旦ダンジョンの奥に退避したほうが良い!」


今朝、このダンジョンに入るとき、冒険者登録証を確認していた

ギルド本部のおじさんが、慌てた表情でダンジョンの中に入って来る。

そして、オレ達の姿を見ると、そんな叫び声を上げてきた。


「一体、何が起きたんです!?」

そのおじさんに尋ねていくアルトさん。


「竜だ!炎を吐くデッカイ竜が突然襲ってきたんだ!」

「なんだって!」


「森は炎の海・・・・旅館のほうは、今のところ大丈夫みたいだが、

ただ、あっちも時間の問題かもしれない」


「お店の人達は!?」

「多分、怖くて外に出られないだろう・・・」


思いもよらぬ展開に、驚くパーティーメンバー達。

ただ正直、今のまま放置したら、被害がドンドン広がってしまいそうだ。

何とかしないと。


「このままだと、森の炎が燃え広がってしまいます。

水魔法で消火したいんですけど、クラリスさん、水魔法は?」


「ごめんなさい、私、水は全然ダメなの」


確かに、ダンジョン内での戦闘を見ていると、

彼女が使っているのは氷魔法ばかりだった。


「わかりました。オレ、外に行って消してきます!」

「レオン、危険じゃないか!? 竜が飛び回っているかもしれないぞ?」


「大丈夫です!襲ってきたら、ダンジョンに逃げ込みますよ」


そういって、オレは出口に向かった。

このダンジョンの出入り口は、縦横3メートルくらいで、比較的小さい。

多分、通常の竜のサイズだと入ってこれないんじゃないかな?


そもそも、今回の竜というのは、どういう種類で、どんな強さなんだろう。

ダンジョン内にいると、良く分からないんだ。


なのでまず、オレはダンジョンの外に出て、直ぐに索敵を掛けてみる。

すると、大空に巨大な魔力反応が。


「あれか・・・」


燃え盛る森の木々の隙間から、空を飛ぶ竜の姿がチラリと見える。

かなりデカイ。

A級・・・・いや・・・・。


ただ、まずは鎮火に当たらないと。

「召喚【キャスター】!」

「レオン、待ってたぜ!」


「ねえキャスター、森の火を消したいんだけど、この辺一帯に雨って降らせられる?」

「あぁ、任せろ!」


とりあえず、キャスターと会話ができるようになったことを受け入れて、

オレは、彼に周囲の森の鎮火を依頼していく。


「じゃあ、いくぜ!」

「お願い!」


キャスターの掛け声と共に、オレ達の周囲に結構な強さの雨が降り始めていく。


「おぉ、いいねぇ~」

「だろう!? これで、森の炎はあっと言う間に消えるはずだ」


「うん、助かるよ!」



そしてオレ達は、森の中を少し歩いて、雨の範囲外になると、


「じゃあ、ここでもお願い!」

「わかった!」


キャスターを中心に、再び雨が降り始めていく。


「ヤバイ、オレがビショビショになっちゃう・・・ホーリー・シールド!」


キャスターの降らせた雨は、そこそこ強い。

まあ、その位は降らないと、森の火が消えないしね。


なので、オレは頭の上に光魔法でシールドを作って、

その雨を避けて行くことにしたんだ。


この魔法も、最近覚えた新技!

キャスター精霊ばかりに頼らないで、自分でも色々できるようにならないとね。



「それにしても、この雨、まさにレイン・フォールって感じだよなぁ」


オレがポツリと、そう呟くと・・・


「ほお、分かり易いネーミングだな。

じゃあ、今後はレイン・フォールって言ってくれれば、

この雨を降らせてやるぜ!?」


「わかったよ!」



そして周囲を見渡すと、あんなに燃えていた森の炎が、

徐々に鎮火していくのが分かる。

それはいい。


けど・・・・

時折上空の竜が炎を吐いて、更に別の場所が燃えていくんだ。

結局、元となる竜を何とかしないとダメそうだ・・・


そんな時、


「おぉ、すごいな、森の炎が消えてきているじゃないか!」


オレのことが心配になったのか、シルバー・グリフの4人と、

ノエル、セーラもダンジョンの外に出てきたんだ。

さっきまで燃え盛っていた森が鎮火しつつあるのを見て、みんな喜んでくれている。


ただ・・・

彼らも雨で、ちょっと濡れちゃってるっぽい。

このままじゃ、みんな風邪を引いちゃいそう。

なので・・・


「ホーリー・シールド!」

彼らの上にも、光魔法の壁を作っていったんだ。


「おぉ、ありがとう!」


これでみんな、風邪をひかずに済むかな?


「で、レオン、竜っていうのはアイツだよな?」

「うん、恐らくS級。ちょっと遠いので、詳細情報は分からないんですけどね・・」


「S級って、マジか・・・」

「流石にS級には勝てないよね」

「ムリムリ、しかも飛ぶ相手だし。。」

「でも、このままじゃ・・・」


シルバー・グリフのメンバーが、少々絶望的な表情をする。

B級パーティーがS級モンスターに立ち向かうのは正直厳しい。


ましてや、空を自由に飛び回る相手。

空を飛べない人間にとって、更に分が悪い。

確かに、絶望的な気持ちになるのは分かるんだ。


けど、オレは思案していく。

今、オレの召喚獣の中で、空を飛べて強いのは、A級のミスト・ワイバーンx3体。

あとはB+級のグリフォン2体に、B級のヴァジュラ・イーグル3体。

C級以下は、出す意味が無さそう。

もちろん、それとは別に、じいちゃんから譲り受けたバハムートが居るけど、

そんなの出したら、みんなドン引きだ。


このまま、あの竜、大人しく帰ってくれると良いんだけどなぁ・・・


最後までお読みいただき、ありがとうございました。


レオン達は、行方不明の冒険者達の捜索を終えて地上に戻って来ると、

周囲の森は火の海・・・

飛行系のドラゴンが襲来していたようです。

果たしてレオンは、この状況をどう切り抜けるのでしょうか?


そんな次回以降、どの様な波乱が巻き起こっていくのか?

今後の展開にも、是非ご期待ください。


もし「続きを読んでみたい」と感じていただけましたら、

画面下にある【ブックマークに追加】や、評価の【☆☆☆☆☆】をいただけますと、

執筆の大きな励みになりますので、是非、よろしくお願いします!

それでは、次回の更新まで、今しばらくお待ちください。

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